角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

「炭水化物摂取ダイエット」の一番「?」な主張。「ケトン体」存在の無視について

2015-07-28 22:00:21 | ダイエット

 昨日の続き。

 昨日は「ケトン体」自分で検索してください、と不親切に書いちゃったんだけど、やっぱ少し触れておこうかと。

 さて、25日放送の「世界一受けたい授業」において、京都大学の森谷先生「炭水化物摂取」した方が痩せられるとの説を披露していましたが、この解説聞いていて、自分が「おやっ?」っと思った部分は・・・

「脳の唯一の栄養分は、糖分。従って炭水化物(糖質)摂取を制限すると、脳が栄養不足になりぼーっとする」

この脳の唯一の栄養分は糖分って部分が、医学には全くシロートの小生でも「アレ?」なんですな。


・・・・てのは、多少「脳」とか本で勉強すると、糖分が仮に不足した場合「ケトン体」という物質が栄養分として供給される(だから、ぼーっとしません)と、どの本読んでも解説されています。

 で、この「ケトン体」って何かって言えば、なんでも脂肪を分解した時に出る脂肪酸を肝臓で作り変えたエネルギーで、体内の糖分が不足した時(糖質制限)に、脳はこの「ケトン体」を栄養として働くわけですな。

 なので、ケトン体を脳が使えば使うほど体内の脂肪分解されます。お解りでしょ、だから痩せるんです。


糖質制限 → 体内脂肪 → ケトン体変換 → 痩せる




 この森谷先生がおっしゃる「体の水分が抜けて痩せるのであって、脂肪はそのまま変わらない」って説は、もう明らかにおかしいっす。

 事実、自分も病院で自分の内臓のエコー検査で見たんですけど、内脂肪はホント減ってます(主治医が言ってるんですから、脂肪が減ったと)。
 あのぽっこりお腹が凹んだのは、「お腹の水分が抜けて、脂肪はそのまま」って、ウソですよ。・・・ってかフツーに考えてあり得ないでしょ、お腹に大量に水が詰まっていたなんて。

・・・・・てーことは、この森谷先生は「ケトン体」のことを、ご存じないのかもしれないという疑惑が出てきますよね。

 事実、糖質制限の提唱者である京都・高雄病院の江部先生は、この番組放送後、ご自身のブログの中でこのようにコメントしています。

↓↓↓
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脳はケトン体という脂肪酸の分解物をいくらでもエネルギー源として 
利用します。 

これは、論争の余地のない生理学的事実です。 

京都大学の森谷敏夫先生がケトン体のことをご存じないとしたら、 
お気の毒としかいいようがありませんね。

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・・・・・・我が国最高学府京都大学の先生が「ケトン体」の存在を知らないとはにわかには信じられませんが、この二人過去にも論争があって、そちらもちなみに紹介しておきます。

http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-808.html

2009年のことです。

森谷先生の言い分(雑誌「クロワッサン」インタビューから)

 『炭水化物抜きのダイエットも流行しているようですが、これもまったくお勧めできません(中略)炭水化物を抜くと大変なことになる。脳はパニックになる、筋肉は減る、体脂肪は増える、朝から爆睡する、リバウンドもしやすくなってしまう。(中略)脳のエネルギー源は糖質からできているブドウ糖だけです。だから、炭水化物を減らすと、エネルギーを大量に消費する脳はエネルギー不足になり、体を省エネモードにしてしまう。簡単な話、寝かせてしまうんです。それでも栄養が不足すると、脳は筋肉のたんぱく質をアミノ酸に分解して、肝臓でブドウ糖に変えて摂取する。その結果、筋肉は痩せて基礎代謝が落ち、食欲の調整もできなくなる』 

 ここでも、森谷先生は「脳のエネルギー源は糖質からできているブドウ糖だけ」と断言しています。
うーん不思議だ!! じゃあ今現在、これを書いている小生の「脳」はいかなるエネルギーで稼働しているのでしょうか? 森谷先生の説だとこの数カ月間、小生の脳は仮死状態だったということになります。米国で下手くそな英語で必至こいて赤毛人と会話してる時は小生自身脳みそフル稼働していた思うのですが、気のせいだったのでしょうか?

