グリーン・ノート・スケール

群馬県高崎市の不動産業、有限会社丸又(まるゆう)のブログです。
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久々のPTA論

2013年06月17日 | Weblog

 先週の読売新聞で、「変わるPTA」という特集記事を4回にわたって連載していました。

 どこも悩みは同じようで、役員の負担や役員のなり手の問題などが書かれていて、そういう問題から新しいやり方を実践して成功しているPTAの例がいくつか挙げられていました。

 書かれていたことはあくまでも「成功例」なので、どれもいいことばかりなのですが、実際その裏にある苦労話なんかも知りたかったですね。実際のところ、「そううまくいかないだろ~」みたいなところが多かったですから・・・。

 ただ自分自身、会長時代にやってみたいなと思ったことも書かれていました。例えば行事のお手伝いボランティア。バザーなど行事の運営はボランティアを募って行うというもの。そうすればやる気のある人やイベント好きな人ばかりが集まる・・・という考えですが、もし誰も集まらなかったら・・・そんな考えもあって、当時は実施に踏み切れなかったですね。

 自分自身、会議の削減やら負担軽減という部分ではずいぶんいろいろやってきたつもりではありますが、まだまだ「大変」というイメージがつきまとっているのが現実です。おそらくもっと大胆に変えることもできたかもしれません。

 これは言い訳になってしまうかもしれませんが、これがもしPTAが単独の団体であればそれは可能なのかもしれません。ただ、地域や他の団体との連携の上で成り立っているという現状がある以上、どうしてもPTAの思惑だけで変えることができない部分が多々あるということです。

 また、昔ながらの、前はあーだった、こーだったという風潮が根強く残っていて、そこを無視してしまうと、それはそれで各方面バランスが崩れてしまうということも多々あります。

 おそらくそれがなければ、もっと大胆に、もっと大きく変われるのかなぁなんて、会長を辞めた今では思うのですが、やはり会長時代はいろんなしがらみの中で翻弄されていたのかなぁなんて思います。

 会長を3年もやったので、いろいろわかってきて、おかしいところはいろいろ主張はしてきたつもりですが、結局敵ばかり作って、何にも受け入れてもらえなかった気がします。でも「手伝うのが当たり前」的な考え方には、やはり納得がいかなかったわけです。

 なんかそんな記事を夢中で読んで、そしてまたいろんなことを考えてしまっている自分がちょっと恥ずかしくもありますが、主役である「子ども」を置き去りにした活動にはメスを入れていく必要はあるのかもしれません。


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