関西空港で21日、日本人の出国時の本人確認に顔認証ゲートが導入された。成田、羽田、中部に次いで4空港目。帰国時には7月から導入されていた。

 法務省は、入国審査官を外国人の出入国審査に回し、迅速化を図りたいとしている。来年度中には外国人観光客の出国時にも顔認証を導入する方針だ。

 関空第1ターミナルの出国審査場に設置されたゲートは計15台。ICチップ付きのパスポートを読み取り部にかざすと、ゲートの内蔵カメラが顔を撮影し、IC内の顔写真データと照合する仕組み。約15秒で手続きが完了する。

 ログイン前の続き出国スタンプは押されない。ほしい人は職員に申し出る必要がある。