なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

身についている『ワザ 』でボランティア活動・地域社会とのコミュニケーション、楽しいシルバーライフ目標で有意義に過ごす 。

今年、カスタマイズの主役はスズキ ジムニー…東京オートサロン2019

2019年01月13日 20時51分06秒 | NBOX

今年、カスタマイズの主役はスズキ ジムニー…東京オートサロン2019

 
2019/01/13 17:00
 

 

 

毎年僅か3日間の開催ながら、来場者数がこのところ毎年30万人越えという大盛況が続くマンモスイベントに成長した東京オートサロン(千葉市、幕張メッセ)。

2019年は、プレスと招待者のみ入場できる午前中と、特別公開の午後となっていた、初日の11日金曜日だけでも8万310人が訪れ、昨年をすでに上回っているというから、今年も最終的に入場者数30万人越えは必至の様相である。

元々『東京エキサイティングカーショー』という名前で始まったこのイベント、今年で37回目を迎えてすっかり定着し、今や海外のメディアからも注目の的となっている。基本的にはカスタムカーの祭典だから、当然ながら展示もそうした内容が色濃く反映されている。そして2019年の主役は、何と言ってもスズキ『ジムニー/ジムニーシエラ』だったように思う。多くのカスタムカーショップがこの爆発的人気を得ているジムニーに注目し、カスタマイズキットを展示していた。

メーカーのスズキも、ジムニーとシエラのカスタマイズモデルを各1台ずつ展示していた。このうちシエラの方は、ピックアップに改造した「ピッアップスタイル」と名付けられたモデル。一方のジムニーは、「ジムニーサバイブ」と名付けられたものだ。

ピックアップに改造されたシエラは、顧客からの潜在的ニーズがあるということで、リアエンドに同社の軽トラック、キャリーのトラックベッドを取り付け、リアルウッドをその側面に張り付けて、それらしさを演出したモデル。ドライバーズシート背後にも、ものを置けるスペースが用意されて、イメージとしては『スーパーキャリー』のようでもある。

一方のジムニーはサバイブと名付けられているものの、インテリアは完全にアウトドアアミューズメント満載の仕様で、そのままキャンプにでも行きたくなるような改造が施されていた。

これに対してカスタマイズショップの改造は百花繚乱。ベーシックなもので言うと、ジムニーを如何に軽っぽく見えない外観にするかに注力されて、中にはメルセデスベンツの『Gクラス』と見紛うものや、ランドローバー『ディフェンダー』風があったりした。また、ジムニー女子と名付けられた、およそジムニーらしくないカラーリングのものや、あろうことか他メーカーのディーラーが、そのメーカーの往年のクロカン四駆風に仕立て上げたもの(敢えてどことは言わない)など、新しいジムニーはメーカーの枠を飛び越えて注目されるモデルになっているようである。

いちいち説明は付けないが、東京オートサロン2019会場を飾っていたカスタマイズドジムニー/シエラのほんの一部を紹介しよう。

 
 

寒さ対策は窓から!冷気を遮断する4つの方法

2019年01月13日 05時37分12秒 | ブログ

寒さ対策は窓から!冷気を遮断する4つの方法

2019年01月12日

寒さ対策は窓から!冷気を遮断する4つの方法
暖房をつけているのに、部屋がなんだか寒い……。その理由は、温まった空気を効率的に部屋の中に閉じ込めておけないからかもしれません。
特に窓は、熱の逃げ出しやすい場所です。YKKAP株式会社によると、家から出て行く熱の半分以上は、窓から流出しているそう。これは、逆にいうと、窓を断熱すれば、部屋の暖房効率は格段にアップするということ。つまり、部屋を暖かく保つためには、窓周りがとても重要になるんです。

持ち家であれば、断熱性能の高い窓に取り換えたり、室内に内窓を取り付けたりする本格リフォームもできますが、賃貸住宅の場合にはそれも難しいもの。また、費用はそれほどかけずに、なんとかしたいと考える人もいるでしょう。そこで今回は、リフォームをしなくてもできる窓周りの断熱方法をご紹介します!

