なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

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2025年の万博 大阪に決定 55年ぶり開催へ(18/11/24)

2018年11月24日 06時15分56秒 | ブログ

2025年の万博 大阪に決定 55年ぶり開催へ(18/11/24)

 

大阪万博決定:「おーっ」松井知事ら興奮抑えきれず

 
2018/11/24 01:35
2025年万博の大阪開催が決まり、喜ぶ世耕弘成経済産業相ら日本の誘致関係者=パリのOECDカンファレンスセンターで2018年11月23日午後4時59分、幾島健太郎撮影 © 毎日新聞 2025年万博の大阪開催が決まり、喜ぶ世耕弘成経済産業相ら日本の誘致関係者=パリのOECDカンファレンスセンターで2018年11月23日午後4時59分、幾島健太郎撮影

 【パリ津久井達】現地時間の午後5時前。決選投票での日本の勝利が別室のモニターに映し出されると、世耕弘成経済産業相や大阪府の松井一郎知事らは「おーっ」と叫んで一斉に立ち上がり、抱き合って喜んだ。

 松井知事は「世界がびっくりするような万博にしたい。大阪はこれからもっとよくなる」と興奮を抑えきれない様子で語った。大阪市の吉村洋文市長は「最後までどうなるか分からなかったが、大阪はこれから盛り上がりますよ」と笑顔。1回目の投票で敗れたアゼルバイジャンの関係者からも、日本の勝利を祝福された世耕経産相も「サンキュー」と満面の笑みをみせた。

 これに先立って行われた、2025年国際博覧会(万博)の開催地を決める、23日の博覧会国際事務局(BIE)総会における最終プレゼンテーションで日本は、パナソニック執行役員とジャズピアニストの“二刀流”で世界的に活躍する小川理子(みちこ)さんらを起用。小川さんは「大阪を誇りに思っている」と英語でスピーチした後、名曲「ワンダフル・ワールド」の弾き語りを披露し、大阪・関西の魅力を存分にアピールした。

 世耕経産相や松井知事ら、誘致委員会幹部は現地時間の午前11時すぎに緊張した表情で会場入り。議事の合間のわずかな時間も使って各国の政府代表者に声を掛け、日本への支持を求め、「最後のお願い」を続けたことが功を奏した。

 日本のプレゼンは2番目で、同午後0時45分に始まった。投票権を持つ各国の大使らが壇上を見つめる中、最初に登壇したのは赤いネクタイを締めた世耕経産相。「両手を広げてみなさんをご招待します。自分の国のためではなく私たちみんなのためという一点のために」と述べた。万博に参加する途上国に向けた約2億1800万ドルの支援策も改めて約束した。

 続いて小川さんが登壇。今年創業100周年を迎えたパナソニックが社会貢献として、ソーラーランタン10万個をインドなど約30カ国の電気が通じていない地域に無償配布する活動をしていることを紹介。「これまで成し遂げたことで最も誇りに思っていること。ホームタウンの大阪が私に扉を開いてくれた」と笑顔で訴えた。

 その後、大阪在住のスペイン人男性、ビーニヤス・アメストイ・イバイさんが、大阪に移り住んだばかりの頃、ことあるごとに周囲の人から「It’s gonna be OK」(大丈夫やで、兄ちゃん)と励まされたエピソードを披露し、大阪人の温かさを強調した。

 終盤には、小川さんが再び登壇して弾き語りを始めると、6月のBIE総会での演出と同じく、誘致委員会会長の榊原定征・経団連名誉会長や松井知事、誘致委員会の関係者が全員登壇した。安倍晋三首相もビデオでメッセージを寄せ、30分のプレゼンを締めくくり勝利につなげた。

 

「オオサカ!」コール、沸く道頓堀 万博「認められた」

 
2018/11/24 02:24
大阪万博の開催が決まり道頓堀でくす玉を割って喜ぶ人たち=2018年11月24日午前1時8分、大阪市中央区、加藤諒撮影 © 朝日新聞 大阪万博の開催が決まり道頓堀でくす玉を割って喜ぶ人たち=2018年11月24日午前1時8分、大阪市中央区、加藤諒撮影