で、これに対する江部先生の反論

森谷先生、まず余りにも基本的な知識不足です。脳はブドウ糖も利用しますが、脂肪酸の代謝産物のケトン体もなんぼでも利用します。

このことは生理学的な事実で、例えば、医学の教科書の「ガイトン臨床生理学」や「ハーパー生化学」にも記載してあり、論争の余地など全くありません。この事実を知っているか知らないかだけです。

NHK「ためしてがってん」といい、森谷先生といい、「脳はブドウ糖だけでなくケトン体もエネルギー源として利用する。」という基本的な生理学的事実をご存じないのは、如何なものかと思います。 ε-(-Д-)

次に、糖質制限食を実践すれば高血糖は改善しますが、肝臓でアミノ酸や脂肪酸の代謝産物のグリセロールから糖新生が行われますので低血糖にはなりません。

肝臓の糖新生は、糖質を含む食事摂取後、数時間たつと日常的に行われています。勿論睡眠中にも糖新生は行われています。糖質制限食実践中は食事中でも糖新生が行われているわけです。

・・・まぁ、どちらが正しいかは、皆さんの判断でしょうが、小生的には圧倒的に江部先生支持ですね。

 第一に脳が栄養不足でぼーっするなんて、真っ赤なウソなのは自分自身の体験で、解ってますし、水分が抜けて脂肪がそのままってのも、嘘っぱちです。筋力が衰えるってのもね。

 ちなみに、昨日ちょっと触れた「糖質制限すると、早死にする」ってのも、あったでしょ。確かに「炭水化物の替わりにたんぱく質・脂質を20年摂取し続けたらリスクが1.5倍になる」ってあるんですよ。ただ、「炭水化物の替わりに野菜などを中心にすると逆にリスクが減り長生きする」となってるワケ。

 糖質制限において、何ぼ何でも肉ばっか食い続けて20年なんてありえないって昨日書いたけど、確かに野菜、海藻、茸、豆腐とか結構種類食べますしね、1日1食ですが。

 朝食:ハンバーグ、昼食:焼肉、夕食:ステーキ・・・・ってそりゃないでしょ。そもそもそんな腹減らないし、こんなに食ったら胸やけで具合悪くなるでしょ。

 まぁその他、炭水化物いっぱい食べるともう眠くなるでしょ(それこそぼーっとする)。あれだっって、炭水化物摂取による上昇した血糖値をさげるため大量のインスリン(別名:肥満ホルモン)が分泌され血糖値がさがるからだと言われています。

もう一回書きますよ。

糖質制限 → 体内脂肪 → ケトン体変換 → 痩せる

糖質摂取 → 血糖値上昇 →インスリン大量分泌 → 太る

 やっぱ、そこいら辺の所も森谷先生ちゃんと説明しないとね・・・説得力ないんですよ。

・・・でも「炭水化物摂取ダイエット」って、誰か挑戦する人はいないかなぁ。 どういう結末になるか凄い楽しみなんですけど。まぁ、うちのHさんでほとんど結果は解ってるんですがね。

・・・しかし、テレビはちゃんとこの「医学的論争」を両面から検証して、放送しなくていいのでしょうか?

 あんなにね、「炭水化物食べて痩せます!! 大丈夫です!!」って断言して良いのでしょうか?


「世界一受けたい授業」でやっていた「炭水化物摂取ダイエット」・・・ってホント?

2015-07-27 19:02:16 | ダイエット

 この間テレビの「世界一受けたい授業」でやっていた、 「炭水化物摂取ダイエット」にはビックリしましたねぇ。

 「炭水化物抜きダイエット」は良く聞きますし、そういう小生とて日頃から「低糖質」を心がけて生活しています。

さて、その真贋は・・・・?

まず、この「炭水化物摂取ダイエット」を提唱する京都大学森谷先生の主張はかいつまんで以下の通り。

① 糖質をとらなければ痩せるのは、脂肪が減ったのではなく、体内の水分がへっただけ
で、筋肉のグリコーゲンを水と糖質に分解し、それを脳のエネルギーとして使ってしまうので、筋力も衰えてしまう

② さらに、脳に糖質がいかないと栄養不足になるため、ボーッとする。なので低糖質ダイエットをしている先生の教え子(女子学生)は授業中爆睡してる子が多い。

 
③炭水化物の替わり、肉やら魚やらのたんぱく質、脂質を摂取する生活を20年間続けると、ガンなどの病気で死ぬリスクが1.5倍高まる

・・・・と、こういうわけですな。



さて、ここからが小生の反論。

①、糖質をとらなければ筋力が衰えて、隠れ肥満になるってことですが、これは全く嘘っす!!
    小生、半年前と比べて、現在かなりの筋力ついていて、事実お腹の腹筋はわれてきています。
  10kg痩せましたが、筋力もめちゃくちゃついてきてます。
  ちゃんと、運動してりゃ筋肉が衰えるってことはありません