参考:YKK AP株式会社 ホームページ
ホームセンターなどで手に入る、断熱用のポリエチレンシート。空気層をはさんだシートをガラス面に貼ることで断熱が可能になります。水だけで貼れる商品が多いので、DIYで設置できて、価格もお手頃なのが魅力です。

これは、機能的には、梱包用の気泡緩衝材でも代用可能。ただし、梱包用のものは設置しにくく、透明度も落ちるので、見た目を重視するなら専用のものがおすすめ。

窓のサッシが古くて、隙間風が入る場合には、短い毛でサッシの隙間を埋めるテープ(モヘヤシール)も販売されています。気になる人はぜひチェックしてみてください。

【対策その2】カーテンを変えてみる

真冬でも、夏と同じような薄手のカーテンだったり、長さが短かったりすると、冷気が侵入しやすくなります。寒い時期は、冬用の厚手のカーテンを使用し、できれば床につくよりも長めにするがおすすめ。陽が落ちたら、早めにカーテンしめるようにしましょう。

また、カーテン上部からの冷気が気になる場合は、カーテンボックス(レールカバー)を取り付けるのもおすすめです。これは、カーテンレールの上の隙間をふさいで、冷気が入るのを防ぐ効果かあるからです。ネット上には、賃貸でも使用できるレールカバーをDIYで自作する方法などもたくさん出ていますので、気になる人は調べてみましょう。

【対策その3】断熱ボードを置く

窓の下の方に立てかけるように設置することで、冷気をシャットアウトする断熱ボードもたくさん販売されています。
断熱ボードのよいところは、立てかけるだけなので、設置の手間がかからないこと。また、昼間は外しておき、冷気が気になる時や夜だけ立てることもできるのもメリットのひとつです。下のほうの冷気をシャットアウトするだけですが、あるとないのでは、かなりの違いがあります。

また、もっと上のほうまでカバーしたいのなら、養生などで使用されるプラスチックダンボール(プラダン)がおすすめ。例えば、ベランダなどの出入り口として設置されている掃き出し窓なら、90㎝×180㎝くらいの大きめのサイズの透明なプラダン2枚を用意します。
窓の木枠に、突っ張り棒を2本、横向きに設置して、窓と突っ張り棒の間に挟んで設置するようにすると安定させることができます。プラダンは、ハサミでも切ることができるので、サイズが合わない場合には、調整してみましょう。

【対策その4】暖房器具の位置を見直してみる!

ストーブなどの暖房器具を置くなら、窓際がおすすめ。窓から入った冷たい空気は、床面に下降して、足下から部屋の室温を下げてしまいます。そんな時には、ストーブやヒーターなどを窓に背を向ける形で設置してみましょう。

この無期なら、窓から入ってくる冷気をヒーターが温めるため、冷気が部屋に広がっていくことを防げます。逆に、窓の方向に向けて、暖房器具を設置しても、せっかく温めた空気を冷やしてしまうことになるので注意しましょう。

── 最近は、窓の下に横長に設置する窓専用のヒーターも人気ですね。冷気を効率よく温めて、室内に循環させるようにしましょう。
省エネのためにも大切な窓の断熱。いくつかの方法を組み合わせると、より高い効果が得られます! まずは寝室など、一部屋から、ご自宅に合いそうな方法を試してみてもよいですね。

あたたか〜い、お鍋にまつわるエトセトラ

2019年01月13日 05時33分54秒 | ブログ

あたたか〜い、お鍋にまつわるエトセトラ

2019年01月12日

あたたか〜い、お鍋にまつわるエトセトラ
寒い時季にホッと心も体も温まるお鍋は、冷蔵庫の食材整理のお助け役にもなる料理でもありますが、実はこの鍋料理、驚くほど進化を遂げているんです。その証に、スーパーを歩くとあちこちのコーナーに新味のレトルトパックが積まれていますよね。
そこで今回は、次々と新しい味が登場し、ブームを巻き起こしているお鍋にフォーカスします。
鍋料理とは、調理に用いた鍋をそのままの状態で食卓に供される料理です。鍋を囲んで、卓上コンロやホットプレートなどで調理しながら、個々の椀や取り皿、タレなどを入れた小鉢に取り分けて食べるのが一般的。

また、鍋料理に主に使われる調理器具も近年では多様化しています。調理器具からメニューを決める……なんていう方法も楽しいのでは。

『土鍋』
日本の食卓でお鍋といえば定番、とも言える陶器製の鍋。火のあたりが柔らかく、保温性が高いので、長時間煮込む料理に最適。急激な温度変化に弱いので、鍋底に水滴が付いている状態で火にかけるとひびが入ることがあるので注意しましょう。サイズは号数で表わされますが、寸(3.03cm)と同一なので、7号であれば約21cm。中国でも各地で用いられており「砂鍋」と呼ばれています。

