へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

今月も11%の節電

2008年11月22日 03時06分36秒 | Weblog
先月も節電について書いたのだが、今月も予想外の節電になっている。
昨年は30日で321kW(1日10.7kW)だったものが、今年は29日で276kW(1日9.52kW)と、およそ11%も減少しているのである。
先月に比べると1日あたりの消費電力が増えているのだが、これは日没が早くなった分家の中にいる時間が増えたことと、気温の低下によるものだろうと思うので、来月・再来月と増えることが予想されるのだが、それにしても1日に1kWも少なくなった要因がわからない。
1kWと言うと、我が家の32型液晶テレビを6時間も見る時間を減らさなくてはならないのだから、これではほとんど見る時間がなくなってしまい、テレビを見る時間を減らしたことだけでは説明できないのだが、さて何で減ったのであろうか・・・・。
話は少し変わるのだが、わが国は京都議定書で温室効果ガスの6%削減の義務があるのだが、現実には削減どころか増加に苦しんでいるのであるが、ヨーロッパ諸国ではかなりの削減をしている国もある。
削減が出来た国と出来なかった国では一体どこが違うのであろうか?。
一言で言えば「国民性の違い」と言うほか無いのであるが、それでは一体どのような違いがあるのだろうか?。
様々な要因があるのだろうが、一つだけハッキリとしている事は「削減に国民が協力しているかいないか」と言うことだろう。
わが国では「産業界は必死に削減努力をしているが、国民は知らん顔」と言った状態で、このような状態で削減目標が達成できるのであれば何の苦労も無いであろう。
サブプライムローンに端を発した世界的な金融不安も「温室効果ガス削減」と言う面から見れば好都合だったはずなのだが、現実には「原油価格の大幅な下落」と言う副産物も生んでしまった。
一時は180円を超えて「200円台も・・・・」と言われていたガソリンの価格が、最近では110円台の店まで現れてくるようになり、車の乗るのを控えていた人も以前と同じように乗るようになり、それに追い討ちをかけるように「高速道路の料金引き下げ」などと言う馬鹿げた事も画策されている。
同じ料金の引き下げをするのであれば、一般車両ではなく「輸送関係の車両」にするのが「最善の策」だと思うのだが・・・・。
一般庶民の一員である私が言うのもおかしいが「日本は庶民を甘やかし過ぎる」と思えてならないのだが・・・・。
コメント
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