石川 博雄(記憶の作り方)Hiroo Ishikawa (How to make the memory)

オイラと妻とチクワ(11歳めす猫)ムギ(9歳おす猫)マメカン(7歳おす猫)二人と三匹のその日暮らしアレコレ

長女

2006-12-30 | 独り言
奈良から長女が帰ってきた。

私のニュース

2006-12-30 | 独り言
私自身のニュースは銀座ニコンサロンで2週間の個展を開いたこと。1999年に私自身初の個展を開いたのが銀座ニコンサロンです。当時は松屋デパートの前のメガネ屋の3Fにありました。ニコンでの2回目になった今年は報道関係が多く入居しているクレストビル2Fに移転をしていました。銀座でも人通りからはずれているので、通りすがりでぶらっと入ってくる人はいない。併設されているニコンの修理受付に来た人が入って来るのが大半だ。ニコンサロンは地方の人が思っているほど人数がはいらないし1970年あたりの銀座ニコンサロンという名前のブランド力はない。そして開催してみると賛否両論があった。当たり前と言ったら当たり前のことですが、面と向かって、嫌いだと言われたことは初めてでした。そして「ここに見に来ている人達の顔を見てるが、あなたの作品の良さを解る人はいないように思う、私は面白い良いと思う。でもあなたの感覚が解る人は少ないと思うよ残念に思う」変ななぐさめを言ってくれた人がいたのが印象的でした。2週間開催をして、自分自身は個展はもう卒業しようと思ったこと。たしかに今6ヶ月を過ぎて、以前抱いていた個展を開催したいという強い気持ちは無くなりました。どうしてでしょうね。
2年間を製作に費やして、相当の費用をかけて2週間個展会場にいても、以前のような高揚が感じられない。私の作品の稚拙さもあるのでしょうが、写真関係者はほとんど見に来ない。午前中は5人程度暇つぶしの老人は大半をしめている。一般の人はこない。たまに写真学生が引率の先生につれられて、団体でやってくる。集団は自分達のおしゃべりに夢中で、雰囲気を壊す。時間がきめられているのか、10分ぐらいすると先生が催促をして、次の会場へ引率してでてゆく。午後からは6時までが30人程度、6時以降は誰も来ない。これの同じパターンで2週間をすぎてしまいました。いつ行っても、個展会場に作者がいたためしがない銀座ニコンサロンでしたが、やっと自分が開催してみて、理由がわかりました。現在のニコンサロンは又場所を変えて、松坂屋デパートの裏あたりになり、ショールームと同一フロァーになりました。こうして文章を読み返してみると、写真の力で人をひきつける写真を撮らなければいけないということと、写真が時代をリードした時代はとっくに過ぎて、写真自体が時代から大きく取り残されていってるてことを実感しました。でもオッサンの私には時代遅れのモノクロフイルムでせっせと撮る行為しか、知らないんだよな。
そして、これから私の写真が変わっていくわけではないが、時代の方が写真を変えてさせられることになってきている。それはフイルムが特殊な分野になってきているし印画紙も本来の美しい画像を提示しなくなってきている。デジタルになっても写真の本質が変わるとも思えないが、写真家が神のごとく、なんでもいじりたくった映像ばかりになる方向になるのではないか?自分のことは自分が一番わからない。

晴れ12/30

2006-12-30 | 独り言

晴れたけど寒い。雲はない。