『しゃぶしゃぶ鍋』
これはもう言葉の通り、しゃぶしゃぶ専用の鍋のこと。最近はヘルシーな「豚(とん)しゃぶ」も人気ですね。

『すき焼き鍋』
すき焼き専用の浅い鉄製の鍋。予算がある時は、霜降りの上等な牛肉で舌鼓を打ちたいですね。

『ちりとり鍋』
ちりとり鍋に用いる正方形の浅い鍋。別名「てっちゃん鍋」とも呼ばれます。

『おでん鍋』
おでん専用の鍋で、様々なおでん種が見えるように横に広く作られています。

『囲炉裏鍋(いろりなべ)』
囲炉裏に掛けるのに適した、柄が付いた丸底の鋳物鍋。現在では囲炉裏の切ってある家も少なくなっていますが、昔話などの絵本などで見たことがあるのでは。鋳物ブームでこの形の一人鍋なども販売されていて、手に入りやすくなっています。

『文化鍋』
アルミニウム合金を鋳造して造られる深鍋で、蓋が鍋の縁より2~3cm低い位置に収まる様に段が設けられているのが特徴。本来は炊飯に最適化されて作られた鍋ですが、厚みもあり熱効率がよいことから、煮込み料理に利用されることも。また、鍋蓋が低いことで、吹きこぼれしにくく、煮汁が蓋と本体のシールとなり素材をふっくらとさせる効果も。

『紙鍋』
耐水加工をした和紙を器の形にしてスープと具材を盛り、下から直火で炙(あぶ)って鍋にするもの。紙が中に入れたスープの沸点、摂氏100度以上に熱せられず、燃える温度に達しないために可能となっています。見た目の優美さや、和紙が具材のアクを吸うためアク取りが不要であるメリットも。容器を使い捨てにできいることから、大人数による宴会などでの卓上鍋として用いられることが多い鍋です。
ほとんど水を使わず蒸し焼きができるタジン鍋

ほとんど水を使わず蒸し焼きができるタジン鍋

日本の鍋以外でも、おなじみになっているお鍋もあります。食卓に異国の雰囲気が加わって楽しめますよね。

『ダッチオーブン』『ココット』
ダッチオーブンはアメリカ起源の鋳鉄の鍋。ココットはダッチオーブンの原型とも言われているフランスの鍋。円形または、楕円形の耐熱容器を指します。現在では一般に、厚手のふた付きの両手鍋で、特に、鋳物で直火のほか鍋ごとオーブンに入れて煮込み料理などに用いることができるものを呼んでいます。

『火鍋子(フオクオズ)』
北京料理用の、中央に炭を入れる部分と煙突を組み込んだ銅鍋。

『タジン鍋』
モロッコ料理など北アフリカの同名の料理を調理するのに利用される浅い鍋。円錐形の蓋が食材から出た蒸気が蓋の上部で冷やされて液化し再び蓋を伝って戻るため、ほとんど水を使わず蒸し焼きができます。もともとは土鍋ですが、現在では琺瑯引きの鋳鉄製タジンも製造されています。

『クスクス鍋』
クスクスを調理するのに利用される2段式の鍋。下段の深い鍋で具入りのスープを煮込み、底に穴の開いた上段の鍋でクスクスを蒸す。スープから立ち上る蒸気でクスクスを蒸す仕組み。

お鍋の席で、あなたは鍋将軍? 鍋奉行?それともアク代官?

人が集まる席では、お鍋の登場機会が多いですね

人が集まる席では、お鍋の登場機会が多いですね

人が集まってお鍋をすると『鍋奉行』と呼ばれる役の人がいたり、鍋を囲んだ日の翌日に「○○部長、意外に鍋奉行だったんだね」と話題に上ったりしませんか? 鍋を囲む人々を指す言葉はいろいろあるようですが、あなたはどのタイプですか。

『鍋奉行(なべぶぎょう)』
たとえば出汁の量、具材を入れる順序や位置、火加減など、非常に細かく指定して仕切る人。時代劇でとかく権力を振るう役まわりである「奉行」(寺社奉行や勘定奉行など)をもじり、また、少々迷惑な存在であるという意味も含まれていたり……。つまり、リーダーとしてお鍋の管理をする役まわりの人を鍋奉行と呼びます。

『鍋将軍(なべしょうぐん)』
奉行よりも厳しい仕切り役。奉行より権力があり、逆らうことができない、という意味で「将軍」をもじっています。褒め言葉ではないので、陰でこう呼ばれないように注意してくださいね。

『アク代官(あくだいかん)』
上に浮く灰汁(あく)をすくい取る作業を担当する人。「悪代官」と灰汁(あく)をもじっています。鍋料理の灰汁には、うまみ成分も含まれているので「悪代官」のように搾り取り過ぎないように。ちなみに、この語は2000年にデイリー新語辞典に掲載されました。

『待ち奉行(まちぶぎょう)』『待ち娘(まちむすめ)』
鍋奉行とは逆にほとんど手を出さず、ひたすら食べられる時がくるのを待ち、おいしくできた鍋を楽しむだけの人。男性を「待ち奉行」、女性を「待ち娘」と呼びます。「町奉行」「町娘」をもじったもの。

定番のものから変わりダネまで。食欲をそそるお鍋はどれ?

