西名阪自動車道・香芝サービスエリア(SA)=奈良県香芝市=のフードコートで販売する新メニューを決めるコンテストが、広陵町の畿央大であった。5回目の今回は鶏肉を使った「丼モノ」がお題。グランプリに「大和三山の雪化粧」が選ばれた。

 フードコートを運営する近鉄リテーリング(大阪市)と畿央大の連携事業で、2014年に始まった。グランプリと準グランプリのメニューは商品化され、SAで実際に食べることができる。2月から販売を始める予定だ。

 健康栄養学科の7チーム26人が17日にあったコンテストに挑んだ。各チームが作った料理を6人の審査員が試食。8分間のプレゼンで、奈良らしさや手軽さ、見た目など工夫した点をアピールした。

 ログイン前の続きグランプリの「大和三山の雪化粧」は野菜が豊富に使われ、ニンジンやネギなど5色の彩りが映える。「大和いも」などをすり下ろしたとろろをかけて食べる。考えた岡本栞(しおり)さん(21)ら5人のグループは前回に続いてのグランプリ。「みんなで頑張った結果です。食べておいしかったと思ってもらえたらうれしいです」と話した。

 準グランプリは「すき焼き風奈良の郷土(きょうど)んぶり」が選ばれた