お客様から賃貸物件のご紹介を頼まれる時、ある程度条件がしぼられている時は、その条件に合った物件を紹介すればいいので、紹介する物件は限られます。
逆に条件があまりしぼられていない場合・・・かなりたくさんの物件を紹介できるということになります。
その場合、たくさんの物件を紹介した方がいいのか、はたまたおすすめ物件を少数にしぼって紹介した方がいいのか・・・
心理学的には、人は選択肢が多いと気持ちが萎える・・・という検証結果が出ているようです。
選択肢が多すぎると、選択自体が難しくなる、選択を間違ったのではないかという後悔の念にかられる、他の選択肢を捨てざるを得なくなる、多くの選択肢が期待値を上げてしまう、選択の結果を自己で受け止めざるを得ない・・・といったことが、選択肢が多くなると満足度が低下する要因といわれているようです。
こちらとしては、いろいろ見ていただきたくて、ついついたくさんの物件を出してしまうケースもありますが、お客様にとっては「これがおすすめです」と、そのままズバリのほうが、効果あるケースもあるのかもしれません。
ただ、お客様によっては「たくさんの物件を見たい」という方もいらっしゃいますので、臨機応変、きちんとご希望をうかがった上で対応していきたいと思います。