学界と政治・アメリカ大統領交代
世相の理解をどうするかは、生き抜く上では欠かせないね。世界の動向・国内の動向、マスコミ情報、SNS情報。身の回り情報。この順序で私も自分の認識を整理し判断を下す。情報収集に当たって身構えるのは、世情の批判に終始するもの言いかな。「そうだ、そうだ!」と同意しやすいのだが、瞬間反応は失敗の因(もと)。三手は読もう。
アメリカ大統領、トランプからバイデンヘ。日本の幕末明治維新直前、南北戦争以来の交代セレモニーに前任者がいないという珍事。あ〜、やはり世界史的時空間転換の時なのだと認識。
今後、世界は米中対立を軸に進んでいく。自然を相手にした科学研究で人生を過ごしてきた経験として、ほぼ揺るがない重要な価値観は、フランス革命じゃ〜ないが、
自由・平等・博愛
この順序が大事。「学問の自由」なくして科学に未来はない。先人の業績への揺るぎない評価は批判的検討を超えたときに「真実」として定着する。先人への批判の自由なき世界に未来はない。しかし、その批判に冷静な抑制がなければ悲劇が訪れる。それが歴史の教訓。
ダイバーシティー(多様性)とインクルッシブ(包摂性)そしてオープンネス(透明性)。これが今、自由世界のアカデミーで、科学を前進させるための共通したキーワード。どの流れが時代を前へ進めるか。アメリカ社会は壮絶な競争で、今のところ正しく見える一つの選択をした。