☝で紹介がしてあったつげ義春著「猫町紀行」1982年刊をオイラは、まったく存在を知らなかった。オイラは病気なので絶対に読んでみたいと古本を探したが、とてもオイラが手が出る値段ではない。猫町紀行を掲載している本を探したら本書がありました。これもなかなか手に入りにくいけど、ちょうどメルカリにあった。まぁオイラは読めればいいので、といってももう40年も前に出版された本なので、存在しているだけでも有難い。
つげ義春の不条理な世界に、立ち入ると抜け出せなくなるのです。もうこれは別世界というより日本の高度成長期に置き去りにした。今では見向きもされない貧しいけど桃源郷だった頃の迷宮だろうと感じる。