なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

身についている『ワザ 』でボランティア活動・地域社会とのコミュニケーション、楽しいシルバーライフ目標で有意義に過ごす 。

今年も早くも「霜月」に。霜が降りはじめる深秋の月

2018年11月01日 18時41分01秒 | ブログ

今年も早くも「霜月」に。霜が降りはじめる深秋の月

 

2018年11月01日

今年も早くも「霜月」に。霜が降りはじめる深秋の月
猛暑の夏が嘘のように、すっと寒い日が多くなったかと思えば、今日から11月 。北国では折しも雪が降り、和風月名で「霜月」と呼ばれる月の幕開けです。秋はしだいに暮れゆき冬へ、紅葉から落葉へ、季節はゆるりと変わりゆき、冬がまもなくやってくるのです。
秋も深まってまいりました。本日からは「霜月」。この和風月名の由来は、その名の通り「霜が降りはじめる月」というのが有力な説とされています。ですが、「下(しも)の月」という説もあり、これば10月が「上(かみ)の月」であるのに対する呼び名。このほか、「凋(しぼ)む月」、「末(すえ)つ月」がなまって、「しもつき」に。また、収穫にわく季節ならではの「食物(おしもの)月」の略であるとのとらえ方もあるようです。

霜降月(しもふりづき)、霜見月(しもみづき)、雪待月(ゆきまちづき)、雪見月(ゆきみづき)など異称もさまざま。

北国ではそろそろ霜だけでなく、雪が降り出す時節です。

本日11月1日は「一の酉」。今年は二の酉、三の酉まで三度あり

11月の酉(とり)の日に行われるのが、毎年恒例の「酉の市」です。「福をとりこむ」「運をかきこむ」などの意味合いの熊手を筆頭に、七福神、宝船、おかめ、打ち出の小槌などの縁起物が、市がたつ神社の境内いっぱいに並びます。

一の酉というのは、一番目の酉の市のことで、2018年は本日11月1日(木)。二の酉は二番目の酉の市で、11月13日(火)。さらに今年は11月25日(日)の三の酉まである嬉しい年回り。但し、三の酉まである年は火事が多いとの言い伝えもあるので、くれぐれも例年以上に火の用心を心掛けたいものですね。

新宿の花園神社、浅草の鷲神社、府中の大国魂神社が関東三大酉の市として名高く、毎年大勢の人で賑わいます。ほかにも目黒や練馬の大鳥神社、足立区の大鷲神社などでも開催。商売繁盛や家内安全をはじめ最近は恋愛成就など様々な熊手もあり、深まる秋の風物詩を感じに、開運を祈願に訪れてみるのも一興です。

収穫の感謝とともに、子供の成長に感謝する「七五三」の祝い

11月15日は「七五三」の祝日です。数え年で3歳と5歳の男の子、3歳と7歳の女の子のなおいっそうの成長を願って晴れ着を着せ、神社や氏神に詣でる行事です。

古くは、男女3歳で髪をのばす「髪置(かみおき)」。5歳男児がはじめて袴で正装する「袴着」。7歳女児の場合は、紐付きの着物から大人と同じように帯をしめる「帯解」を行っていたとか。そんな伝統からか今も多くのお子さんが、和装でお参りしている姿もほほえましいものです。

そもそも11月は「新嘗祭」があるように、秋の実りを神様に感謝する季節。この秋の満月の日(15日)が七五三の祝いの日に選ばれたのは、土地の神様に収穫に感謝すると同時に、子供の成長にも感謝の祈りを捧げたものだとも考えられます。

このほか、11月の最初の亥の日(2018年は11月3日)に西日本で行われる「亥の子祭り」や、東日本での「十日夜」など、収穫に感謝する行事が多く、神社へ参拝する機会も多い霜月。ご家庭でも新米を炊く際などは、今年もおいしいお米が食べられることに感謝していただきましょう。
黄や紅に、樹木の葉が鮮やかに色づく霜月の幕開け。落ち葉が舞い散り、霜で凍る冬枯れの風景になる前に、自然が織り成す錦繍の風景を、惜しむように眺めておきたいものです。

