車で行く寺社仏塔とA級B級すぽっと!
寺社、仏塔を中心に、車で行くA級B級スポット巡りです!
 



岐阜県内には重要文化財の仏塔が5つあります。飛騨国分寺、真禅院、日龍峯寺、新長谷寺、日吉神社。これらは屋外にある大型のもので、実はもう一つ小型の重要文化財があり、それが長蔵寺の宝塔です。屋内のものは見ることすらできないものがあり、ちょっと敬遠していましたが、見れそうな情報があったので、今朝行ってみました。美濃市なので、ついでに「うだつのあがる町並み」も見てこようということで、コペン全開で朝6:20に出発。まずは長蔵寺。板取川の堤防を走って集落へ入り、例によって極せまで急な坂を登ったところでした。駐車スペース数代分は門前にあります。

 

本堂と、宝塔のある舎利殿

 

舎利殿は金網越しに見るしかないのですが、内部は結構明るくてよく見えました。撮影禁止でもなさそう。南北朝時代の精密、本格的でキラキラした塔です。小さいといっても1.6m程の高さがあるので、須弥壇の下からは4mほどとなります。

 

舎利殿の前には金属製の五重塔。境内からの静かな景色がいいです。

 

さて、美濃市には重文の建築物があと3つあります。一つは前に訪れた六角堂、そして美濃橋、小坂家住宅。

 

 

美濃橋は現存する日本最古の吊り橋、小坂家住宅は「うだつの町並み」にある酒蔵。美濃橋周りは多くの家族連れがバーベジューや水浴びをしていて気持ちよさそうだったので、ちょっと足だけ入ってきました。下の写真は近くにある川湊灯台。なお、車は美濃橋と灯台へ行く時は道の駅、町並みは数箇所ある無料の駐車場へ止めます。



「うだつの町並み」はきれいでしたが、またまたちょっと時間が早いせいか(9:30頃)、人も少なしが店も準備中が多くかったのが残念。それでも結構充実した旅(?)ながら、午前11時には帰ってきたという楽なものでした。





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帰りは小浜~敦賀を抜けて北陸道経由。若狭には古寺が多いことで有名です。今回は立ち寄る予定は無かったのですが、ちょっと時間もあったので、羽賀寺へ行ってみました。なんかナビでは狭っ苦しい道ばかり通されました。駐車場は無料。



駐車場から見えるのは本堂?新しい??・・ではなく、本堂は奥でした。

 

ミンミンぜみの鳴く声が心地よい境内です。重文の本堂はこちら。



400円で堂内拝観ができるので入ってみました。ご本尊の木造十一面観音菩薩立像は平安前期のものながら、以前は秘仏であったためか極彩色が残っており、若狭のなかでも特に有名で、様々な美術展などで外出歴があるらしいです。それらを私一人のためにおばちゃんが(団体さん相手と同じように)丁寧に説明してくださいました。お寺巡りをしていると、たまにこういうことがあるのですが、かなり恐縮です!







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丹波から国道27号線-舞鶴若狭自動車道へ入り、舞鶴西から近くにあるお寺、「円隆寺」(えんりゅうじ)。JRの西舞鶴駅からも近くです。駐車場は、門横の坂を登って中腹もしくは境内。

 

門正面には本堂。江戸期の立派なものです。で、その横に多宝塔があります。

 

一見ちょっとがさつな感じに見える塔は、高欄の4箇所に鳥居、亀腹はうろこ状になっているなど、珍しいつくりです。江戸時代建立の京都府指定文化財。京都って国宝、重文だけでも多いのに、指定文化財がどんだけあるのかって思いますね。

 

夏の山寺は静かでセミの声が映えて、ちょっとムシムシする中で時折涼しい風が吹く。この雰囲気は大好きです。





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京都縦貫自動車道を丹波まで走った近くにあるのが大福光寺(だいふくこうじ)。駐車場はないので、正面の広くなったところに止めます。



もちろんここの目的も多宝塔。室町時代のもので国の重文で実に綺麗な塔です。周りの木々の手入れもいいので、全体がよく見えます。

 

で、本堂も重文なんですが・・・!!



なんだ?!ここ数年は寺社の修復がブームなのか、ここも修理中。しかも完全包囲状態!!ん-ん残念。またそのうち来るかな?なお、お寺のすぐ近くに「渡辺家住居」という京都府指定文化材の家があります。なんでも京都府の民家では最古のものとか。(見学は事前連絡が必要らしい。)









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やっとかめの晴れの土曜日となり、今朝は早起きしてMINIで京都縦貫自動車道~舞鶴若狭自動車道を抜けてきました。立ち寄ったお寺は4つです。まずは亀岡市の穴太寺(あなおじ)。西国三十三箇所の第21番。駐車場は門前にあります、9時からで500円。今日は着いたのが早すぎて「待ち」でした。

 

ここへ寄った一番の目的はやはり多宝塔です。門から入ってすぐ横にあるこの多宝塔は、江戸時代建立で京都府指定文化財となっています。堂々とした重厚なものです。

 

このお寺は元の(重文の)ご本尊が盗難になったまま行方不明ということです。

本堂は西国三十三箇所のお寺らしく、千社札がびっしりと貼られてある貫禄ものです。こちらも江戸時代のもの。時間が早いせいか、ほとんど人の姿がありませんでした。ふつうこういった参拝者の多いお寺は9時くらいなら多くの年配の方?がいるのに。暑いでかな?









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