お鍋に合わせて何を呑むか、も楽しみのひとつですよね

お鍋に合わせて何を呑むか、も楽しみのひとつですよね

毎年、新しいお鍋が話題になったりしていますよね。定番のものから変わりダネまで、いろいろと挙げてみました。今のあなたの食欲をそそるものはどれでしょうか。

『寄せ鍋』
出汁を入れた鍋に野菜や魚介類などの様々な材料を入れて煮込む。地方毎に出汁や具材が異なって、たくさんの種類が存在します。

『すき焼き』
関東では割下と呼ばれる出汁(だし)を煮立てて、肉や野菜を煮込んでいくのが一般的。対して関西では、その名の通り、熱して油をひいた鍋で肉を焼き付け、出汁を加えてから具材を加えていくのが一般的になっています。牛肉だけでなく、鳥を使った『鳥すき』や『豚すき』『魚すき』などもあります。

『土手鍋』
もとは、広島県の郷土料理『牡蠣(かき)の土手鍋』で、鍋の周りに味噌を塗りつけて、カキと豆腐や野菜を煮ながら食べます。

『もつ鍋』
もとは、福岡県の郷土料理でもつ肉とニラをアルミ鍋で醤油味に炊いたものがルーツです。

『おでん』
鰹節とコンブでとった出汁に味を付けて、さつまあげやはんぺん、焼きちくわ、大根、卵などのおでん種と呼ばれる具材を入れて長時間煮込む。おでん種やつけだれの種類は、地域や家庭によって大きく異なり様々です。

『湯豆腐』
材料は豆腐、水、昆布、つけダレのみ。昆布で取った出汁に豆腐を入れ、温まったところで引き揚げて、つけダレでいただきます。京都に有名店がたくさんありますね。

『水炊き』
鍋に水を張り、鶏肉、野菜などの食材を煮込むことで出汁とする調理で、つけダレでいただきます。主に関西や九州で食べられてきていますが材料やつけダレなど地域によって様々です。

定番化しつつ新しい味の豆乳鍋、キムチ鍋、ミルフィーユ鍋、カレー鍋

数年前に放映されたCMで火が付いたミルフィーユ鍋

数年前に放映されたCMで火が付いたミルフィーユ鍋

ところで、毎年進化を遂げている鍋ですが、近頃定番化しつつある新しい味はもう挑戦済みでしょうか?

『豆乳鍋』
出汁と豆乳をベースにしたお鍋。女性に人気がありますね。

『キムチ鍋』
別名キムチチゲとも言います。もとは、朝鮮で広く食べられている辛口の鍋で、白菜キムチが味のメイン。具には肉類または魚介類、野菜、豆腐などが使われます。

『ミルフィーユ鍋』(画像参照)
白菜と豚肉をミルフィーユのように幾層にも重ね合わせた鍋で、数年前に放映されたCMで火が付きました。

『カレー鍋』
和風だしにカレーのスパイスを利かせたスープを使った鍋。
このほかにも、メイン食材の名前を冠したお鍋も多くありますよね。トマトを使った『トマト鍋』、パクチーをたくさん使った『パクチー鍋』などがその代表格でしょう。

海を越えてやってきた海外の鍋料理

世界3大スープのひとつ・トムヤムクン

世界3大スープのひとつ・トムヤムクン

海を越えてやってきた海外の鍋料理。きっと知っているはずのメニューも実は鍋料理なんですよ。

『ポトフ』
フランスの家庭料理。牛肉やソーセージなどの肉と、大きく荒く切ったニンジン、タマネギ、セロリなどの野菜類を、じっくり煮込んだ料理。

『ブイヤベース』
地元の魚貝類を香味野菜で煮込む、フランスの寄せ鍋料理。マルセイユには「ブイヤベース憲章」というものがあり、具材や調理法などが定義されています。

『バーニャカウダ』
イタリア・ピエモンテ州を代表する鍋料理。テーブルの上にテラコッタ製の鍋を置いてディップソースを温め、野菜を浸して食べます。似たものに『チーズフォンデュ』があります。

