車で行く寺社仏塔とA級B級すぽっと!
寺社、仏塔を中心に、車で行くA級B級スポット巡りです!
 



 尾道は観光として古寺めぐりが有名なくらいで、いくつか見て回ってはいますが、正直私では個々のお寺のコメントを残すだけの力量がありません(^_^メ)。そんで尾道の最後は西國寺。西日本一と言われたような大寺院です。天寧寺からは徒歩でいったん国道へ降りて、仁王門前の参道から入りました。このお寺のシンボルという大草鞋(おおわらじ)があります。



大草鞋は、時々お寺の仁王門で見かけます。「どえりゃーでかいわらじだがや、こんなの履いとらっせるお方がござったら、かなわんでいかんわ」と、魔物を近づけないためとか。(名古屋弁で言うかどうかは知らんが)。その先には重文の本堂。右手に塔が見えます。



桜の木が頭の上を覆っていて、桜の季節はきれいなんでしょうね。三重塔も重文で、先ほどの天寧寺と対照的に朱塗りのきれいな塔です。きらきらして見えます。

 

浄土寺山からもきれいに見えます。やっぱり塔は遠くから見た姿が一番かも。



西國寺は開山が729年、真言宗のお寺。駐車場は奥に見かけましたが、このあたりの土地柄に詳しい人でないと車で行かないほうが無難だと思います!





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 29日は尾道ふれあいの里という温泉に宿泊。翌朝はもう一度尾道市内へ戻り、ミニは市内の民間駐車場に置き、まずは天寧寺へ行ってみました。前回も来てますがここは外せません。時代が全く違うのに、周りの景観とこの塔はひとつの景色となっています。別名、海雲塔というのもわかる感じがします。国重文。

 

お寺は、室町幕府2代将軍 足利 義詮 建立の曹洞宗。こちらが本堂。羅漢堂内には五百羅漢なんかもあります。でもお寺の境内がどこからどこまでなのかはよくわかりません(^_^;)。



この付近は尾道を象徴する石段、坂道。ごちゃごちゃしているというと失礼かもしれませんが、まあごちゃごちゃしています。歩いてみたくなるごちゃごちゃさです。これは「猫の小路」から見た塔。



尾道市内を歩いていると、シンボルはこれかっ!!??・・て思うほど目立つのは尾道城!!なんですけど、歴史的背景もなく、現在は廃墟!で、観光ガイドなどにも全く出ていません。千光寺やこの天寧寺の三重塔が主役なんでしょう。












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尾道の展望台といえば千光寺のが有名で、私も前回行きました。しかし坂から海を見下ろし、そして左を見ると、さらに高い山の上に展望台らしきものが見えます。こちらが浄土寺の奥の院と展望台です。あまり観光ガイドにも載っていないのですが、「絶対眺めがいいんじゃない?」とどうしても気になったので、ネットの情報を見ると、なんでも登山道はあるようですが、「ナニコレ珍百景」で「かなりやばい山道」で紹介されたという、鎖の岩場を登る必要がありこちらは当然パス。一応車でも可能ということで行ってみました。しかしこちらも、わかりにくいわ、(車で行くには本堂側からはムリで、2号線から尾道大橋方面へぐるりと反対側へ回る必要あり)ほぼすれ違い不可能な強烈な細い道はあるわで往生こきましたが、なんとか展望台近くに着きました。まったく人の気配なしです。



そこから少しだけ山道を登ると奥の院。結構新しくて立派。すぐ右に展望台!

 

この展望台からの眺めは予想通りなかなか素晴らしく、千光寺よりもずっと上かな。まあ、車でも徒歩でも、気軽に行けるのは千光寺のほうでしょうけど(^_^;)

 








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 耕三寺から尾道市内へ戻って最初に訪ねたのは浄土寺。前回尾道へ来た時も寄ったところです。ただそのときは市内から徒歩だったので気づきませんでしたが、車で行くという手段はやめたほうがいいところですね。わかりにくいだけではなく、対向車と絶対にすれ違えない道!なのに結構対向車が来るというところを通る必要があります!境内駐車可能ですが数台のみだし。

 

ここは本堂と多宝塔が国宝!国宝の多宝塔というのは全国に6基しかなく、そのうち「三名塔」と呼ばれるのは高野山金剛三昧院、石山寺とここ。鎌倉時代のもので、大きくてバランスがいいことが特徴ですが、景色もいいです。

 

でも、浄土寺はこれだけではありませんでした。(つづく)





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 向上寺からすぐ近くにある、というよりはここ生口島の名所となっているのは耕三寺。昭和の新しいお寺で、一人の富豪が母親の報恩のために仏門へ入り、そして建立したというものです。駐車場は無料のが結構あります。



しかし規模や造りがハンパじゃないですね。多くの建築物は日本の有名なところを原型としながら、彩色や細部に特徴があるので、国の有形文化財に登録されているほどのもの。全体は向上寺からよく見えます。そして門。

 


次に見えるのは室生寺を原型としている五重塔。陽明門をもとにしている孝養門。これなんか見事なものです。

 


平等院鳳凰堂がモデルの本堂、石山寺原型の多宝塔などいろいろ見られます。

 

さらには「千仏洞地獄峡」という異様な世界の洞窟、そして「未来心の丘」という広大な大理石アートと、まさに見どころいっぱい。そしてそれらが全部予想外の広さ!(未来心の丘にはカフェもあって、ピザを食べました)



しかしながら、重文の仏像なども多くある、ちゃんとしたお寺であることに間違いはありません。入場料が1200円と、ちと割高ですが、JAFの会員証を見せると200円引きになりましたよ。





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