晴耕雨読

晴れた日には土いじり、雨の日にはパソコンとボタニカルアート

「笑う化石の謎」を読み終えて

2018-02-12 | 読書
読み終えました。

160年前のケンブリッジ郊外のグランチェスター村。

1860年以前からこの地域では化石などが発見されていたということですが
コプロライトの採掘場ができて物語はその周辺から始まります。

主人公ビリーやその家族は完全な創作とのことですが、
実在した、ケンブリッジ大学のアダム・セジウィックその助手ハリー・ゴビエ・シーリーや
村の学校に実在したスネリング先生などが登場するので(著者が100年後にその学校に通ったそうです)
臨場感?があります。

主人公のビリーは知的好奇心が旺盛で賢明な13才。
次々に疑問に思ったことを尋ねていきます。
そう、そこ!聞いてほしかったって感じで私の疑問にも答えてくれた(^^ゞ
後半はその健気さに涙しました。

大人が読むのに値しないというレビューを見ましたが
大人が読むのに値する読み物とはどんなものを指すのでしょう?

私は大変感動しましたけれど。






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