なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

身についている『ワザ 』でボランティア活動・地域社会とのコミュニケーション、楽しいシルバーライフ目標で有意義に過ごす 。

見ためも味もワラビじゃないのに、なぜ 「わらび餅」?

2015年06月27日 18時50分27秒 | ブログ

 見ためも味もワラビじゃないのに、なぜ 「わらび餅」?


わらび餅っておいしいですよね。モチモチ、プルプルの食感と、ほどよい甘さ。見ためが涼しげなので、夏の和菓子としても重宝します。でも、あのお餅、色も形もワラビっぽくないし、ワラビの味がするわけでもないのに、どうして「わらび餅」という名前なのでしょう。
きな粉や黒蜜をかけて食べるといっそうおいしいわらび餅

きな粉や黒蜜をかけて食べるといっそうおいしいわらび餅

わらび餅の原料は 「わらび粉」。精製するのに手間がかかる貴重品

わらび餅の原料は「わらび粉」です。わらび粉は、今が旬のあの山菜、ワラビの根から採れるデンプンです。この粉を使った菓子なので、「わらび餅」という名前がつけらました。
わらび粉の作り方はまず、ワラビの根(地下茎)を掘り起こし、叩いて、ほぐして、洗って、デンプンを取り出します。そして、これを乾燥させると、わらび粉になります。
この精製法は葛粉を作る過程と同じですが、わらび粉は葛粉に比べて非常に手間がかかります。すべて手作業でわらび粉を作る場合、10kgのワラビの根から取れるわらび粉は、わずか70g。根を掘り起こす作業は冬の寒い時期に行われ、しかも、寒さが厳しいときに、冷水で何度も洗わなければなりません。100%のわらび粉になるまでには、実に半月ほどもかかります。
現在、よく目にするわらび餅は、サツマイモやタピオカから取れたデンプンや、くず粉を利用しているものがほとんどで、「わらび粉100%のわらび餅」には、なかなかお目にかかることができません。

わらび粉100%のわらび餅はねずみ色。その歴史はとても古い

わらび粉100%のわらび餅は黒っぽい
わらび粉100%のわらび餅は黒っぽい
わらび粉100%で作ったわらび餅の色は、よく見かけるわらび餅のように、白っぽいものではありません。強いていえば、黒いコンニャクのような色あいで、ねずみ色です。けっして、“涼しげな夏の和菓子”という感じではありません。
平安時代の醍醐天皇(885-930)がわらび餅の大ファンであったという説もあり、わらび餅の歴史はかなり古いと思われます。しかし、江戸時代にはすでに、くず粉などを利用したわらび餅が売られており、今、名物とされているわらび餅も、ほとんどが、100%わらび粉のわらび餅ではありません。

わらび粉は100gで1500円 !! 手作りも可能

本物のわらび粉でわらび餅を手作りすることもできます。
わらび粉は通販で手に入れることができますが、国産の100%わらび粉は、100gで1500円もします!! とても高価な食材です。
材料は、100%わらび粉100g、水400cc、上白糖200g(甘さはお好みで調節してください)。
作り方は、いたってシンプル。
① 100%わらび粉を水で溶かし、上白糖を加えてよく混ぜます。
② 鍋に移し、中火にかけて、よく練ります。
③ 生地に粘りがでてきたら弱火にして、ツヤが出るまでよく練ります(粘り気が強いので、けっこう力仕事です)。5分くらい練り続けます。
④ 型に流して冷やします。
⑤ 適当な大きさに切り分けます。きな粉や黒蜜をかけていただきます。

ワラビの旬は春から初夏。 “山菜” だけど、最近は栽培ものも多い

ワラビは全国で採れる山菜
ワラビは全国で採れる山菜
ワラビは全国で採れる山菜なので、旬の時期は南の地方と北の地方では大きく異なります。九州では3月中旬から、ついで、関東では4月中旬、東北では6月初旬に旬を迎えます。全国各地に自生しているので、身近な山で気軽に採ることができます。
“山菜” と呼ばれるワラビですが、現在は栽培されているものも出回っていて、山形県や秋田県などで多く生産されています。山の自然の味がするはずの“山菜”が栽培されていたとは…、と思うと、なんだか複雑な気持ちになりますね。しかし、この季節、地元の直販コーナーや道の駅などでは、自生したものを採取して販売しているところも多くあります。

モチモチ・プルプルのわらび餅は、これからの季節にピッタリの和菓子です。わらび粉を使っていない白いタイプのわらび餅も、それはそれでおいしいですし、貴重な100%わらび粉でできた黒っぽいわらび餅も、とてもおいしいです。これからわらび餅をいただく機会があったら、その原料について、少し思いを寄せて味わってみてください。

