最近、地面師による詐欺事件がよく取り上げられています。
地面師とは、土地や建物の所有者になりすまして、
不動産を勝手に転売して、代金をだましとったりする詐欺師のこと・・・
最近では、大手住宅メーカーや大手ホテルチェーンなども
被害にあったことが報じられました。
そんなことが、果たしてできるのか・・・
不動産業者として最初は信じられなかったのですが、
印鑑証明書やパスポートの偽造など、
プロの不動産業者をも欺く巧妙な手口、
買い手のほかの人に買われる前に自分が買いたい
という心理を絶妙についているようです。
地価が高騰していたバブル期にも地面師による事件が多かったようですが、
裏を返せば、不動産取引が活発になってきているということ
特に都内は、オリンピックに向けて、土地の取得を希望している方多いようです。
高崎では、土地の価格の違い、
また田舎ゆえになりすましが難しいというのもあるのか
今のところそういう被害は耳にしていません。
ただ、ちょっと間違えれば被害者に、
さらには知らないうちに仲介業者として、
詐欺の片棒を担がされているという事態にも陥りかねません。
取引は信用が第一、慎重に進めていきたいと思います。