朝井リョウの直木賞受賞作「何者」を読みました。
最近映画化もされ、話題になっていますね。
ネットや携帯を駆使した最近の就活が描かれている本作、
エントリーシートやら、Webテストやら、
ひたすら資料請求はがきを書いたり、
固定電話の前を離れられなかった自分たちの時代の就活とは
全く様変わりしていて、共感できる部分はあまりなかったように思います。
これから就活する学生、また就活が終わった人には共感できたり、
参考になったりする部分も多いのかなと思います。
それにしても、今時の就活は大変だなと思います。
それゆえ、そこを乗り越えて入社できたみなさんは
きっとすごく優秀なんだと思います。
だた、ちょっと残念なのが、せっかく入社できてもすぐに辞めてしまう人が多いこと・・・
自分個人または当社と取引がある会社でも、
入社して1年とか1年半とかで「辞めます」ってあいさつに来る人が最近多いです。
もっとがんばれば・・・とも思いますが、
転職もステップアップしていけるのであれば、
それは賢明な判断だと思います。
もちろん、最近自分の周りで多かったという話で、
がんばっている若者はたくさんいます。
自分自身も「今時の若者」だった時代もありましたが、
そんな自分が「今時の若者」についてとやかく言う歳になったということですね・・・