半月ぶりに土曜日の朝をゆっくり過ごす。
日差しが部屋の中に深く入り込むのに驚く。
秋が確実に深まっている。
アウトドアで過ごしていたチラたちも窓の内側に移動した。
明るい秋の光りでよく観察ができてありがたい。
2杯目のアールグレイを飲みながらぼんやり植物たちを眺められるのは幸福だ。
ネオレゲリアを一つ枯らしたが他は概ね元気に育ってくれた。
洋ランたちをバケツに入れて水浴びさせた。
水苔に霧吹きで水をやるのに疲れたからだ。
もっと力の要らない霧吹きがないものかと思う。
一鉢に10回プッシュすれば全部で140プッシュすることになる。
毎日ではないが手がだるくていやになる。
手間がかかる割に1年近く花芽もつかず納得がいかない状態ではある。
ただ一鉢だけ花も無いのにいい匂いを放つやつがいる。
奥行きのあるいい匂いがするのだ。
「まあまあ」となだめられているようにも思う。
まあ、大目に見てやろうか、今のところは。
彼らに生かされているのも確かなのであった。
嗚呼、ボタニカル!