星和台 防災倉庫見学会に参加してきました。

2015年06月27日 12時14分26秒 | ブログ
今日10時30分から星和台防災倉庫見学会の見学に参加してきました。
いつも、三小金管バンドの応援をしていただいる岡田自主防災会長から、お声かけいただき、久美ヶ丘自治会からも自治会長ほか5名が、見学に参加。


非常食もご馳走になりました。
住民の皆さんも、沢山参加されてました。

自転車、その運転「赤切符」 車道右側走行・酒酔い・遮断機無視…14類型 6月1日から

2015年06月27日 08時41分54秒 | ブログ

自転車、その運転「赤切符」 車道右側走行・酒酔い・遮断機無視…14類型 6月1日から

2015年6月1日05時00分

 自転車の交通ルールが6月1日から変わる。14歳以上の人が、信号無視や車道の右側通行といった「危険行為」で3年間に2回摘発されると、有料講習が義務づけられる。警察庁は「悪質な運転者に安全運転の大切さを気づかせるのが狙い」と説明する。どんな行為が対象になるのか。

 

 ■摘発2回で講習義務

 道路交通法の改正を受け、政府が1月に特に悪質な交通違反を「危険行為」と決めた。14類型あり、主なものは図の通り。

 警察庁の説明では、危険行為を警察官に目撃されると、従来の取り締まりのように、まず「指導警告」を受け、従わない場合は刑事処分の対象となる「赤切符」を切られる。遮断機を無視した踏切への立ち入り▽ブレーキのない自転車の利用▽酒酔い運転――といった違反は、即赤切符の可能性がある。赤切符か、危険行為が原因で事故を起こして事件送致された場合が「摘発」に当たり、3年間に2回で受講対象となる。警察庁は受講者が年に数百人程度になるとみている。

 14類型以外の交通違反も従来通り取り締まられるが、摘発されても受講の対象にはならない。

 講習は3時間で、手数料は5700円。警察庁によると、まず交通ルールの理解度のテストを受け、結果に応じ、犯しやすい違反や事故の事例を学習。自転車のルール全般も確認する。「危険行為を犯した原因」といったテーマで警察官や受講者と討議もする。

 自転車にぶつかられて死亡した人の遺族の手記や運転者の体験談も読む。多額の損害賠償を支払った実例も学ぶ。受講命令が出ているのに受けなかった場合は、5万円以下の罰金が科される。

 

 ■道玄坂下の信号、4割無視

 「違反が重なると、講習義務づけになります」

 自転車の交通ルールが変わるのを前に、警視庁荻窪署などは5月29日夜、杉並区内で、自転車で通りかかった人にチラシを渡し、注意を呼びかけた。

 警視庁は昨年10~11月、都内110カ所で交通違反の割合を調べた。渋谷区道玄坂下交差点では40・3%が信号無視をし、世田谷区千歳烏山駅前では8・9%が踏切の遮断機が下り始めているのに通過し、21・1%の人が車道の右側を走っていた。

 自転車の危険行為によるとみられる事故も起きている。杉並区の国道で1月の深夜、横断中の自転車と直進のバイクが衝突し、バイクが転倒。バイクの男性が死亡し、自転車の20代男性も大けがをした。自転車の男性の呼気から基準を超えるアルコールが検出され、警視庁は重過失致死容疑で捜査している。交通総務課の担当者は「ルールをきちんと学ぶ場が少ない自転車利用者には、規則を知らずに走行している人もいる」と話す。(阿部朋美、小川崇)

 

 ■<解説>悪質な違反防ぎ事故減へ

 たくさんの人が日常生活で利用する自転車だが、車のような免許制度がないため、交通安全教育を受ける仕組みがなかった。新たな講習制度を設けたのは、その仕組みをつくることで、悪質な交通違反を防ぎ、重大事故を減らすためだ。

 警察庁のまとめでは、昨年1年間の自転車が絡む事故は約10万9千件(前年比約1万2千件減)。2004年は約18万8千件で、05年から10年連続で減ったが、交通事故全体に占める割合は19・0%で、2割前後を占める状況は改善されていない。死亡事故も542件(同61件減)で、04年と比べると328件減ったが依然として深刻な状況だ。

 警察庁は11年10月、取り締まりの強化を指示。昨年の摘発は8070件(同877件増)で、統計を取り始めた06年の13・8倍と増加傾向が続く。警察庁の担当者は「講習制度があれば、危険な運転をしないという意識の向上につながるはずで、事故減少を期待したい」と話す