②、糖質をとらなければ頭がぼーっとするという点。これまたウソです。小生、糖質制限してから頭冴えまくりです。かえって、英語の勉強していても眠くならなくなりました。

 むしろ逆に問いたい!! おにぎりとカップめんを昼食にとったらめちゃくちゃ眠くなるのは何故でしょう? 昼に飯炭水化物とれば、ボーっとして確実に確実に眠くなります(皆さん皆経験おありでしょう)。

 低糖質ダイエットしてる森谷先生の教え子は授業中爆睡してるとのことですが、ではラーメン食べたサラリーマンが午後の講演で皆爆睡してる光景をよく見るのは何故でしょう。
 教え子さんは夜更かししただけかもしれないし、爆睡してる原因を「低糖質ダイエット」だと決めつけるのはいかがなものでしょうか?

 小生の経験でもこれは全く真逆です。炭水化物摂取すると眠くなるし、とらないと眠くはなりません

 炭水化物摂取制限したらボーっとするというのは、その糖質制限初期段階の炭水化物中毒者の炭水化物不足による禁断症状だと思います。

 ちなみに、興味ある人は「ケトン体」って検索してみてください。糖質なくても立派に脳は働くということが理解できると思います。



③炭水化物の替わりにたんぱく質、脂質とり続ければ早死にする・・・ってこれもあり得ません。

 何故か? 答えは簡単。 ご飯の替わりに、それと同じ分量のステーキやら唐揚とか、たんぱく質・脂質ばっか食べ続けられないから。

 摂取してる炭水化物と同量のたんぱく質・脂質を20年間とり続けるという前提自体がおかしい
 誤った前提で理論を組み立てると、トンデモ結論が出る良い例です。

 確かに、ご飯、パン、ラーメンなどの替わりに、それと同じ分量の肉ばっか食ってたら、不健康です。

 違うんです。

 この低糖質最大の恩恵は、逆に腹が減らなくなるってことです!! そうなんです、炭水化物断つと、そんなに食べなくても、お腹がいっぱいになっちゃうんです。

 逆に朝昼晩3食炭水化物とる人は、大量のおかずだけでは飽き足らず、クッキーやポテチなどの炭水化物おやつをも、欲する生活をしている人がほとんどではないでしょうか。

・・・自分も、朝昼晩3食に炭水化物とってた頃は、もう腹が減ってしょうが無いんですよね。かみさんの弁当だけでは飽き足らず、カップめん食べたくなるでしょう。焼肉食っててもおにぎり食いたくなるし、酒飲めば必ず〆にラーメンや茶漬け食べたくなるし、もう大変。何なんでしょうこの飢餓感は・・・・まさに「麻薬中毒者」ならぬ「炭水化物中毒」です。

ここは非常に大切です。

「炭水化物中毒者」は、とにかく必要以上に食べ物を欲する体質になるという点。

天丼、チャーハン、ラーメン、カレーライス、焼きそば、スパゲッティ、ハンバーガー、フライドポテト、ドーナッツ、ケーキ、ポテトチップス、エトセトラ・エトセトラ・・・・これらを摂取すると痩せられる?・・・どうかしてますよ、はっきりいって。





 さて、そういう「炭水化物摂取ダイエット」提唱してる、森谷先生は体脂肪率10%以下の素晴らしいプロポーション維持してるとのことですが、ちゃんと毎日10km位走る有酸素運動筋トレしてるとのこと。そして、食事は腹八分の控えめ。はっきり言って炭水化物摂取するかしないかとはあんまり関係ないと思うんですがねぇ。

痩せるためには、前にも書きましたが、以下の三つしかありません。

①有酸素運動 20分以上の汗をかく運動。

②筋力トレーニング 筋力をつけて脂肪をつきにくくする。

③食事(糖質)制限 早い話、食べ過ぎない。これは強い精神力いります。

 炭水化物を摂取するかしないかではなく、むしろどちらの方が、食べ物への飢餓感が少なくなるかだと思います。
 低糖質を心がけると、ウソのようにお腹がすきません。しかも少量で満腹感が得られます。逆に炭水化物摂取し続ければ、もう大量の食物を欲するようになります。これを我慢する精神力は相当なものです。
 どちらが、長く続けられるか考えてみてください。

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 さて、本日のうちの事務所での出来事。

 例によって、うちの名物事務員Hさんが、クッキーだかケーキをおやつに配っています(彼女も一応ワンダーコア買ったりしてダイエット中。ちなみに3食しっかりと炭水化物摂取)。

