へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

企業献金は何のためにするのか?

2009年03月11日 03時29分19秒 | Weblog
「何らかの見返りを求めている」と言う以外に理由はないだろう。
本当に何も見返りを求めていないのであれば「匿名」でするべきで、企業の名を明かし、尚且つ「半端でない金額」であることを考えれば、「暗黙のうちに見返りを求めている」と言われても仕方ないだろうし、受け取る側もそれに応えているからこそ「継続的な献金」が成り立つのである。
それでは「何故に議員は献金を必要とするのか」と言う問題にも触れる必要があるだろう。
その理由は「選挙には金がかかる」と言う問題に突き当たるのだが、金がかかる原因は「支持者を引き止めておくため」と言うことが大きな理由であり、支持者自身も「何らかの成果(見返り)を期待して支持をする」のだろうから、見方を変えてみれば、議員も支持者も「同じ穴の狢」「五十歩百歩」「大同小異」「目くそ鼻くそをなじる」のと同じことになってしまう。
このように考えてゆくと、将来を見据えた「長期的展望に立った政策」など出来るはずもなく、行き当たりばったりの「その場しのぎの政策」になってしまうのは仕方ない(自業自得)であろう。
過去においてはその時代時代の転換点では、大きく世の中を変えるような人が出てきているのだが、現代では「当時とは社会や歴史的背景が全く違う」と言うことが有り、そのような人が現れるのを期待するのは難しいのではないだろうか・・・・。
世界的不況の元で「政府の無策ぶりばかり批判する人」が多いのだが、これは「天に唾する」のと同じことではないだろうか・・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする