へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

応援している力士?    追記しておきます。

2016年08月01日 04時28分11秒 | ブログのお題に関連すること
最近はいないが、九重部屋の力士には少し関心を持っている。

が、最近は余りパットした力士がおらず、少々物足りない。


それでは、何故九重部屋に関心があるのか。

それは、九重部屋を創設した「千代の山」と言う力士が大好きだからである。


「千代の山」と言っても知らない人が多いだろうが、初代の若乃花や栃錦より少し前の時代の横綱で、真面目を絵に描いたように力士だったらしい。

背が高く、野武士のような風貌が好きだったのだが・・・・。


横綱になった後に成績不振に陥り、一時は「横綱返上」を申し出るも、相撲協会からは却下される。

そう、横綱になると大関への格下げはご法度で、残るは引退する道しかない。


が、千代の山は引退はせず、そのあと精進をし、見事に復活をとげ、全勝優勝もしている。


引退後は出羽の海部屋の親方となり、出羽の海部屋を継ぐはずであったが・・・・。


後輩の「佐田の山」が出羽の海親方の娘婿になったため、その話は消滅する。


そのために新しく「九重部屋」を作って独立をしようとしたが・・・・。

ここで前代未聞の事件が勃発するのである。


相撲の世界では、部屋付きの親方が独立して新しい部屋を作るに当たっては、「現役の力士を連れて行ってはならぬ」と言う厳しい掟があるが、このときは驚くなかれ、現役の横綱「北の富士」を連れて行くことが許されてのである。

何でも、現役の横綱北の富士が「一緒に行けないのであれば引退する」と言ってのだとか。

これには相撲協会も困ったらしいが、結局は「事情が事情なので・・・・」と言う理由により「特例」として許されたらしい。


この後北の富士が引退して九重部屋を引き継ぐのだが・・・・。



今は「千代の富士」が継いでいる。

千代の富士は千代の山に憧れて力士になったので、横綱としての活躍が評価され、「一代限り」と言う条件はつくものの「千代の富士部屋」を作ることも出来るのに、それをしないで九重部屋を引き継ぐことに。



が、普通であればここで北の富士との軋轢が起きても不思議はないのに・・・・。

それが何事もないかのごとく北の富士が引き下がる。


これは私の推測ではあるが、千代の山の人柄がそうさせたのではないだろうか。


よって、これからも九重部屋の力士には活躍をして欲しいと思っている。

2016.01.20.









追記します。


九重親方(元横綱千代の富士)が昨日お亡くなりになってしまった。

まだ61歳だと言う。


すい臓がん。


私より13歳も若い。



それより、テレビで生前の千代の富士の姿を写していたが、その顔は、どことなく元横綱「北の富士」に似ている。


土俵上では「ウルフ」と恐れらていたが、普段の顔にはそれがうかがえない。

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