 で 小生、例によって「悪いけど、(炭水化物のおやつは)いりません」って言うと・・・

「角岸さん、この間テレビで、炭水化物とらないと、痩せないってやってたよ。」

小生の脳内・・・

「それがホントなら、あなたは今頃、激痩せしてしてなきゃおかしいでしょ。」

・・・・てか、この炭水化物であふれかえる日本。 炭水化物食べて痩せるなら、そもそもダイエットなんか必要無いでしょうが。

 米国出張でも、現地の人から面白い話を聞きました。

 「ステーキに赤ワインなどで、食事とる富裕層は痩せていて、バーガー、フライドポテトにコカコーラなどを食事とる貧困層はみんな肥満に苦しんでいる」

 さて、この二つ階層の食事の決定的な差は・・・・お解りですよね。

※Hさん、この記事読まないでね。今後ともしっかりと3食+おやつで糖質摂取して、痩せられるか証明して見せてください。

※補足:炭水化物と糖質がごっちゃになった記事になっちゃいましたが正確には以下の通りです。

 炭水化物 - 食物繊維 = 糖質

 従って、食物繊維の多い炭水化物は、全く問題ありませんし、少量摂取なら問題ないと思います。

 なので、小生誤解されると困るのですが、「炭水化物」の全てがダメだと言ってるのではなく、問題は「糖質」です。ただ、炭水化物の誘惑に負けると、必要以上にあれもこれも食べたくる飢餓感に襲われるという点は間違いありません。

ちなみに・・・

 冷えたおにぎり自体が「食物繊維」と同じ効果があるとのことから、冷めたおにぎりだけでダイエットする方法があるそうです。これは全く理論的に納得できます。ただ、逆に肉・魚・酒などはNGでおにぎりオンリーダイエットとのことですから、小生にはとっても無理。


びっくりだけど、なんとなく納得できる「榎木孝明さん30日不食」のニュース&1日1食

2015-06-18 11:16:16 | ダイエット

 今朝もテレビで盛んにやってた、昨日のびっくりニュース。

「榎木孝明さん30日不食」のニュース

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「榎木孝明、30日間「不食」生活中!摂取水だけ」
スポーツ報知 6月17日付
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150617-00000055-sph-ent

 俳優の榎木孝明(59)が、5月20日から続けてきた30日間の「不食」を18日に終える。15日夜、インタビューに応じた榎木に、今回の思い切った行動を起こすきっかけや、体に及ぼしたさまざまな変化を聞いた。

 修行僧のような姿ではなかった。榎木は痩せているものの元気で顔色も肌つやもいい。「絶食、断食ではない。食べなくても生きられることを自分の体で科学的に調べてみたかった。不思議ですが一度も空腹感はない。心地良い満腹感に満たされているような。苦痛を探してもないんです」

この間、万が一に備え、専門家の指導を仰ぎ、都内の研究室に泊まり込み、ここから仕事へ。摂取は水のみ。血糖値や塩分対策で数度あめ玉を補給しただけだ。採血、検尿、心電図を毎日検査しているが異常はなく、9キロ減った体重はいま71キロをキープしている。

 飽食時代。04年ごろから「不食」本が注目され始めたが、榎木は20代からインド中心に一人旅を続け、飲まず食わずで帰国後、いつも体調が良くなっていることに着目。短期間の「不食」を何度も経験してきた。「食べないと死ぬ、という恐怖感が良くない」。スケジュールを調整し、1か月間の実験を敢行。さまざまな変化が起きた。
「集中力が増し、本を読むスピードが格段に速くなった。睡眠も深くなり、4時間眠ればすっきり。腰痛も消えた。理由はまだ分からない。でも、眠っていた自浄作用が一斉に目覚めた感覚。運動時も胸式呼吸が腹式に。スタミナが増しました」

 榎木は、この経験はあくまで個人の体験に基づくもので研究の第一歩だと強調。「これを強制するものではないし、私自身、食文化を否定しません」。無事に「不食」を成功させると、2日後にはテレビの“食レポ”の仕事が待っているそうだ。

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 榎木孝明さんといえば、個人的にはすぐイメージに浮かぶのがアレ。
 あの海音寺潮五郎の傑作小説を角川春樹氏が映像化した「天と地と」の主役、上杉謙信
 渡辺謙さんが病気で倒れ急きょこの戦国時代のカリスマ天才武将を演じたのですよね。