この秋一番の冷え込み、大山で初冠雪

2018年11月01日 18時31分41秒 | ブログ

この秋一番の冷え込み、大山で初冠雪

 
2018/11/01 17:25
 
うっすらと初冠雪した大山(1日午前11時20分、鳥取県大山町で、読売ヘリから)=尾賀聡撮影 © 読売新聞 うっすらと初冠雪した大山(1日午前11時20分、鳥取県大山町で、読売ヘリから)=尾賀聡撮影

 冬型の気圧配置となった1日、全国的にこの秋一番の冷え込みとなり、鳥取県の大山(1729メートル)で初冠雪が観測された。同県大山町によると、平年並みで昨年より1日遅いという。近畿地方では奈良市7・7度、京都市9・2度、大阪市10・1度などで、各地で今季最低を記録した。

初冠雪続々 酸ヶ湯は最深18センチ 東北

2018年11月01日14:38

初冠雪続々 酸ヶ湯は最深18センチ 東北
きょうも続々と冬の便りが届きました。東北地方では宮城県と山形県の山で初冠雪の発表がありました。また、青森県の酸ヶ湯ではあっという間に積雪が増えて、最も積もったときには18センチを観測しました。酸ヶ湯温泉旅館の方によると、さっそく玄関前は重機による除雪作業に追われているようです。

日本版GPS衛星「みちびき」 きょうから本格運用

2018年11月01日 14時19分40秒 | デジタル・インターネット

日本版GPS衛星「みちびき」 きょうから本格運用 

日本版GPS衛星「みちびき」の本格的なサービスが1日から始まり、専用の受信装置を使えば、これまで最大10メートル程度あった位置情報の誤差が、数センチにまで縮まることから、さまざまな分野での活用が期待されています。

日本版GPS衛星「みちびき」は、去年10月までに合わせて4機が打ち上げられ、これまで調整が行われていました。衛星を管轄する内閣府は24時間、運用ができる4機体制の準備が整ったとして、1日から本格的なサービスを開始しました。

「みちびき」は、アメリカのGPS衛星を補完する信号を出し、少なくとも常に1機は、日本のほぼ真上に来る軌道を飛んでいます。

これまでは、都市部など高い建物がある場所では、信号が遮られるなどしてスマートフォンやカーナビなどの地図上の自分の位置がずれることがありましたが、ほぼ真上から届く「みちびき」の信号は、ビルで遮られることがほとんどなく、「みちびき」の信号に対応した製品では位置情報がより安定し精度が高くなります。

さらに、「みちびき」が出す「補強信号」と呼ばれる特殊な信号を受信できる専用の装置を取り付ければ、これまでは最大で10メートル程度あった誤差を数センチにまで縮めることができます。

このため、自動車の自動運転の実用化やトラクターやコンバインなど農業機械の無人化、ドローンによる宅配サービスの実現など、さまざまな分野で活用が期待されています。

メーカー各社では、「みちびき」の受信装置の販売を本格化させているほか、携帯各社も「みちびき」に対応した機種をさらに増やしていくとしています。

GPS衛星整備を進める理由

国が日本版GPS衛星の整備を進める理由の1つは、位置情報の誤差をできるだけ小さくして、新しい産業の創出や便利な生活の実現につなげるためです。

現在、日本ではほぼ地球全体をカバーしているアメリカのGPS衛星を主に利用して位置情報のサービスが行われていますが、最大で10メートル程度の誤差があります。

誤差の原因としては、高い建物や山などの障害物があると信号が遮られたり反射したりして、必要な電波の受信ができなくなることや、大気の層の影響で信号の電波が乱れることなどがあげられます。

4機体制で運用する「みちびき」は、少なくとも常に1機は、日本のほぼ真上に来る軌道を飛んでいるため、建物が密集する都市部でもほぼ真上から信号が届き、信号を受信できなかったり乱れたりするケースが減ります。

また、「みちびき」は、大気の層による電波の乱れを補正した「補強信号」と呼ばれる特殊な信号を出す機能がついているため、高い精度の位置情報を提供できるようになり、専用の受信装置を使えば誤差を数センチまで縮めることに成功しました。

