石川 博雄(記憶の作り方)Hiroo Ishikawa (How to make the memory)

オイラと妻とチクワ(11歳めす猫)ムギ(9歳おす猫)マメカン(7歳おす猫)二人と三匹のその日暮らしアレコレ

6月30日(木)

2016-06-30 | 独り言

昨日の夕方の東京のこと

すし詰め状態の満員電車は乗客が全員乗り込んだと思われても動き出さない。

発車まで2分あると車掌が車両放送でアナウンスしたときオイラの隣の

痩せた長身の男とが左手をゆっくり上げてきて

チャック付きの菓子袋を口に持ってきて何かを食べた。

袋は封筒程度の大きさで青い色なので、果汁グミ?かなぁ・・・

そして男はゆっくりと袋と持った左手を下げた。

こんなぎゅうぎゅう状態で食べようとする男の心理状態は、

ストレスを感じているから食べる事でこの状態から逃れようとするのか

よっぽど腹が減っているので食べるのかと考えていたら電車は扉が閉まり動き出した。

電車が動き出してからも男は左手を上げ下げした食べている。

何度目かの時タイミングが悪かっただろうね左手の菓子の袋が床に落ちてしまった。

どうするんだろう?次の駅が到着するときに拾うか?それとも諦めるか

でもなぁ中身は汚れてなくて大丈夫なんだから、

自分の事のように考えていたら長身の男はゆっくりとゆっくりしゃがみ始めた。

オイオイ!!満員電車の状態で今のタイミングで拾いますか・・・

この男、ひょっとして変態男?新手の痴漢じゃないだろうなぁ・・・

男の周りの男も女性も異変に気が付いて身を引いた。

そのタイミングで細身の男は左手で菓子袋を掴んでゆっくりと立ち上がってきた。

菓子袋の包装は何のデザインで何を食べているんだろうと袋を見たら

中指と人差し指で摘まんでいるのだが、袋が上下が逆さまだ。

おいおい!中身が落ちるぞ!と思っていたら

カシューナッツ・ピーナッツ・アーモンド・が床に散乱した。

男は空になった袋を背広の左ポケットに終い

男は奥歯を噛みしめていた。

やがて電車は駅に着いて、乗客もオイラも降りるには床に散らばった

カシューナッツやアーモンドやピーナッツのことなど忘れてドカドカ降りた。





体重=
Nikon CoolpixS9700

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