今までに何度も民主党のマニュフェストを批判するような事を書いてきたのだが、昨日民主党が政権の座についてはじめての臨時国会が開かれたのだが、冒頭に鳩山総理が所信表明演説であれこれ言ってはいるが、何やら曖昧な表現ばかりで終始してしまい、最も重要な部分には殆ど触れていないように感じた。
特に問題にしなくてはいけない「来年度の予算」なのだが、概算要求で95兆円と言う過去最高の金額を、どのように削減するかは不明のままと言ってよいだろう。
さて、タイトルの「誇大広告と言うよりおとり広告では」と言う言葉だが、以前から感じていたのだが、民主党のマニュフェストを聞くたびに40年も昔のことを思い出してしまうのである。
40年前と言えば「不動産ブーム」などと言われた時代だが、その頃の私は不動産業界で働いており「おとり広告」というものにしばしばお目にかかっていたのである。
このおとり広告とは、「登記簿上は広い面積があるが、急傾斜地などで実際には家を建てることが難しい土地」などを、登記簿上の面積だけを強調して、あたかも「格安物件」に見せかけてお客を集めるのであるが、これに似たことが民主党のマニュフェストにもにも盛り込まれているのである。
あたかもマニュフェストを実現させる財源が確保されて様な表現をしていたものが、いざ予算編成の前段階である「概算要求」の段階で早くのほころびを見せているのである。
来年度の税収が減る可能性が高い中「概算要求は過去最高」と言う状態では、「赤字国債の大増発」と言う、「最も避けなければいけないこと」をしなくてはいけない状態に早くも直面しているのである。
「マニュフェストを実現するために赤字国債を大増発」では、自民党の政策を「ばらまき政策」などと批判する事などとてもできない事だと思うのだが・・・・。
不動産であれば、たとえおとり広告であっても「現地を確認してから契約をする」と言う事が出来るが、選挙の場合は「マニュフェストの成果を確認してから投票する」などと言う事は出来ず、「広告(マニュフェスト)だけを頼りに買う(投票する)」しかないのだから困った物である。
特に問題にしなくてはいけない「来年度の予算」なのだが、概算要求で95兆円と言う過去最高の金額を、どのように削減するかは不明のままと言ってよいだろう。
さて、タイトルの「誇大広告と言うよりおとり広告では」と言う言葉だが、以前から感じていたのだが、民主党のマニュフェストを聞くたびに40年も昔のことを思い出してしまうのである。
40年前と言えば「不動産ブーム」などと言われた時代だが、その頃の私は不動産業界で働いており「おとり広告」というものにしばしばお目にかかっていたのである。
このおとり広告とは、「登記簿上は広い面積があるが、急傾斜地などで実際には家を建てることが難しい土地」などを、登記簿上の面積だけを強調して、あたかも「格安物件」に見せかけてお客を集めるのであるが、これに似たことが民主党のマニュフェストにもにも盛り込まれているのである。
あたかもマニュフェストを実現させる財源が確保されて様な表現をしていたものが、いざ予算編成の前段階である「概算要求」の段階で早くのほころびを見せているのである。
来年度の税収が減る可能性が高い中「概算要求は過去最高」と言う状態では、「赤字国債の大増発」と言う、「最も避けなければいけないこと」をしなくてはいけない状態に早くも直面しているのである。
「マニュフェストを実現するために赤字国債を大増発」では、自民党の政策を「ばらまき政策」などと批判する事などとてもできない事だと思うのだが・・・・。
不動産であれば、たとえおとり広告であっても「現地を確認してから契約をする」と言う事が出来るが、選挙の場合は「マニュフェストの成果を確認してから投票する」などと言う事は出来ず、「広告(マニュフェスト)だけを頼りに買う(投票する)」しかないのだから困った物である。