虫さん魚さん

サラリーマンの昆虫採取とフィッシング日記

「恐竜博2011」に行って来ました! -その2-

2011-10-03 19:10:26 | 水族館・動物園
10月2日(日)まで国立科学博物館で開催されていた「恐竜展2011」の続編です。

未だまだ多くの謎につつまれている恐竜は、ロマンに満ち溢れていますね!
最近では、皮膚の色が解明出来る様になったそうです。

今回の展示品の目玉のひとつでもある「ティラノサウルス」は、6700万年前頃(中生代白亜紀末期)に北アメリカ大陸を中心に生息していたとされる大型肉食恐竜。
以前は、約1億5000万年前の中生代ジュラ紀後期に生息していた「アロサウルス」が進化したのではないかとされていたそうですが…

※「アロサウルス」の全身骨格標本。

最近、鳥類と比較的近縁で体の上部に羽毛が生えていたのではないかと考えられているそうです。

※今回の主役。待ち伏せする「ティラノサウルス」の全身骨格標本。

私たちが頭の中でイメージしている“ティラノサウルス像”も、将来変わってしまうのかも知れませんね。


ところで「恐竜博2011」以外にも地球館や日本館にも多数の常設恐竜展示があるほか、子供達が大好きな「カブトムシ」や「クワガタ」の標本、私の趣味のひとつである「魚類剥製」も多数展示してあり、かなり見応えがありました。

地球館の一階入り口の天井から吊り下げられていた「ホオジロザメ」の剥製。

海洋生物コーナーには無数の海水魚の剥製。

奥にも綺麗にディスプレイされた魚の剥製コーナーが…

ついつい吸い寄せられる様に見入ってしまいます!

そして日本館には「アカメ」や「イトウ」などの淡水魚の剥製を展示。


また、2階北翼「日本人と自然」コーナーには、「持ち込まれた生き物たち」と題して「ブラックバス」と「スモールマウスバス」の剥製が展示されていました。
超リアルなロウ人形が手にしていた「スズキ」の両面剥製は、良く出来ていました!

何ともマニアックなレポートですが、そこは「虫くん魚くん」ということで…
それにしても博物館で魚類剥製だけでなく、様々な標本や作品を見ていると本当に勉強になります。


帰りに上野に来たからには…と、定番「西郷さん」を見て、帰路についたのでした。

※そういえば、TVドラマ「JIN‐仁‐」は面白かったなぁ…

「恐竜博2011」に行って来ました!

2011-10-02 14:55:23 | 水族館・動物園
2011年7月2日から上野の国立科学博物館で開催されている「恐竜博2011」。

今週末10月2日(日)が最終日とのことで、急遽家族で出掛けることにしました。
今日は、まさに最終日で、しかも日曜日。
普通の時間に行ったのでは、入場制限などで入れなくなる可能性もあると思い、開館一時間前の8時を目指して家を出発。

午前8時に国立科学博物館に到着しましたが、既に50人ほどが並んでいました。


屋外に“ドカ~ン”と飾られている30メートルはあろうかという国立科学博物館の名物「シロナガスクジラ」のオブジェ。


開館時間の午前9時には、約500メートル程の長い列になっています。
早めに出発して大正解でした。

ところで、今回の目玉は初公開となる「待ち伏せティラノ」と「トリケラトプス」の恐竜2大スターの競演!

さていよいよ入場です。
会場内に入ると、朝一番で入場した甲斐もあって展示品をゆっくり見ることが出来ました。

この骨格化石標本は、有名な「アロサウルス」。


こちらは、背中の板の様なものが特徴的な「ステゴサウルス」。


そしてメインブースへ…
いよいよ「待ち伏せティラノ」と「トリケラトプス」との対面です。

全く人が写りこまない、こんな写真が撮れるのも朝一だからこそですね!


別角度から…

とても気に入ったアングル!


人数にして40~50番目位に入場した私たちの前には、ほとんど入場者がおらず、ラッキーにもゆっくりカメラを構えて撮影することが出来ました。

迫力の「恐竜博2011」会場を出て、続いて向かったのは、地球館地下一階の「恐竜展示」。


立ちあがったポーズで展示されているこちらの方が好きかも…


こちらは人気の「マンモス」の骨格標本。


久しぶりの「国立科学博物館」でしたが、恐竜博以外の常設展示物だけでも充分に満足できる充実の内容。
昆虫や魚類にも興味がある私にとって、改めて訪れてみると「昆虫標本」や「魚類剥製」の展示数にも驚かされました。
さすがに国立科学博物館ですね!

明日は、館内にあった魚類剥製について若干ですが紹介したいと思います。

水族館のホオジロザメ -モントレー水族館-

2010-03-19 21:51:19 | 水族館・動物園
今日の昼休みにYahooをチェックしていた時、興味深い記事を発見!

