チラ族イオナンタが開花していた。
ラックの奥にいたので気がつかなかった。
葉っぱもピンクにそまりきれいだ。
こいつは花を咲かす前だけ葉も色づく。
寒い冬の部屋を彩ってくれたシクラメン。
だんだん葉っぱが減って元気がなくなりこのまま休眠するかと思っていた。
試しにベランダに出して風や雨にあててみたら活き活きと葉を繁らせてきた。
そうか、こいつも光や風がすきなのだ。
なんとなく外にでないネコみたいに家が好きなのだと思い込んでいた。
花が無くても葉も模様が面白い。
路上の紫陽花畑に異変が。
色は紫陽花に似ているが形の違う花が咲いていた。
ん?
これはどう見てもコスモスだ。
コスモスは「秋桜」と書く秋の花。
どうなっているんだ、と思いつつシンプルで清楚な花に癒される。
家の中にも異変が。
小顔でおなかがぷっくりふくれた金魚、ピンポンパール2号が死んだふりをして水草に浮いている。
このままずーっと動かない。
「死んでる?」
心配になって鉢をつつくとあわてて泳ぎ出す。
「なんで起こすんですか!」と怒っている。
1号は普通にそのまま寝ているが2号は縦になってどこかに浮いて寝ているのだ。
変なやつだ。
さて、ベランダではカサブランカのつぼみがふくらんできた。
梅雨は植物たちの季節である。
嗚呼、ボタニカル!