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偏差値は簡単に上がらないが

この夏は、相当頑張った、と思って、9月の試験に挑んだが、あまり偏差値は変わらなかった、という話は割と良く聞きます。

というのは、しかし、ある意味当たり前の部分があるでしょう。本人が頑張っているのはわかるにしても、回りが頑張っていないか、と言えばそんなことはない。回りも頑張っている。

だから、全体としてレベルが上がれば、当然、成績はそう簡単には上がらない。むしろ下がらなかったのは大したものだ、というような話なのかもしれないのです。

で、問題はそういう相対論とは別に、志望校の問題に対する出来を考えていくべきだと思います。別に偏差値で合格するわけではない。実際に出題された試験でできるかどうかが、ポイントになる。

偏差値は上がらないが、過去問はできるようになった、というのであれば、それはそれでOKなのです。だから相対論にあまり耳を貸さない方が良いでしょう。というのも、偏差値を決める模擬試験と志望校の傾向が違えば、当然できないということはあり得るわけですから。






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その子の体力の範囲で

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2学期以降の学校生活は?

すでに夏休みを終わって、学校が始まった地域がありますが、私学は例年通り9月まで夏休みをするところが多いようです。

しかし、この間、部活は大きく制限される。いろいろなスポーツでガイドラインが発表されて、いかにコロナ禍でも練習をするかが研究されているものの、それでも感染が学校や部活で広がる可能性があるので、学校はどうしても慎重にならざるをえない。

結局、学校での部活もあまりできないまま2学期を迎えそうです。

さらに学校行事にも制限がかかるでしょう。文化祭などの公開イベントは軒並み一般公開を中止する学校がほとんど。オンラインで何とかしよう、と思うものの、しかし、それもまた大変なことではあるのです。

休校期間中、できなかったことをなるべく後期で、とは思うものの、修学旅行や遠足、運動会などのイベントも今年は運営が非常に難しい。

いろいろな部分で制限される秋になりそうなので、子どもたちのために学校はもう一段工夫してもらえればと思います。






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第443回 ミスとの戦い

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学校別対策を優先する

子どもが受験する学校は5校~6校。

本当ならみんな同じ出題傾向になればいいわけですが、そううまくはいかない。それでも志望順位はあるわけだから、先に第一志望とか第二志望の学校別の出題傾向に合わせて勉強します。

何校合格しようと、行く学校はひとつなのだから、一番行きたい学校に入れればそれが一番良い、ということなのです。

ただ、学校別の対策をしていってもそれだけで終わるわけでは当然ありません。

ひとつのカラーを集中して勉強していくことによって枝葉は広がっていくわけです。

そしていろいろな出題傾向にもだんだん耐えうるようになってくる。第一志望以外の学校の入試問題にも対応できる力ができてくる、と言えるかもしれません。

しかし、それは時期の問題がある。

つまり東京、神奈川の場合は2月1日からだから、それに間に合わせないといけない。ただ、子どもによって早く仕上がる子もいれば、そうでない子もいる。

とすれば、少なくも第一志望の学校の対策は先にやっておけば、他の学校が間に合わなくても何とかなる。

だから、学校別対策を先にやるべきなのです。

学校別対策をすることによって、その傾向だけできるようになる、みたいな感覚を持たれる方がおられますが、そんなことはない。

いろいろなことがだんだんできるようになってくるものです。ただし、そこに時期的なずれがあるのは間違いない。

最終的にどの学校の問題をやっても大丈夫、くらいになるのが理想だが、そうならずとも「第一志望に出ることはある程度できる」ということでも入試はOKなので、そちらにターゲットをまず絞ってください。






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自分の課題に向き合う

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仕上げたという感覚は必要

夏休みがすでに終わったところもありますが、やはりここで「充実感」を味わう必要があると思うのです。

短い夏休みではあったけれど、それでも勉強したことは間違いないでしょう。ところがこれから模擬試験の時期に入っていきますが、最初はさほど成績が伸びない。これは勉強した分、選択肢が増えたり、迷うことが増えたりしたせいで、かえって混乱している部分があるからです。

しかしそんなに心配しなくとも、ちゃんと力にはなっていく。これから問題演習を続けていけば、確実にこれまでの勉強がプラスになってくるのです。

だから、がんばったのだ、ということを目に見せておく必要がある。

例えば算数のノートを振り返ってみたり、夏期講習のテキストを振り返ってみたりして、「すごい、よくがんばったね」ぐらいは言ってあげてください。

仕上げた、という感覚があるからこそ、次にまたがんばろうと思う気持ちが出てくるので、「何となく終わっちゃった」にならないようにしてください。






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長い拘束時間を再考する

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納得しないと進まない子

問題を解いていて、わからないことが出てくると、わかるまでいろいろ調べたり、あるいは先生に質問する子がいます。

しかし、説明を聞いたからと言って、わからないこともある。

そうなると、さらに質問をしたり、あるいは自分で調べたりするので、時間がかかる。他から見ていると、もう少し時間を効率良く使った方が良い、と思うこともあるかもしれません。

しかし。この態度が大事。

納得できないと、何か気持ちが悪い。だから、納得したい。そういう気持ちがやはりできるようになる子には必要なのです。

わからないことを、わからないまま置いてしまうと、結局できるようにはならない。

ひっかかっていることは、なるべくその場で解決してから、次に進んでもらいたいと思います。






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暑さに気をつける

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これから先も忙しい?

