枝が萎れてきたなくなり廃棄されそうになった会社のドラセナ。
誰も面倒を見ないから当たり前だ。
見つけた以上は看過できず捨てられる寸前に救うことにした。
幹を触るとまだ硬くしっかりしている。
これなら大丈夫だろう。
適度な光と、たまに水を上げるだけで再生するはずなので、元気のない葉っぱを全部切って様子を見ることにした。
それから2週間余り。
切った枝元や脇から葉っぱの赤ちゃんが出てきた。
ここにも、そこにも。
かわいい。
やつらは生きることに一生懸命なのだ。
元気なうちは、ダメなところをバッサリ切り捨てて新しい息吹を送り込むのだ。
なんだかうちの会社のことみたいだ。
コロナ禍でも在宅勤務体制やテレワークのインフラ整備が全く進まず、改善改革がなされていない。コロナ以前に戻すことが最善の如く思っている。
もう、戻らない。
戻すのではなく、新しく前に進むのだ。
その方がみんなのポジティブなエネルギーが湧いてくる。
せめて自分の責任の範疇だけでも改革しよう、などとこのドラセナを見て思う。