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長い入試

普通、入試は数日で結果がわかるようになっています。最近は当日、ホームページで合否を発表する学校も増えたのでまあ、あっという間に終わってしまう、という感じがするものですが、あまり歓迎できない「長い入試」があります。

それは補欠。

補欠というのは、学校によっていろいろなシステムがあります。

合格発表と同時に補欠候補というのが発表される場合。補欠というのは、定員が埋まらなかった場合、繰り上げるということなわけですが、その順位も教えてくれる学校とそうでない学校に分かれます。

自分が補欠であることを知っている方がいいのか、知らない方がいいのか。

知っていれば当然、繰り上がりを待つことになるわけで、逆に入試が長くなる。

これはあまり良いことではない、と考えて、補欠候補を発表しない学校もあります。

たとえは複数の入試が行われる場合。やはり複数回受験する子どもたちを優先する、という学校が多いのですが、では複数回の試験の結果で補欠順序をどう決めるかは、それぞれ学校にルールがあります。

例えば偏差値で決める場合もあれば、とった点数の総合点で並べ直す場合もあるし、あるいは良い点数だけを合計する、というのもあります。

で、いずれにしても繰り上げる順番は決まっているわけだけれど、それを事前には公表しない。

ただし、回れば当然連絡するわけで、発表しなくても待ちたい、と思う家庭は多いでしょう。そうなるとやはり入試が長くなるわけで、それなら事前に教えてくれていた方が良い、ということになるのかもしれません。

いずれにしても補欠になったら、入試は長くなる。が、どこかで切り替えないといけない部分も当然あるわけで、学校も「これで終わりました」という発表は必ずしています。

願わくば、やはり長い入試にならないように、子どもたちには1点でも多くとってもらいたいものですが。

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