昨日
長岡弘樹著「教場」を読み終えて、この著者の他の小説を読みたいとアマゾンで検索したら「線の波級」小学館文庫「陽だまりの偽り」・「傍聞き」双葉文庫の三冊が掲示された。
それぞれ新刊と中古本が掲示され、中古本は1円からある。アマゾンは中古本に関しては送料250円が必要なので合計251円ということになる。
ブックオフで105円で探した方が安いのだが、何処の店の店頭に有るのか無いのか分からないので何件も回ることになる。
有ればよいが今までの経験上は、まず無いだろう?そして105円で売っているとは限らない。350円が多いのだ。
そうなるとアマゾンでポチッとした方が安いか?ということになる。
でもなぁ・・・世の中の本好きがアマゾンで買い始めたら(現実はそうなっているのだ)書店が町から消えてしまう。古書店も同様だ。
スパーやコンビニで週刊誌を販売していて町の書店は何を売ったらよいのか何が売れるのか暗中模索の状態から抜け出せない。
結局は、街から酒屋が消えたように書店が風前の灯のようだ。
しかし新聞報道によるとアマゾンの巨大倉庫で働いている人は1時間で出荷する数が決められていて機械のような労働を強いられるそうだ。
世の中便利にはなってゆくが、そこで働いている人もその便利なシステムからはじき出された人も誰も徳にはならないという不幸な世の中になってきているんじゃない?
便利を謳歌する時代になったが、それを利用する人のその組織の人も誰も幸せにはなれない不思議な世の中になってきた。
昔のことだが
ドイツのTV番組で
低コストの低価格の商品はを買うことは一見すると徳をしたように思えるが、そこには必ず低賃金の犠牲を強いられている人の上に存在をしているから
低コスト商品は世の中を不幸にする
と報道していたが・・・現実味をおびてきた
体重=56.8Kg