夏休みを短縮して、3ヶ月間の休校部分を補ってきたのですが、まだまだ追いついていない、というのは当たり前の話で、これから先もまたフォローを必要としているでしょう。

夏休みを短くしなかった地域では、土曜日の授業を長くしたり、いろいろなイベントをやめて授業に回そうとしていますが、イベントはイベントでやはり大事なところはあり、そう何でもかんでも中止というのも困る面はあるのです。

しかし、子どもたちのスケジュールが忙しくなる、というのはこれから先も予想されるし、また感染が広がれば一部地域を対象に休校になる恐れがあります。

そうなるとまた子どもたちのスケジュールが忙しくなる。

なので、つねに勉強の優先順位を変えていけるように準備していきましょう。まずはこれだけはやる、と言う内容をしっかり固めていくことです。






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学校は見に行った方が良い

今年はコロナ禍で、文化祭の一般公開はほぼ中止されそうです。

その分、各校はオンラインでの説明会や個別相談会を開催していく予定ですが、しかし、まだ見ていない学校に行く、というのはやはり問題がある。

子どもたちにとって、次の6年間を過ごす場所ですから、事前に見ておくに越したことはない。

なので、機会を見て、学校の様子を見に行きましょう。

中に入れないかもしれないが、それでも何となく学校の様子を知ることはできる。学校によっては快く見学を受け付けてくれる場合もありますから、諦めずに見に行く機会を見つけてください。






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受験勉強はきりがないから

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有名な出題傾向

各校はそれぞれに独特な出題傾向がありますが、当然のことながら、それを作問している先生がいます。

在校生に話を聞くと
「~先生の出題に決まっている。期末試験も同じ形だし。」
というような情報が帰ってきます。

まあ、そこまで顕著ではなくとも、「ああ、今年も出たな」というような問題はあるものです。

で、なぜそのようなパターン化された出題があるのか、と言えば、当然のことながら、その傾向を勉強してくれた方が良い、と学校側が思っているからです。

何もそういう情報がない、ということは入試対策がしにくい。そうすると出題傾向がはっきりしている学校に比べて受けにくくなります。そうすると必然人気がなくなるところがある。

ああ、今年も出たな、という問題があるところは、それだけ対策もしやすいし、受けやすいという面があるのです。だから、そういう傾向をしっかりとらえて準備を進めてください。






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夏休みが終わった?

お盆休みの期間ではあるものの、すでに夏休みが終わってしまった地域があるようです。

コロナ感染が進んでいるので、始業式などはしばらく見送りになったものの、実際に学校が始まってしまうと、またいろいろ問題が出てくるかもしれませんが、しかし、こんなに短い夏休みということは、子どもたちにはとても残念だろうと思います。

また、この暑い中、また学校で勉強するということになると、熱中症も心配になる。

本当はもう少しじっくり構えていった方が良いように思うものの、とにかく今は追いつけ、ということで何とか3ヶ月の遅れを取り戻そうと必死になっているところがあるようです。

しかし、ただ終わらせる、ということになってしまわないか、ちょっと心配。

子どもたちはそれなりに勉強はがんばっているでしょうが、もう少し余裕を持たせてあげたいと思います。






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断片的な知識をどうつなげるか?

暗記テキストは一問一答になっているものがあり、それをそのままの問題で解くと、当然のことながらできるのですが。

同じ答えが、例えば模擬試験や過去問の問題でできるか、というと持っている知識がつながらないので、正答にならない場合が結構あります。

例えば歴史で、その事件のことだとは思わなかった、とか。社会でこの地域のことだとはわからなかったとか。

ということはただ、覚えるだけではなくて、覚えたものを活かす問題練習をしないといけないのです。なので、塾によっては暗記テキストを3回やってからようやく過去問ということになるのですが、待っていると時間が不足することはよくあること。

なので、同時にやっていくことを勧めます。最初のうちは、まだ知識がちゃんと覚えられていないので、断片的な知識すら出てこないこともあるでしょうが、それでも答え合わせをすることで、知識の他の側面が見えてくる。そうやって、何回か違う問われ方をすることで、その断片的な知識のいろいろな側面が覚えられてくるのです。

これから細かいことを覚えていかなければいけない時期に入っていきますが、同時に問題演習も進めて断片的な知識がつながるように心がけてください。






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