 約半世紀ぶりの「大阪万博」の実現を目指し、誘致を進めてきた大阪。万博誘致に期待してきた人たちが、開催地決定に歓喜した。

 関西の政財界幹部らは23日深夜、大阪・中之島のホテルに集合。大型スクリーンにBIE総会の映像が映し出され、国会議員や地方議員、財界幹部、大阪府、大阪市の職員ら約300人が見入った。大阪府の新井純副知事は「大阪が世界に認められたことが非常にうれしい」と喜んだ。

 大阪・道頓堀には、23日深夜から地元の商店街関係者らが集まった。ビルの壁の大型ビジョンには、BIE総会の様子が映し出された。開催地に決まると、くす玉が割られ、「オオサカ! オオサカ!」とコールがわき起こった。

 道頓堀には「万博おばあちゃん」と呼ばれる愛知県瀬戸市の山田外美代(とみよ)さん(69)もいて、「やったー」と何度も叫んだ。世界各地の万博に足を運んできた。1970年の大阪万博では会場に4回通った。「25年万博は、会場に毎日通います。せっかく決まったので、賛成の人も反対の人も一つになって開催の日を迎えてほしい」と興奮した様子で話した。

 

2025年万博、大阪開催を決定 55年ぶり

2018年11月24日 06時13分05秒 | ブログ

2025年万博、大阪開催を決定 55年ぶり
BIE総会

2018/11/24 1:01
 

【パリ=奥山美希、中川竹美】2025年国際博覧会(万博)の開催国を決める博覧会国際事務局(BIE)総会が23日、パリで開かれ、日本時間24日未明に行われた加盟各国の投票で日本(大阪)が選ばれた。大規模な万博としては05年の愛知以来で、大阪では1970年以来55年ぶりの開催となる。過去の万博の開催実績や運営能力の高さなどが評価され、3カ国による争いを制した。

会場イメージ(大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)」=経済産業省提供

立候補したのは日本のほか、ロシア(エカテリンブルク)、アゼルバイジャン(バクー)。BIEに加盟する170カ国のうち、分担金を支払った156カ国が無記名で投票。日本は1回目の投票で85票を集めて1位通過し、ロシアとの決選投票で過半数の92票を獲得した。

政府は25年万博の経済効果を全国で約2兆円と試算し、20年東京五輪・パラリンピック後の日本の景気浮揚策に位置付ける。大阪府・市は万博に合わせて会場となる大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)でカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業も目指しており、今後、地下鉄延伸や湾岸エリアの再開発などインフラ整備が加速しそうだ。

25年万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。人工知能(AI)や仮想現実(VR)などを体験できる「最先端技術の実験場」にするコンセプトを掲げる。150カ国の参加を見込み、5月3日~11月3日の185日間で国内外から約2800万人の来場を想定。会場建設費の約1250億円は国、府・市、経済界が3分の1ずつ負担するとしている。今後の課題は、民間資金の確保だ。

日本は25年万博の誘致に当たり、経団連の榊原定征名誉会長が誘致委員会会長に就任。17年4月にBIEに立候補を届け出て以降、政府、府・市、関西経済界を含めたオールジャパン体制で誘致活動に取り組み、100カ国以上の政府関係者に直接支援を求めた。地理的に近いアジアや日系人コミュニティーがある中南米などの票を手堅くまとめたほか、大票田のアフリカや欧州各国からも一定の支持を得た。

ライバルの2カ国はいずれも「初開催」を売り込んだ。20年万博の誘致に敗れたロシアはプーチン大統領が先頭に立ち、14年冬季五輪や18年サッカーワールドカップ(W杯)など国際イベントの実績を強調。イスラム教国のアゼルバイジャンは宗教、文化面で関係の深い中東諸国などを中心に支持を広げたが、ともに敗れた。