へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

受動型人間と能(脳)動型人間

2007年11月11日 04時29分03秒 | Weblog
昔は圧倒的に「能(脳)動型人間」が多かった。
文明の利器(禁断の木の実?)が発達するにつれて、「受動型人間」が増えてきている。
受動型人間を私流に表現すると、「ロボット型人間」と言う事になる。
鉄腕アトムのように、「人間並みの知能」を持ったロボットが出来る可能性は「限りなくゼロに近い」といってよいだろう。
現在あるロボットは、すべて、人間が作ったプログラムを元に動いている。
多少の「学習能力」を持ったものもあるが、「多少」と言う程度なので、余り役には立たない。
「受動型人間(ロボット型人間)」も同じ様に、「外部から与えられる情報」に左右されている。
外部から与えられた情報を「鵜呑み」にして、「自らの判断で情報を選別する」と言うことが出来なくなっている。
別な言い方をすれば、「物事の表面」だけしか見なくなってきているのだ。
インターネットの発達によって、個人が自由に情報を発信する事が出来るようになったが、一部では「情報操作されている」と言う話を聞く。
「企業が個人のブログを装って商品の紹介をする」、「個人が企業からお金をもらって商品の紹介をする」、・・・・・。
「個人が紹介すると信用されやすい」と言う、「人間心理」を巧みに利用した方法である。
「受動型人間は騙されやすい」と言う特徴もあるのである。
「情報過社会」では、「次々と入ってくる情報」を自分の意思で「制限」しないと、「情報を整理する」と言う余裕がなくなってしまう。
その結果「情報過(禍)社会」と言う事になってしまう。
「情報過(禍)社会」になってしまった現在では、「情報を活用」すると言うより、「情報に振り回されている」と言った方が正しいであろう。
情報に振り回されていると、「思わぬ損失(逸失利益)」に気がつく事も無いのである。
「すべての電話やメールに対応して自分を見失ってしまった人」が増えている。
物があふれ、「便利で豊かな社会」になるのと反対に、「心が貧しく」なってきている。
原油高騰が、様々な物に悪影響を及ぼしている。
原油高騰と言う「外圧」によって、日本の経済(家庭の経済も)が受ける影響は計り知れない。
自民党と民主党が、「くだらない事で対立」している場合ではないと思うのだが・・・。
これも、テレビ、ラジオ、週刊誌・・・・などが、「面白おかしく」報道する「情報・禍・時代の副産物」ではなかろうか?。
受動型人間は、能(脳)動型人間よりも早く「冬の時代」が来るように思うなだが・・・・。
コメント
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