『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

古木

2015年12月12日 | 日記


社員旅行で近江は長浜へ行った。
長浜城の近くに立派な藤の古木がある。
十メートル四方に枝を伸ばしていた。
うねるような枝は凄みさえある。
この古く荒々しい木にもきれいな花が咲くのだろう。
さぞかしコントラストが見事だろう。



大きなサルスベリ。
これも見事だ。
枝いっぱいの花が咲いたらきれいだろうな。



樹皮が美しい。
樹木は長い年月をかけて少しずつ育つ。
大きな樹をみると触ってしまうのが癖だ。
ぽんぽんとたたいてしまう。
何かパワーをもらえる気がする。
もらったパワーは朝酒、昼酒で使い切ってしまい
すっかり飲み疲れてしまった。
反省しつつもまた植物に癒してもらおっと。

嗚呼、ボタニカル!


ビカクシダ

2015年12月06日 | 日記


昨日に続いて植物園ネタを。
ビカクシダの赤ちゃん葉っぱ。
小っちゃな指をにぎにぎしている。
かわいい。




大きくなると葉っぱだけで大人の腕くらいはある。
植物園のビカクシダはどれも巨大で本物のオオツノジカを思わせるくらいだ。
種類も多く見応えたっぷり。




少し成長し始めた葉っぱ。
やはり何かをつかもうとしているみたいで
赤ちゃんが母親の腕にしがみつこうとしているのに似ている。
小さくても力強い意志を感じる。
大事な何か、早くつかまえられたらいいね。

嗚呼、ボタニカル!


美人ぞろい

2015年12月05日 | 日記


近所の動植物園に行くと「もみじ狩り」だった。
イケメンゴリラで有名なシャバーニ君がお出迎え。



少し傾きかけた日差しを受けてなかなか美しい。
錦繍といった風情だ。




温室ではカトレアがいい匂いを放っている。
自宅の洋ラン族はあきらめた。
既に1年以上お世話をしているのに一向に花を咲かせる気配がない。
胡蝶蘭、カトレア、オンシジューム、シンビジューム他もみんなそうだ。
まるで示し合わせているかのように枯れもしないが葉っぱの調子が悪いままだ。
我慢に我慢を重ねてきたが限界がきた。
今日みんな捨ててやった。
ああ、せいせいした。
そう思って植物園にきたらカトレアがいた。
美しい。
匂いにうっとりする。
そうだ、美女はウチに置いとくものではなくて外へ見に行けばいいのだ。
ということで洋ラン族との内縁関係はやめることにした。






極楽鳥花というらしい。
こんなお派手な個性派美人も見に来るに限る。
そうして行きつけの飲み屋のように通うことになる。
常に若々しい美人が揃ったお店。
まさに極楽である。

嗚呼、ボタニカル!