なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

身についている『ワザ 』でボランティア活動・地域社会とのコミュニケーション、楽しいシルバーライフ目標で有意義に過ごす 。

大規模開発が進む都市に今も残る、摩訶不思議なもの── 街角に散見される超芸術「トマソン」

2015年11月23日 20時32分37秒 | ブログ

 

   2015年11月22日

大規模開発が進む都市に今も残る、摩訶不思議なもの── 街角に散見される超芸術「トマソン」


ドアを開けて外に出れば、まず健康ではあり得ない。この恐ろしい風景こそ「トマソン」です

ドアを開けて外に出れば、まず健康ではあり得ない。この恐ろしい風景こそ「トマソン」です

東京・渋谷では駅前の大規模な再開発が進行中です。
2020年のオリンピック、パラリンピック開催を前に、今後十数年は東京全体が大規模に再開発され、大きく姿を変えていくことでしょう。
時の流れとともに大きく姿を変えてきた都市には、遺構(!?)ともいえる不思議なものが、今もあちこちに散見されます。
それは例えば「出入りのできないビルの壁に設置されたドア」や「意味不明な路上の突起物」など……。
この不思議なものに「超芸術」を見出した人物こそ、故赤瀬川原平氏なのです。
 

今和次郎「考現学」と赤瀬川原平「トマソン」

先日、昭和初期に提唱された、都市を観察する「考現学」について紹介しました。
「考現学」は、大正時代の関東大震災が大きなきっかけとして起こった学問ですが、都市が大きく姿を変えるときには、あたかも傷口のようにして何かが取り残されてしまうのです。
そんな現象のひとつ、1980年代に流行した「トマソン」をご存じでしょうか。
 

都市のあちこちに今も残る不思議な「芸術作品」

赤瀬川原平『超芸術トマソン』(1985 白夜書房 現在はちくま文庫)
赤瀬川原平『超芸術トマソン』(1985 白夜書房 現在はちくま文庫)
「トマソン」は、故赤瀬川原平氏が発見した都市の現象です。
1980年代はバブル経済が膨らんでいた時期。東京もあちこちで再開発が行われていました。
そんなとき、街角で不思議な物体が目につくようになりました。

のぼったものの、入り口がふさがれていて降りてくるだけの「純粋階段」
地上げされて廃業した銭湯跡に残された煙突
窓そのものがなくなってしまったのに、取り残されたひさし

これらは改築などの理由で、役に立たなくなってしまったものが、ぽつんと孤立して残っている奇妙な物体です。
これを赤瀬川氏が「超芸術トマソン」と名づけたのです。

そのような物体は、もはや無用になっているにもかかわらず、むしろ無用であるからこそ不思議な存在感を発しています。

まるで現代美術のオブジェのように存在するそれらには、特定の作者もいません。
だからこそ「超芸術」なのです。
 

路上観察学へ

1980年代初め、巨人軍に招かれたものの(日本のプロ野球に2年在籍)、三振ばかりの「無用の存在」として、巨人ファンからは「トマ損」と呼ばれたアメリカ人大リーガー・ゲーリー・トマソンがいました。

「超芸術トマソン」は、このトマソン外野手にちなんだ言葉なのですが、ムダな建築物を意味する「超芸術トマソン現象」を生み出した赤瀬川原平氏のアイディアは、1986年に「路上観察学会」に発展し、一種のブームになります。
現在でもフェイスブックには「超芸術探査本部トマソン観測センター」のページがあります。
※トマソンのコレクションページはリンク先参照

1980年代とは比較にならないほど、日本の都市は均質化してしまったとしばしば言われます。
しかし、都市観察といっても、結局はそこに住みついている人間の生態とその細部が興味を引くのでしょうし、「超芸術トマソン」が観察されるのは、再開発の街角に限りません。

人間がそこに生きている限り、どんな時代にもめまぐるしく変化し続ける都市。
それは飽きることのない、芸術性に満ちたワンダーランドなのです。
 

二十四節気「小雪(しょうせつ)」~冬めくころになりました

2015年11月23日 19時03分40秒 | ブログ

 

   2015年11月23日

二十四節気「小雪(しょうせつ)」~冬めくころになりました

 

二十四節気の「小雪(しょうせつ)」を迎えました。すでに立冬から季節は冬に入りましたが、実際に寒さを感じはじめるのがこの頃です。日毎に冷たい風が吹き、冬らしさがそこかしこに漂い、冬支度をはじめたい頃となりました。
七十二候は、初候「虹蔵れて見えず(にじかくれてみえず)」、次候「朔風葉を払う(さくふうはをはらう)」、末候「橘始めて黄なり(たちばまはじめてきなり)」
 

寒さを実感する季節のはじまり

二十四節気「小雪(しょうせつ)」を迎えますと、気温が下がり始めて、いよいよ冬めいてまいります。気が付くと空気がピーンと張りつめた感じをおびてきて、澄んだ空の向こうに見える山には雪の帽子が…水も冷たくなってきて、北国では雪が平地でも降り始める頃です。
その他の地域でも、日毎に気温が下がり乾燥も増します。風邪の予防、肌荒れにハンドクリームが必要になってきます。そろそろ、防寒具もほしくなる頃ですね。
 

11月23日と言えば…何の日?

