なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

身についている『ワザ 』でボランティア活動・地域社会とのコミュニケーション、楽しいシルバーライフ目標で有意義に過ごす 。

ヒートショックに気をつけて!~冬の入浴、7つのポイント~

2018年11月26日 18時45分52秒 | ブログ

ヒートショックに気をつけて!~冬の入浴、7つのポイント~

 

2018年11月26日

ライフ

ヒートショックに気をつけて!~冬の入浴、7つのポイント~
秋が深まり、カエデやイチョウが赤や黄色に色づく季節となりました。紅葉が青空に映える日は、昼間はポカポカ陽気でも朝晩は冷えますね。
さて、11月26日は「いい風呂の日」です。お風呂で体の芯まで温まりたいところですが、冬の入浴では注意しなければならないことがあります。それが入浴事故の要因の一つとされる「ヒートショック」です。どのような現象なのか、また、事故を防ぐためのポイントについてお話します。
暖かい場所から寒い場所への移動など、温度の急な変化が体に与える影響のことを「ヒートショック」といいます。このヒートショックによって血圧が大きく変動することが、入浴中の事故の要因の一つといわれています。具体的に、入浴する際に温度や血圧がどう変化するのか見ていきましょう。
暖かい部屋から寒い脱衣所へ移動すると、寒さで血管が縮んで血圧が上がり、寒い浴室に入ってさらに血圧が上昇します。その後、熱いお湯に浸かって体が温まると血管が広がり、血圧が低下します。こうした血圧の急激な変化が入浴中の事故を引き起こすことが多く、消費者庁の調査によると、家庭の浴槽における溺死者数は増加傾向にあります。そのうち高齢者の割合は9割以上で、平成23年以降は交通事故による死亡者数より多くなっています。(*出典1)なお、高齢者が溺れる事故によって救急搬送される場合は重篤な症状であることが多く、健康に暮らし続けるためには、事前のヒートショック対策が重要です。(*出典2)

ヒートショック対策、認知度は2割未満

全国47都道府県の20代から60代の男女を対象とした「入浴」に関する意識調査がありました。それによると、ヒートショックの内容について知っている人は全体の56%と半数を超えたものの、対策法まで知っていると答えた人は全体の17.4%にとどまりました。(*出典3)ヒートショックの内容については知っていても、どうすれば防ぐことができるのか、具体的な対策については、まだあまり知られていないことが分かります。
なお、ヒートショックによる入浴中の事故は、全体の約7割が11月から3月にかけて発生しています。(*出典2)冬は、暖房のきいた暖かい部屋と寒い浴室の温度差が10℃以上になることが多いためです。特に、朝晩の冷え込みが強い日は、より一層温度差が大きくなりますので、高齢者に限らず注意が必要です。

ヒートショックで気を付けたい7つのポイント

ヒートショックによる入浴中の事故防止で最も大切なのは、暖かい部屋と脱衣所や浴室との温度差を小さくすることです。そのためにすぐにできる7つのポイントをご紹介します。
1. 浴室を暖める(シャワーでのお湯はり、浴槽の蓋をあけておくなど)
2. 脱衣所も暖める(衣服を脱いでも寒いと感じないくらいの温度)
3. お湯の温度は41℃以下に(浴室との温度差を小さくする)
4. 入浴前に同居者へ声をかける(異変への速やかな対応)
5. 入浴前に水分をとる(脱水症状を防ぐ)
6. かけ湯をする(手足の末端から身体の中心の順にかけ湯する)
7. お湯に浸かるのは10分以内(脱水症状を防ぐ)
冬の入浴を快適にするためにも、ぜひ実践してみてください。

日本気象協会では、ヒートショックの知識や対策をより多くの人に知ってもらうため、ヒートショックの啓発プロジェクト「STOP!ヒートショック」をサポートしています。また、日本気象協会は東京ガスと共同開発した「ヒートショック予報」について、tenki.jpでも提供していますので、ぜひご活用ください。


あす27日 季節は 逆戻り

2018年11月26日 18時42分51秒 | ブログ

あす27日 季節は 逆戻り

2018年11月26日16:36

あす27日 季節は 逆戻り
あす27日(火)は、全国的に南から暖かい空気が流れ込む見込みです。最高気温は各地で平年よりも高く、北日本では10月下旬並みとなる所があるでしょう。
先週は、全国的にこの時期にしては強い寒気が流れ込んで、新潟から北海道の日本海側では、一気に積雪が増えたり、西日本からも「初霜」や「初氷」など、続々と冬の便りが届きました。東京都心も22日(木)の最高気温は13度5分と、半年ぶりに15度に届かず、24日(土)は12度1分と12月中旬並みでした。
現在は、師走並みの寒気が日本付近から離れて、南からは暖かな空気が流れ込んできています。あす27日(火)は全国的にきょうよりも気温が高くなりそうです。
予想最高気温をみると、札幌で14度と、きょうより4度くらい高く、10月下旬並みです。札幌で10度を超えれば、11日ぶりとなります。東京や名古屋、大阪や福岡は19度と、東~西日本では20度前後まで上がる見込みです。師走並みの寒気が入った後だけに、過ごしやすく感じられそうです。ただ朝晩は冷えて、一日の気温の差が大きくなります。インフルエンザもそろそろ流行の時期を迎える所が多くなりますので、体調を崩さないよう、お気をつけ下さい。

台風28号の動き

台風28号は、26日15時現在、日本の南を時速15キロの速さで北北西に進んでいます。台風の影響で、沖縄ではうねりを伴って波が高くなっています。あすにかけて高波に注意して下さい。
台風28号は今後も日本の南を進んで、28日(水)までには温帯低気圧に変わる見込みです。
 

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師走なのに・・・季節外れの暖かさの予想

2018年11月26日 18時40分48秒 | ブログ

師走なのに・・・季節外れの暖かさの予想

2018年11月26日15:10

師走なのに・・・季節外れの暖かさの予想
きょう(26日)、広い範囲で高温に関する異常天候早期警戒情報が発表されました。12月のはじめ頃から約1週間は、平年よりかなり高い気温となる見通しです。師走らしくない暖かさとなりそうです。
きょう(26日)、東日本から西日本、沖縄地方に広く高温に関する異常天候早期警戒情報が発表されました。関東甲信・東海・近畿・中国・四国・九州北部・九州南部・奄美・沖縄では12月1日頃からの約1週間、北陸は12月2日頃からの約1週間、平年よりかなり高い気温となる見通しです。12月7日は二十四節気の「大雪」(雪が大いに降り積もる頃)ですが、12月上旬は、東日本から西日本・沖縄は季節外れの暖かさとなりそうです。

異常天候早期警戒情報とは

異常天候早期警戒情報は、原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の5日後から14日後までを対象として、7日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または7日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます(降雪量については11月~3月のみ)。