石川 博雄(記憶の作り方)Hiroo Ishikawa (How to make the memory)

オイラと妻とチクワ(11歳めす猫)ムギ(9歳おす猫)マメカン(7歳おす猫)二人と三匹のその日暮らしアレコレ

写真の世界

2006-04-20 | 独り言
写真に対する評価は摩訶不思議な世界です。数字で表すことができるなら誰が一番であんたが二番と客観的にわかるのですが、正解がない世界です。こんな写真はダメだと99人にいわれても、一人が個性的で面白い独特な世界で一般人にはわからないだろうなぁ。なんてコメントをもらうと舞い上がってしまうんですよね。これがあるから写真はやめられないんですよね。まぁ、めつたに無いのですがね。人から誉められる驚かれることを目標になんだか悪戦苦闘しながら自分自身に罵りながら写真をつづけているんです。身内と友人の意見はあまり耳を傾けない。このことには自戒しています。適当に誉めてくれるに決まってますから、まぁこのへんが私のアマノジャクのゆえんなんです。写真のもうひとつの世界は、何十年何百年と時が経過すると、その写真が持っている価値が変わって来ることなんですね。100年経過した都市の風景は貴重な記録と変貌しているでしょう。だから今通用する写真が果たして、歴史の中へ埋没していってしまうのか?、それとも100年後の人々の感性にピッタリきて、賞賛されるのか?まぁ私の写真は資料としても役に立たないし、感覚も古臭い写真になってしまう可能性がたかいのですが。そんな大それた野望をいだいて、今日も写真をシコシコと撮っている自分がいるんです。