昨日、学習支援ボランティアで中学校へと行って来ました。
本年度、高崎市が打ち出した子どもたちの学力向上の施策で、
地域のボランティア(実際はいくらか時給が出るが・・・)が、放課後や土曜日などの子どもたちの学習を見守るというもの・・・
脱ゆとり教育といったところでしょうか・・・
土曜日の授業復活のほうが手っ取り早い気もしますが・・・
うちの中学の場合、中間試験や期末試験前の2日間、放課後の教室で1時間自習をするというもの・・・
ボランティア(といっても、半ば強制的にPTA本部役員と学年委員さんですが・・・)はそれを見守るだけです。
そして、昨日が第1日目、自分としてもどんなものかまったくつかめぬまま、参加してきましたが、
結果、なかなか悪くはないなと思いました。
自分が担当したのは2年生、全部で15名ほどで、決して多いとはいえないのですが、
1時間、おしゃべりすることもなく、みんな集中してみっちり自習していました。
人にもよるとは思いますが、家でやるよりよほど集中できたのではないかと思います。
自分はただいるだけで、わからないところなどは、時折まわってくる先生に聞くことになってました。
ただ、子どもたちからすると、知らない人がそこにいるというのは、先生がいるよりも逆に緊張感があっていいのかもと思いました。
やはりちょっとは気になるみたいで、たまにちらちら自分に視線を向ける子なんかもいましたので・・・
まぁ、これが「脱ゆとり」につながるかはわかりませんし、
こういう場を設けなければならないこと自体、やはり問題があるような気がしますが、
それとは別にして、子どもが知らないおとなに見守られて勉強する、
親も子どもの勉強の様子がわかるという場は、決して悪いことではないなと思います。