11月22日は語呂合わせで「いいふうふ(良い夫婦)の日」でした。では、23日は何の日でしょうか?
「勤労感謝の日(きんろうかんしゃのひ)」…は、もちろんなのですが、もう一つ「手袋の日」*でもあることをご存知でしょうか?
寒さが増しはじめるこの時期から、手袋を使い始めてほしい…ということで、1981年に日本手袋工業組合が制定したのが「手袋の日」です。乾燥対策にも欠かせない手袋。そろそろ使い始めたいものですね。

*「日本の七十二候を楽しむ」より参照
 

この時期の風物詩

11月23日は先に記した「勤労感謝の日」であり、「新嘗祭(にいなめさい)」がその始まりであることは、ご存知の方も多いと思います。この時期にある他の祭事をご紹介しましょう。
・「八代妙見祭(やつしろみょうけんさい)」…熊本県八代市で11月22日と23日に行われていて、370年以上続いている、九州三大祭に数えられる伝統ある祭事です。1500人が練り歩く神幸行列は時代絵巻さながらとか。「ガメ」という怪物の登場も必見です。
・「高千穂夜神楽まつり(たかちほよかぐらまつり)」…宮崎県高千穂町、高千穂神社で11月22日と23日に行われる伝統的神事です。夜神楽は、町内にある20ほどの集落で奉納される神楽の総称で、11月中旬から翌年2月まで続きます。国の重要無形民俗文化財指定。

季節の節目の日に行われる行事や、気候に配慮された記念日を意識し、どうぞ体調に留意してお過ごしくださいませ。


逃走中の被疑者

2015年11月23日 18時13分45秒 | ブログ
 11月21日(土)午前11時05分ころ、桜井市内で勾留執行停止により釈放中の被疑者(飯田秀樹 50歳)が執行停止期限を過ぎても出頭せず所在不明となっています。特徴は、身長170cm位、黒色短髪、上下喪服着用の男です。
 警察では、現在も捜索及びパトロール強化をしていますが、この様な人物を見かけ方は、110番又は最寄りの警察まで通報をお願いします。
※ 被疑者の顔写真は、奈良県警察フェイスブックをご覧ください。 

改良型H2Aロケット、24日打ち上げ 朝デジで生中継

2015年11月23日 17時43分39秒 | ブログ

改良型H2Aロケット、24日打ち上げ 朝デジで生中継

2015年11月22日20時42分

 

 三菱重工業宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、カナダ・テレサット社の通信放送衛星を搭載したH2Aロケット29号機を、24日午後3時23分に鹿児島県種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。国産ロケットが商業衛星を打ち上げるのは初めて。衛星打ち上げ市場で勝負するため、従来のロケットを大きく改良して臨む。

 商業衛星の打ち上げは、現在、衛星を投入する静止軌道直下に近い赤道付近から打ち上げられる海外ロケットが主流。衛星側の燃料負担が少なくて済む分、機器や衛星の寿命を延ばすための燃料を積める利点があり、世界の商業衛星の多くは、海外ロケットで打ち上げる設計でつくられている。

 一方、種子島は緯度が高く、静止軌道に入るまでに衛星が回る向きを大きく変える操作が必要で、海外ロケットで打ち上げる設計の衛星をH2Aで打ち上げることはできなかった。

 今回は衛星側の負担をロケットが肩代わりする改良を加え、従来は地上数百キロで切り離し自力飛行させていた衛星を、ロケットで約3万4千キロ上空まで運ぶ。打ち上げ成功は「衛星切り離し」で判断するが、従来は30分ほどで判断できたのが、今回は4時間半近くかかる。

 H2A、H2Bをあわせた国産ロケットは過去33回打ち上げられ、成功率が97%と世界でもトップ級。ロケット改良の中心を担ったJAXAの川上道生さんは会見で、「成功すれば、かなり多くの衛星の打ち上げが可能になり、世界の注目を集める」と語った。(小林舞子)

     ◇

 ◆朝日新聞デジタルでは、24日のH2Aロケット29号機の打ち上げの模様を種子島からライブ中継します。打ち上げ予定時刻の約30分前、午後2時55分ごろから中継する予定です。「タイムライン:H2A29号機打ち上げ」(http://www.asahi.com/special/timeline/201511-H2AF29/)のページで中継動画をご覧になれます。


奈良)平安時代のうどん味わって 春日大社で提供

2015年11月23日 17時36分10秒 | ブログ

奈良)平安時代のうどん味わって 春日大社で提供

2015年11月23日03時00分

 平安時代一条天皇春日大社で食べたという麺を再現した「春日はくたくうどん」。多くの人に味わってもらおうと、22日、境内の桂昌殿(けいしょうでん)で提供を始めた。29日まで。

 米粉を混ぜもっちりとした食感の平麺。「うどん発祥の地」をアピールするため新たな名物にしようと、NPO法人「奈良の食文化研究会」が中心に再現した。

 はくたくうどんの薬味として古代の調味料「ひしお」を添え、赤膚焼の特製品に載せた柿の葉ずしに、地元産の有精卵も添えた。試食した花山院弘匡宮司は「奈良づくしの逸品。歴史を感じながら食べていただければ」と話した。

 ログイン前の続き午前11時~午後4時。柿の葉ずし2個付き千円。800円のうどん単品もある。持ち帰り用の半生麺(2食入り)も販売。問い合わせはエムワイピー(0742・35・7211)。