また位置情報を使ったさまざまなサービスが登場する中、国はインフラの1つとして、海外に頼らない独自のシステムを持つことが必要だともしています。

今後も衛星の打ち上げが計画されていて、2023年度には、7機体制にまで拡充し、アメリカのGPS衛星など海外のシステムを使わなくても位置情報を提供できるようにするということです。

当初、アメリカが世界に先駆けて開発、導入したGPS衛星の位置情報システム。日本のほか、ロシア、ヨーロッパ、中国、それにインドなども衛星を打ち上げていて、各国独自にシステムを整備する動きは国際的に広がっています。

こんな分野で活用

「みちびき」の特徴の1つが「補強信号」と呼ばれる特殊な信号を出せることです。この補強信号を受信することで高い精度の位置情報を得ることができます。

補強信号の種類は2つで、受信装置によって1メートルから2メートルの誤差のものと数センチの誤差のものを選ぶことができます。

誤差が数センチまで縮まると、例えば、田んぼや畑の中を正確に移動し無人で種まきや収穫などを行うトラクターやコンバインといった農業機械の実用化に弾みがつき、高齢化や人手不足の課題を抱える農業の現場を変えることが期待されています。

さらに危険が伴う工事現場で求められている自動で動く重機などの開発や、雪で埋もれたガードレールにぶつからないように除雪ができる車両の開発なども進められています。

また、ドローンで宅配便などの荷物を運ぶサービスの実現には、飛行コースを外れずに目的の場所に正確に着陸することが必要で「みちびき」の高い精度の位置情報が欠かせないとされています。

このほか、防災分野では「みちびき」の受信装置を備えたブイを沖合に設置し、発生した津波の場所をより正確に把握する研究なども始まっています。

自動運転に高まる期待

日本版GPS衛星の「みちびき」の本格的な運用によって、さまざまな分野で私たちの暮らしや産業を変える可能性があります。

このうち、実用化が急がれている自動運転の分野でも活用が期待されています。位置情報の精度が高まるため、車線からはみ出さずに走行ができるようになるからです。

大手電機メーカーの三菱電機は、自動運転の実証実験を兵庫県赤穂市のテストコースで行っています。

自動車には、このメーカーが開発した「みちびき」の補強信号と呼ばれる特殊な信号を受信する専用装置が取り付けられています。

「みちびき」の運用で、これまでのアメリカのGPS衛星だけの場合に比べてどれだけ精度が変わるのか。パソコンの画面に位置情報を表示してもらいました。

はじめに、受信装置を動かさずに位置情報を示してもらいます。
「みちびき」の受信装置は、画面の中央でほぼ静止したまま、動きませんでした。

ところが、GPSの受信装置では、静止しているにもかかわらず、位置がずれてしまい、最終的には数メートルも動いてしまいました。

さらに、受信装置を2メートルほど移動させながら比べてみました。

「みちびき」対応の受信装置の表示は、まっすぐ進んで2メートル先で停止しました。しかし、GPSの受信装置では前後左右にコースがずれてしまいました。

メーカーの担当者は「受信器は静止しているにもかかわらず、誤差で数メートルも動くと自動車は車線を越えてしまい、自動運転には到底使えない。『みちびき』の電波で初めて安全な自動運転が実現できるようになる」と説明していました。

続いて、実際に受信装置を自動車に取り付けて、人はハンドルを握らず、自動運転する実験を見せてもらいました。道路にポールを並べた2.6メートルの幅しかない狭い道路を走ります。これまでGPSだけではポールにぶつかり、実験の安全が確保できないとしてこうした走行実験は行ってこなかったと言います。

この日、「みちびき」からの補強信号を受信した自動車は、自動運転でもポールにぶつかることはありませんでした。しかも速度を落とすことなく直線やカーブを正確に走行しました。

内閣府は、2年後の2020年には高速道路と自動車専用道路で自動運転を実現するとの目標を示しています。「みちびき」の本格的な運用の開始で自動運転の実用化が大きく進むと関係者は期待しています。

メーカーの福吉清岳次長は「誤差が数センチというみちびきの精度は自動運転には欠かせない。また、さまざまな自動化で省力化が可能になり、まさにこれからの社会を“導く”衛星だ」と話していました。