『トムヤムクン』
世界3大スープとも言われており、 辛味と酸味、複雑な香りが特徴的なタイ料理です。ちなみに「世界3大スープ」と言われますが、厳密に3つとは決まっておらず、ロシアのボルシチ、中国のフカヒレスープ、タイのトムヤムクン、フランスのブイヤベースなどが挙げられることが多い、とされています。

『火鍋』
中国の食文化において広く知られる、辛味の強い鍋料理である。中国大陸に限らず、香港、マカオ、台湾、シンガポール、マレーシアなどの華僑・華人社会でも一般的。各国の中華街などでも、火鍋専門店があります。

── さあ、三連休はどの鍋を誰と食べましょうか。。。
考えるだけで楽しい気分になりますね。

5月1日から新元号!元号の歴史を振り返る

2019年01月13日 05時30分35秒 | ブログ

5月1日から新元号!元号の歴史を振り返る

2019年01月12日

5月1日から新元号!元号の歴史を振り返る

新元号の発表が待ち遠しい……!

平成が終わろうとしています。世代ごとにそれぞれの感慨はあるかと思いますが、あっという間に過ぎ去った……と感じる方が多いのではないでしょうか。
政府は、改元に伴うシステム改修など準備期間のため、前倒しで4月1日に新元号を公表するとしています。
新元号はどのような名前になるのか、それを待つのも楽しみの一つでしょう。そこで、5月1日からの新元号を前に、元号の歴史について振り返ってみましょう。
改元にはさまざまな理由があった

改元にはさまざまな理由があった

日本の元号の数をご存知ですか。645年の「大化(たいか)」からはじまった元号の数は、247。大化から空白の時代もありましたが、大宝律令が完成した701年に「大宝(たいほう)」が元号となって以来、ずっと続いています。
「明治」「大正」「昭和」「平成」のように、天皇とともに一つの元号がある「一世一元(いっせいいちげん)」は、明治時代に制度化されたものです。

247ある元号のなかで「平成」は、歴代4位の長さになります。歴史的にみると平成の時代は長かったのですね。最短で終わったのは1238年の「暦仁(りゃくにん)」で、2カ月半あまりでした。

明治より前は天皇の代替わりのときだけでなく、戦乱、天災飢餓や疫病などの災いを断ち切るために改元を行いました。平安時代にはハレー彗星の出現を天変地異と考え「永祚(えいそ)」(989年)と元号を変えたこともあります。
また、江戸時代にはペリー来航などがあり「安政(あんせい)」に改元しました。そう考えると、改元前の出来事がいかに世を混乱させたか、そして、改元に祈りが込められてきたかが想像できます。

「永」「元」「天」「治」「応」が多く使われてきた漢字。なかには漢字4文字も

元号にもなった慶雲とは、どんな雲だったのでしょう……

元号にもなった慶雲とは、どんな雲だったのでしょう……

元号は漢字二字が決まりのように思われますが、奈良時代のみ下記のように、漢字四文字の時代がありました。
「天平感宝(てんぴょうかんぽう)」
「天平勝宝(てんぴょうしょうほう)」
「天平宝字(てんぴょうほうじ)」
「天平神護(てんぴょうじんご)」
「神護景雲(じんごけいうん)」と
いずれも文字からめでたさが伝わってくる名前ばかりです。このころは、「祥瑞(しょうずい)改元」といい、よいことが起こる兆しがあると改元する例も多く見られました。たとえば飛鳥時代には、縁起のいい雲が現れたことから「慶雲(けいうん)」と改元されています。

さて、これまで多く使われてきた漢字は
1位 永 29回(ex.永保、安永、永和)
2位 元、天 27回(ex.元慶、元禄、天平、天長)
4位 治 21回(ex.大治、宝治、万治)
5位 応 20回(ex.嘉応、応徳、応仁) となっています。

ほかにも 安、長、和、正、明なども多く、今も昔も変わらぬ、安泰な世を願う気持ちが漢字に込められていることが伝わってきます。

国民の理想としてふさわしい意味を持つ文字が求められる

平成の名の入ったカレンダーも最後

平成の名の入ったカレンダーも最後

現在の元号の基本的な基準を見てみましょう。
●漢字二文字
●書きやすい
●読みやすい
●これまでに元号や贈り名(追号)に用いられていない
●俗用されていない……などがあります。

ちなみに平成には「国の内外、天地とも平和が達成される」という意味が込められていました。
さて、新しい元号にはどのような想いが込められた名前になるのか。新元号がどのような名前であれ、平和で安定した時代になってほしいですね。