石川 博雄(記憶の作り方)Hiroo Ishikawa (How to make the memory)

オイラと妻とチクワ(11歳めす猫)ムギ(9歳おす猫)マメカン(7歳おす猫)二人と三匹のその日暮らしアレコレ

写真て何だろう

2006-04-12 | 独り言
昨日現像したフイルムを見直して考えさせられることは、写真でみると存在感がある映像になるときと、現実を見たとき面白いと思ってシャッターを切っても、写真でみると、なんでもない光景に代わってしまうことがあることです。もちろん後者のほうが、圧倒的におおいのですが、森山大道さんの写真は前者の典型的な写真だと思います。私も極意を会得したいと思っていますが、見つけることはないでしょうね。みつけれないのが写真の極意のような気がしています。残念ながら矛盾していますが、そういうもんなんでしょう。

あいさつ文

2006-04-12 | 独り言
           花に咲いている時間

写真で押し花をつくりました。一瞬の時間を止めて永遠に閉じ込める、花に時間の刻印です。背景は現代を象徴するコンクリートを選びました。無機質な壁も季節によって多様な表情を見せてくれます。そして光と影は花を饒舌にします。花が写真と時間の狭間に咲きつづけます。
それにしても、切り花は不敵なやつです。命ともいえる根から切断されていることを、まるで気づいていないかのように花を咲かせます。ひとつひとつの細胞には、生きようとする性が潜んでいます。そして、切り花だけの終息の時間に、ゆっくりと一瞬の花を咲かせます。

5月29日から6月10日まで銀座ニコンサロンで開催する「花に咲いている時間」の、あいさつ文です。

印画紙再入荷

2006-04-12 | 独り言
フジレンブラント半切100枚入荷したとBCより電話。プリントはきりがない作業です。自分がどこで妥協するか、という事にかかっています。このブログと同じです。写真のことばかりでは、ジリ貧でついにIPが一桁になってくると、いつ止めようか?ということと同じです。