ドバイの超高級リゾートホテル「アトランティス」で飼育されていた“ジンベイザメ”を海に帰すことを決めたという記事。
記事によると2008年9月からホテルで飼育されていたジンベイザメを救い出そうと2万6,000人以上が運動に参加し、動物保護団体も海に戻すよう求めていたとのこと。


※写真は沖縄「美ら海水族館のジンベイザメ」

さらに関連記事を探っていると、アメリカ・カリフォルニア・モントレー水族館の「ホオジロザメ」の写真が掲載されていました。

私は何故か「サメ」を見るのが好きで、ラスベガスや上海・香港に行った時も水族館の「サメミュージアム」に引き寄せられ、水族館に立ち寄っています。
もちろん沖縄の「美ら海水族館」もそのひとつ。


※上海水族館のサメミュージアム入口。こんな演出に“すっかり”やられてしまいます。

しかし、映画「JAWS」のモデルにもなった“Great White”こと「ホオジロザメ」の泳ぐ姿をこの目で見たことはありません。

アメリカ・カリフォルニア・モントレー水族館の「ホオジロザメ」の写真を見た時、「えっつ? 水族館でホオジロザメを飼育してるの?」と信じられない気持ちでした。

過去多くの水族館や海洋研究家が「ホオジロザメ」の飼育に挑戦してみたものの、非常にセンシティブなこのサメの飼育に成功したことはない!…という、どこかの記事を読んだことを記憶していたからです。
早速自宅に戻って記事を確認してみましたが、198日の驚異的な飼育記録を残した後、海に戻し、今は飼育していないようです。

現在、個体数が減り捕獲が禁止されている「ホオジロザメ」を見てみたいのは確かですが、トライ&エラーを繰り返して個体数を減らしてしまうことになってしまうのも…

クロマグロの話題もそうですが、人間の欲求と自然保護との関係って複雑ですね!

モントレー水族館 ホームページ

上海出張編 - 4 上海大自然野生昆虫館

2009-08-08 22:36:23 | 水族館・動物園
仕事で海外出張に行っても、何故か飛んでいる“蝶”や“トンボ”が気になってしまう私ですが、なっなっ何と近くに「上海大自然野生昆虫館」があるでは無いか?

これは何としてでも時間を見つけて行かなくては…


そして最終日。午後2時出発までの空き時間にダッシュ!

地図でチェックし、地下鉄へ…

調べてみれば「上海テレビタワー」のすぐ左じゃん!
何で初日に気がつかなかったんだろう?

ってなことで入場料40元(日本円で約600円)を払って中へ…


上海大自然野生昆虫館という名前ですが、中は「ネズミなどの小動物」や「ヘビやトカゲなどの爬虫類」も展示されています。

そして「昆虫」ですが、正直“ガッカリ”でした!
最初のゾーンは甲虫類が大きなガラスケースの中に生体展示されています。が…


特に「カブト虫やクワガタ」については半数以上が既にXで、放置しっぱなしという状態でした。甲虫マニアの方には少々不満な内容かなぁ?

でも、“蝶”の標本については、まぁまぁでしょうか?
図書館をイメージさせる「蝶の展示ゾーン」には、大きな辞書をイメージした説明展示台?が4つ設置してあります。

ボタンを押すと自動的にページが捲られ、スピーカーから標本についての説明が流れます。子供には非常に楽しくて良いアイデアだと思います。
中国語がわからない私には、もちろん何を言っているのか?さっぱりわかりませんでした!

その他、モルフォやトリバネアゲハなどの標本も、壁面に展示されています。

そして、お土産売り場へ… 若いお姉さんが標本をつくっています。
びっくりだったのは、陳列ケースにいっぱいの標本をバラで、その場で販売していたことです。


ちなみに開長13cmほどの「ディディウスモルフォ?」が500元
開長10cmほどの「メネラウスモルフォ?」が300元で販売されていました。
私には高いのか?安いのか?わかりませんが、全部一匹ずつ“バラ”で販売されていたのには本当にびっくりです!

私は個人的に、昆虫にしか興味がなく他の爬虫類や両生類、小動物などの展示物にどの程度の価値があるものなのか?わかりません。
昆虫以外に興味のある方、コメントできなくてごめんなさい!

上海出張編 - 2 上海海洋水族館

2009-08-07 20:20:32 | 水族館・動物園

続いてすぐ横の「上海水族館」へ…
何せ世界最長155mの海底トンネルが自慢だとか?

早速入館料120元を払って中へ。館内は9つのゾーンに分かれており、特に淡水系の魚類が多いのも特徴と言えそうです。

しかし、中国人の方は写真を撮るのが好きですね~!
入口近くの鯉の水槽前でも記念撮影で相当な人だかりです。鯉ですよ!…

そしていよいよ155mの海底トンネルです。
国際的な水族館と言えば、沖縄美ら海のイメージがどうしても浮かび、大きな水槽と巨大な魚に期待してしまいますが、こちらは“でかさ”では無く“長さ”で勝負って感じです。


何せ広~い水族館で、ゆっくり観察すれば相当楽しめると思いますよ!


次は楽しみにしていた“サメゾーン”です。鋭い歯を持つ体長2m50cm前後の「シロワニ」が目の前を横切っていきます。他にはどんなサメが泳いでいるのかなぁ?


あっやばい!戻らないと…ということで2時間で2つの名所見学と、とっても忙しいプチ観光でありました。

続く…