セブン‐イレブン批判本を「封殺」するトーハン(ファクタ) - goo ニュース
書籍取次大手のトーハンが、「セブン-イレブンの正体」の配本にストップをかけていたそうで。
ネタとなったセブン-イレブンが、自らの店先から同書を締め出すならわかるが、なぜ、出版流通の元締めのトーハンが配本を拒絶するか。
関係筋の話では、
「セブン-イレブンの盟主である鈴木敏文氏がトーハンの取締役副会長を務めており、その告発本を扱うわけにはいかないと週刊金曜日側に通告してきた」
とのこと。
今では配本停止を撤回して騒ぎが収まっているようだが、自身が経営する企業に対する批判本を、鈴木氏自らが締め出したのだろうか。
だとすれば、トップに立つ者としての器の小ささ、器量の狭さが見えてしまうのだが、えてしてこういうことは「トップの気持ちを慮った周りの配慮」によることが多い。
“上”に対してマイナスな話は伏せておき、良い話だけを耳に入れよう、あるいはマイナスな話もプラスな話に転化して届けようとするのは、悲しいかなサラリーマンの性と言える。
今回の騒動も、そんなサラリーマン気質の発露でしかない話ならまだマシだが、鈴木氏自身による言論封殺だったなら、由々しき問題である。
書籍取次大手のトーハンが、「セブン-イレブンの正体」の配本にストップをかけていたそうで。
ネタとなったセブン-イレブンが、自らの店先から同書を締め出すならわかるが、なぜ、出版流通の元締めのトーハンが配本を拒絶するか。
関係筋の話では、
「セブン-イレブンの盟主である鈴木敏文氏がトーハンの取締役副会長を務めており、その告発本を扱うわけにはいかないと週刊金曜日側に通告してきた」
とのこと。
今では配本停止を撤回して騒ぎが収まっているようだが、自身が経営する企業に対する批判本を、鈴木氏自らが締め出したのだろうか。
だとすれば、トップに立つ者としての器の小ささ、器量の狭さが見えてしまうのだが、えてしてこういうことは「トップの気持ちを慮った周りの配慮」によることが多い。
“上”に対してマイナスな話は伏せておき、良い話だけを耳に入れよう、あるいはマイナスな話もプラスな話に転化して届けようとするのは、悲しいかなサラリーマンの性と言える。
今回の騒動も、そんなサラリーマン気質の発露でしかない話ならまだマシだが、鈴木氏自身による言論封殺だったなら、由々しき問題である。