山田幸憲(1946年~2001年)は1972年からパチプロになった。パチプロ日記は1999年3月~2001年4月パチンコ必勝ガイドに掲載。蘇る名機との日々は1999年12月~2000年7月パチンコ必勝ガイドに掲載された作品。癌に侵され治療しながらのパチプロ奮闘・闘病日記である。
パチプロという言葉を聞くとオイラは、ある人から相談を受けた思い出がよみがえる。
息子が大学を卒業したけど、就職のことをちっと離さない。何度電話をしても「分っている」と言うばかりで、今何をしていると言わない。卒業したから生活費は送っていないので金には困っていないようだ。それで2年経っても「うんともすんとも」言わないし、人に話すことが出来ない職業かと思い。こっそり息子のアパートへ行った。そうしたらパチンコ三昧。「パチプロで、家を買ったり、奥さんや子供を育てている人はいないぞ!まともな就職をしろ!」と言っても鼻で笑うだけで何ともならない。パチプロと本人は言うが、病気だと思う。どうしたらいいだろ?と相談された。
もう20年も前の話だが、パチプロの息子は、どうなったのだろう?