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集団塾は競争で支えられている

昔は、中学受験を教える先生が少なかったのです。

だから大手予備校のごとく、1クラス100人の授業などというものが存在しました。今からするとあり得ないことですが、しかし、そういう時代があったのです。

しかし、今は違います。たくさん教えられる先生がいる。

だから、基本的に個別指導の方が子どもたちの指導にはプラスになるのです。その子一人一人の問題にきちんと対応できるからです。

でも塾は個別中心になったら、今のシステムが崩壊します。だから、集合塾として成り立つようにシステムを作る。

それが組み分けです。つまり、子どもたちを競争させ、順番を付ける。個別では、わかりにくいといわれる全体の順位で煽るわけです。

その煽りにやられて、精神的につらい思いをしている子どもたちや保護者の方が増えました。

しかし、その順位で入試の合否が決まるわけではありません。最終的に入試でできるかどうか、が勝負です。

だからその競争からいったん距離を置くことも大事。

なに、6年生の後半にはいろいろな塾で模擬試験があるのだから、その位置は自然とわかるので、最初から煽られる必要はないのです。

そろそろ個の勉強に注力していった方が、子どもたちの負担は減るでしょう。そして大事なことですが、それで子どもたちの問題が解決すればいいのです。




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