料理の素材を科学する!ってほどでもないけれど

食材や料理についてまとめてみました。
クイズや脳トレもありますよ。

恋占いの野菜

2021年10月06日 | グルメ
【10月7日は何の日】
1674年 狩野派の巨匠狩野探幽亡くなる
1849年 江戸川乱歩が憧れたエドガー・アラン・ポー、亡くなる
1859年 安政の大獄で橋本左内、亡くなる「稚心を去る」

【前の答】苦味
Q1,ほうれん草の苦味を取る方法はどれがいいでしょうか?
    a,水にさらす  b,茹でる
     →b,あく抜き。
      たっぷりのお湯に砂糖をひとつまみ入れましょう。
      仕上がりが上品?になります。
      軸の部分を10秒茹でたら全体を入れ、
      1分以内に引き上げて冷水でしめましょう。

Q2,小松菜の苦味を取る方法はどれがいいでしょうか?
    a,水にさらす  b,茹でる
     →a,あく抜き。
      苦味成分のシュウ酸は、ほうれん草ほど多くないので、
      水に10分ほどつけるだけでだいじょうぶです。

Q3,大根の苦味を取るにはどうしたらいいでしょうか?
    a,水にさらす  b,茹でる
     →b,お米のとぎ汁で茹でるといいです。
      とぎ汁がない場合は、お米大1程度を入れるか、
      片栗粉を小1入れて弱火で15分くらいじっくり茹でましょう。
      サラダなど、生で使いたい場合には、
      皮を厚く剥いたり、
      千六本にした後ひとつまみの塩を振って10分ほどおき、
      絞ってから使いましょう。

Q4,きゅうりの苦味を取るにはどうしたらいいでしょうか?
    a,水にさらす  b,切り口をこする c,板ずりする 
     →b,c,皮のすぐ下に、苦味や渋味の元となるギ酸があります。
      へたを切った切り口同士をこすり合わせると
      ギ酸を含んだ汁が出て、苦味が減ります。
      実験によると、半分以下になるとのこと。
      また、板ずりすることでも皮の真下の組織を壊し、
      たまった苦味や渋味成分を取り除けます。

Q5,ピーマンの苦味を少なくする切り方はどっち?
    a,縦切り  b,横切り
     →a,縦の繊維に沿って切った方が苦味が出にくくなります。
      また、爪楊枝で数カ所穴を開け、ラップに包んで1分程度レンチンしてもok!

【脳トレの答】ぶどう

【今日の話】
「貧乏人の医者」と言ったのは、
古代ギリシャの「医学の祖」ヒポクラテス。
2500年も前に、ボクは「腹痛の特効薬」として、
食べることを勧めているんだ。
さすが、「医学の祖」ですよね。
現代ではビタミンU(ビタミン様物質)として知られているとおり、
胃や腸の粘膜を丈夫にしたり、
荒れてしまった胃壁を整える働きをしてくれます。
さらに、胃酸の分泌を調整してくれる作用もあるんですよ。
そして、ボクは薬になるだけではなく、
と~ってもロマンチックな野菜なんだ。
それは、中世のスコットランドのこと。
ハロウィンの晩に恋人たちが目隠しをしてボクの畑に行き、ボクを抜くんだ。
その根に土がたくさんついていると恋が実ると言われているんだ。
また、一番外側の葉っぱを破かないように剥いて、
その葉が大きければ大きいほど幸せな結婚生活が送れるとか、
芯をかじって甘ければ未来の配偶者が優しい人だなんていう恋占いをしていたのさ。

Q1,日本には幕末ごろに伝わってきたボクですが、当時はどのように使われていたのでしょうか?
    a,おもちゃとして使われていた
    b,飾って楽しんだ
    c,虫よけとして使われていた

Q2,ビタミンUを効率的に摂るのは、どちらがいいでしょうか?
    a,生  b,茹でる  c,炒める  d,焼く

Q3,ボクをおいしく食べるための切り方はどっちがいいでしょう?
    a,葉脈と平行に切る  b,葉脈と垂直に切る

Q4,ボクを食べるのは、何の幼虫が多いでしょうか?
    a,モンシロチョウ  b,テントウムシ  c,カマキリ  d,セミ

Q5,ボクの漢字はどれでしょう?
    a,陸蓮根  b,木耳  c,甘藍  d,花椰菜

Q6,旅人が狼と羊を連れキャベツを運んでいます。
  隣の村に行くためには、小船で川を渡る必要があります。
  小船には旅人以外には1匹(1個)しか乗せられません。
   旅人がいないと、狼は羊を食べてしまいます。
  旅人がいないと、羊はキャベツを食べてしまいます。
  隣の村に狼、羊、キャベツを全て運ぶためにはどうしたらいよいでしょうか?


【今日のひと言】妥協したら成功はおぼつかない

【今日の脳トレ】


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (かみら)
2021-10-23 21:45:07
キャベツのロマンチックな一面を教えていただきました。ありがとうございます。
そういえば、小中学生の頃でしょうか、様々な占いに興味がありました。占いに一喜一憂していました。
若かったというか、幼かったというか…
そういえば「赤ちゃんはキャベツ畑から…」という言葉もあったな、と思い出しました。
返信する
Unknown (greenoff)
2021-10-23 22:28:48
人はいろいろな楽しみを見つけて
生活していたんだなぁ・・・と
面白く思ったものです。
想像力、豊かな生活を
送りたいものです。
返信する

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