一旦ドックへと戻った私達。
ここで今回お世話になったボートを紹介したいと思います。
レンジャーの22ftで、前回のボートより2ft(約50cm)長いだけですが、随分と広く感じます。
実際、男4人が横一列に座れる充分な横幅で移動もラクラク。
エンジンはスズキの200ps。流石はレンジャーで、安定した巡航で全くストレス無し!
沢山並んだホワイトメーターも格好よく、やる気にさせるコックピットですね!
さて肝心の釣りの方ですが、すっかり陽も昇り、アタリも遠のいてしまい、ただただ暑いだけ…
朝一の時間帯に、満足できる釣果が上げられなかった私達は、まだ諦めていないものの、この超タフなコンディションに少々バテ気味です。
とりあえず南湖の一級ポイントとして知られる「ディープホール」へと入りますが、ボートが3艇しかいません。
ディープホールの壁にマーカーを打ち、3mから急に12mまで落ち込む壁際をラバージグで攻めていきましたが、全く魚の反応は無く、長い距離を移動してきたにもかかわらず移動を決意。
※南湖の南側に位置する「ディープホール」は、濁りがひどく、確かに水通しは悪そうでした
キャプテンは、あまりの暑さに遮熱パラソルで一休み。
気温は推定35度以上、無風、水面からの照り返しで、集中力も低下してしまいます。
こんなサイズでも釣れれば集中力が回復するのですが…
この後は、水通しの良さそうな場所を探しながらの釣り。
午後は、南側から段々と濁りが入り、沖目のポイントを選択していきます。
ポイントを移動する間、ボートをかっ飛ばす時に受ける風が唯一のリラックスタイム。
ここで、T氏にグッドサイズが来ました!
この暑さの中、43cmのナイスバスです。みんなの元気を取り戻す快心の一本。
数ある取水塔周りも、プレッシャーと暑さで反応なし…
風でも吹いてくれれば…と変化を待ちますが、全くの無風で本当にタフコンディションとなってしまいました。
そんな中、根性で捕ったソコソコサイズ。
今回、最も船団が集まっていたポイントが「赤ノ井」。
確かに、水もクリアで水通しが良さそうなポイントでしたが、釣り方が分からない…
それなりに粘りましたが、結局このポイントで魚を引きずり出すことは出来ませんでした。
段々と残り時間も少なくなってきました。
大船団がいた「赤ノ井」も諦め、琵琶湖大橋を右に見ながら「カネカ沖」へと向かいます。
段々と口数も減り、バテバテモードのボート上。
ここで、前回57cmをキャッチした我らが大物キラーT氏に今日一のバスが来ます…
「オッ! これはソコソコのサイズかなぁ…」とやりとりをするT氏。
前回の経験から余裕の取り込み!
上がってきたのは47cmのナイスワン!
このタフコンディションの中、このサイズは流石です(パチパチ)
刻々と終了の時間が近ずいてきました。
最後に選んだポイントは、少々シャロー側に移動した「カネカ前」。
午後4時過ぎ。「ピ・ピー」 残念ながら納竿の時間です。
今回もまた“ロクマル”は夢となってしまいましたが、また忘れ物を捕りに琵琶湖を訪れる機会が出来ました!
「次は来年かなぁ…」なんて言いながら水路へと戻り、来年以降“ロクマル”との出会いを夢見て、今回の釣行は終了となりました。
でも、中々釣れないから楽しいんですね! 夢が現実になる日は果たしていつ訪れるのでしょうか…