ここのところ、新聞やテレビなどで「PTAの役員決め」のことが話題になっています。
「ポイント制」、「問答無用の全員くじ引き」、「役員をやらなかった人は学校のトイレ掃除」など・・・
どうしても悪いイメージの言葉ばかりがならびますが・・・
そもそも、「やらない人はずるい」とか「全員で平等に」とかいう言葉が飛び交う時点で、PTAの目的を履き違えているような気がします。
それって、結局PTA役員は嫌なものということを認めてしまっているわけで・・・
それはおそらくPTAを運営する側にも問題があって、結果運営サイドもそれを認めてしまっているところもあると思います。
ただ少なくとも、自分が知る限りでは、きっかけはどうであれ、役員をやってよかったという言葉は多く聞きます。
それゆえ、問答無用の押し付けではなく、もっとPTAのメリットをアピールしていく必要はあるのかなと思います。
ちょっと、「PTA」とか「役員」とかいう言葉の持つイメージに、たくさんの人がとらわれ過ぎているのかなと・・・
そして、運営サイドも、共働きが増えた現在の状況にあわせたPTAに変えていく必要はあると思います。
専業主婦が多かった時代と同じことをやっていたのでは、到底できる人は限られてしまう。
働く女性や、お父さんももっと参加できるPTAになれば理想ですね。
もちろん、それでも自分さえよければ、自分の子どもさえよければという人はいると思います。
そこは考え方で、そういう人が役員をやらないのは「ずるい」と思うのではなくて、むしろ「損をしている」と考えたほうがいいかもしれませんね。
だって、PTAは子どもが学生ときでなければできないのですから・・・
そして、そこで出会えたはずのたくさんの人に出会えず、そこでできたはずのたくさんの貴重な体験ができないわけですから・・・
ま、いろいろ語りだすときりがないので、今日はこんなところで・・・
でもまずはPTAの目的を考え、楽しくPTA活動をやってほしいですね。
そして、楽しんでいる姿を子どもたちに見せて欲しいですね。