メガリス

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脅しがいけないならどうすべきだったと?『篤姫』

2008年09月21日 02時02分00秒 | NHK大河ドラマ『篤姫』

 NHKの大河ドラマ『篤姫』をほとんど惰性で観ている。

 先週分の録画を今日観た。
 プロデューサーも演出家も脚本家も何も考えていないのか?と思った。
 幕政改革を要求する勅命を拒否し続ける幕府役人を、“受入れなければ斬る”ことをちらつかせるという強引なやり方で薩摩藩が言うことをきかせる。
 このことに対して篤姫は怒り、準主役ともいうべき小松帯刀は「こういうやり方には納得いきません」と言い、勝海舟までが「力で人を動かそうというのは下の下。心で動かすべきだ」などという青臭い薄気味悪いセリフを吐く。
 では、そういう脅しがいけないというなら、あの時どういう手段を用いて幕府に改革案を呑ませれば良かったのか。それとも、この時の幕政改革自体が不要のものだったのか?肝心なそれらの点については全く語らない。
 戦後世間に広まった空疎なお題目である「暴力反対・絶対平和」思想に無批判に追従しているだけだ。うんざ
り。

 






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