不動産会社が保険代理店を兼ねていることがよくあります。
当社もそうです。ただ、当社の場合は保険も不動産と同等に重きをおいていますので、自動車保険はじめ生命保険まで全種目扱っていますが、ほとんどの不動産会社は火災保険のみを扱っている代理店です。
不動産と火災保険は切っても切り離せません。建物を新築した場合にかける火災保険もそうですが、多いのが賃貸アパートなどの入居者にあっせんする家財保険です。今は入居者には１００％入っていただいています。
これは大家さんの希望によるところが大きいのですが、入居者の不注意で火災をおこした場合などに大家さんに補償する借家人賠償責任を必ずつけてもらうようにしているからです。でも、これは特約なので主契約として火災が起きた時に入居者の家財を補償する家財保険をつけていただいているわけです。
保険料は２年で１０，０００～２５，０００円程度、もちろん内容によります。最近は保険金の評価額が年齢や家族構成で決められているので、入居者本人の希望とは必ずしも一致しないケースもあります。
ただ、これは保険の掛けすぎを避ける手段で、万が一の時に受け取れる金額が少なすぎたり、多すぎたりしないように考えられています。いろんな支払いトラブルを経てこうなったようです。
実際、火災だけでなく盗難でも対応できるものもありますので、実は結構役立つことがあります。意外と知らないで通り過ぎちゃうケースも多いのですが、調べてみると新しい発見があるかもしれませんよ。
いずれにしても保険の内容はよく確認した方がいいでしょう。保険って難しいですけどね。