楽学天真のWrap Up


一語一句・一期一会
知的遺産のピラミッド作り

「知りたい」ための我慢

2006-03-21 04:14:35 | まじめ

 ある「知りたい」ことのための巨大プロジェクトの会議。
技術の困難のために出来ないかもしれないという。お金が足りないので、出来ないかも、という。
誰がって?それは技術を持っている人。それはお金を持っている国。
でも私たちは「知りたい」のである。技術もなければお金もない!でも、ただただ「知りたい」のである。

こころの中で、以下の問答。
(「ジェット戦闘機一機より遥かに安いだろ?」「ピンポイントでミサイルを当てる技術より遥かに易しいだろ?」
「人を殺すための道具で墜落したり、爆発したりして一瞬に消えてしまうような壮大な無駄ではないよ」)

「私たちの研究によって分かる事はすぐに役に立たなくたって、必ず役に立つ時が来る」
 だとしたら安いものではないの.
「そこで開発される技術は必ず役に立つ」

といっても「すぐに役に立つ?」などと言われると本当に腹が立つ! 
だから長期展望のない日本は駄目なんだ!と切れたくなる。
(我慢我慢ーー、切れると負け。するが堪忍、なすが堪忍。大義の前の冷静沈着。)



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