石川 博雄(記憶の作り方)Hiroo Ishikawa (How to make the memory)

オイラと妻とチクワ(11歳めす猫)ムギ(9歳おす猫)マメカン(7歳おす猫)二人と三匹のその日暮らしアレコレ

2023/06/06 TUE

2023-06-06 | マメカン

山口瞳著「忘れえぬ人」河出書房新社2006年刊のエッセイ集のなかの一編「芸は身を助けるか」で将棋指し(棋士)は貧乏で、贅沢に暮らせるのは木村義雄名人唯一人で、あとは貧しく喰えない職業と思っていて、山口は貧乏が怖くて棋士憧れていたが逃げ出したとある。それが今では羽生善治ブームをへて藤井聡太ブームの一大旋風の渦がまいている。棋士が食べたオヤツまでもが取り上げられて売り切れ完売とは恐れ入った。

世の中は、変わっていくものだが、力道山の街頭TVから始まった放送メディアが斜陽になり、新聞社も凋落の止める術もなく、個人が発信しているブログの形式も終焉の兆しが見えている。不変のものはこの世には、一つもなく変わらないものは「人の心のなか」だけかもしれない。

きょうも、オイラは寒暖差アレルギーで鼻水を垂らして「もう猫は飼わんぞ」と悪態をつきながら、ムギのオシッコとマメカンのウンチとチクワの嘔吐で猫達の後処理で一日が始まっています。