本書は1962年8月5日に36歳で亡くなったマリリン・モンローの怪死事件についての記載の記事があるので購入。ただしマリリンの死に関する文章は5ページだけです。何故マリリンの死は、怪死なのか?血液の検査からは、睡眠薬成分の致死量が検出されている事。そして解剖の結果は胃の中には睡眠薬の白い痕跡が無かった。では何者かに注射をされたのか?全身を調べたが注射痕は無かった。ではなぜ血液中に致死量の睡眠薬があって、何処から入ったのか?解剖記録には、マリリンの死体の結腸(尻の穴)には充血した紫色の変色があると記載されているので、座薬が考えられるが、そんな殺人は過去に聞いた事も無いのだ。それに途中で排出される等、失敗があれば、ベット、シーツなど痕跡が残る。こんなリスクを冒すだろうか?結腸幕の変化は死後の腐敗に生じる事が多いらしい。服用していた睡眠薬はBarbiturate、バルビツレートで現在では用いられてことは無いそうです。
PS マリリンモンローの死に関するドキメント風映画が多く存在する。現場に駆け付けた警官の話では、違和感があった証言が多い。ベット脇のテーブルには大量に睡眠薬が並べてあったがすべての瓶にはキチッと蓋がしあった。薬を飲む為のコップが見当たらなかった。睡眠薬自殺の遺体は身体がよじれているが、マリリンモンローは直立不動の姿勢で仰向けだった。そしてAM5時だというのに家政婦は洗濯機を回していた。主人が亡くなったのに、どうして洗濯などしていたのか?不思議に思ったのなら何を洗濯していたのか?調べれば良かったが!調べていないようだ。そして救急車を呼ばなかったのか?隣人は救急車が着たと証言しているが、救急車は出動した記録は無いのだ。