 まぁ、映画的にはどーなのかな・・・ってのはありましたが、・・・てか話がそれたので本題。
 
 で、なんだって、こんな無茶なことしたのか驚くばかりですが、小生的にはわからなくない(ある程度共感できる)ところはあります。

 てーのは、この間書店で何気なく手に取って立ち読みした興味深い一冊に、衝撃を受けたのでした。それがコレ。



 本買わないで立ち読みだけで申し訳ないのですが、ちょっと自分自身ハマってしまって只今自分も密かに実践中なんす(ブログで公開したら意味がない)。朝、昼食べないで夕食だけ。

 1日1食始める前からすでに10kg落としたので別にダイエットのつもりじゃなく、健康のためにやってるわけで、榎木さんじゃないけどすこぶる体調がいいのは事実。

 本にも書いてますが、人間は狩猟時代から何百万年と飢餓と戦ってきたわけで、米やパンなどの炭水化物を大量に食べられるようになったのは、精々ここ数百年(多く見積もっても千年)でしょ。

 そういう意味では、人間の体は飢餓になることを前提に作られているわけで、飢餓になった場合どのように体を防御するかの装置がいろいろあるわけです。(糖を脂肪に変えて、いざという時のエネルギーを備蓄するのもその一つ)

 しかし、逆に大量に食物(エネルギー)を、人体に入れられることに対しては何の対抗装置が準備されていないんですよね。
これだと胃や腸も24時間365日フル稼働で休む暇がない。常に動きっぱなしっす。

 ちゃんと竈(かまど)で薪から火をおこして米を炊いていた時代ならいざ知らず、スイッチポンで米が食べられ、何処に行くにも車や電車で移動する現代人は、なんぼなんでも三食は食いすぎというものです。

 農業や工事現場など、肉体を動かすことを生業としてる方々はそのまま三食食べても、ノープロブレムなんでしょうが、事務職は明らかにマズイ。

 というわけで、小生最近夕飯しか食べませんし、基本お酒も飲みません。

 で、結果すこぶる体調は良いし(ぎっくり腰にはなりましたが)、不思議なのが、朝も昼もお腹が空かない。

 これって、びっくりです。(ちなみに、ヨーグルトは毎日獲ってます)
 
 たぶんですが、朝やお昼食べて、それでもお腹空いて、お菓子など食べたくなる方は、一定の「食物中毒」(ニコチンやアルコールと同じ)だと思うのです。
 自分の経験から言えば、朝飯抜けば、頭がぼーっとして集中できないという説は、明らかにガセネタで、むしろ集中力は増します。おそらく食べないでボーっとしたりイライラするにはヘビースモーカーがニコチン切れになった時(若しくはアル中のアルコール切れ)の禁断症状と同じようなものだと思うのです。

 食品の業界に身を置く自分が言うのも変なのですが、現代人は明らかに不必要に食べすぎです。

 まぁ、榎木孝明さんみたいなのは無理でしょうが(ってかやり過ぎ)、食品摂取の量は減らしたほうが良いということに関しては小生大賛成です。※でも、ヨーグルトはOK(笑)。

 でも、意外と困るのが昼食付での会議とかねあったりすると、断るに断れずしょうがなく食べなくちゃならないでしょ。

 最近も飯付き会議あってもろ出たのが「ちらし寿司」↓↓↓(ご飯半分残す)


それと、子供の部活の「スタミナ会」なる行事。
某食べ放題の焼肉店で開催されるのですが、小生にとっては苦行の一つの行事っす。
サラダと甘いタレをつけない肉を少量とウーロン茶。後は終了時間を待つだけ。

まぁ、月に一度の日本酒だけは別ですがね。

 


おじさん達の「ダイエット」奮闘記②

2015-03-06 14:46:07 | ダイエット

 いろいろバタバタしていてまた更新さぼっている今日この頃ですが、「運動」&「低糖質食事」は持続中。

30日で約4kg落としたのですが、できれば勢いにのって、あと6kgは落としたいですね。

ちなみに小生は、決して食事量を我慢して、腹ペコなのを我慢しているわけではありません。

牛ステーキ、唐揚、ハンバーグなどの肉類から、秋刀魚、貝などの海系食物もかなり食べます。
その他、鳥胸肉蒸した(電子レンジでチン)ヤツのサラダ、海藻類やら豆腐やらがお気に入り。

んでも、一番助かってるのは、糖質90%カットの「ブランパン」でしょう。
こりゃ、ホントに最高です。
ただ、気をつけるべきは、マーガリンじゃなく、バターかオリーブオイルで食べること。
やっぱ、あんまね、マーガリンのトランス脂肪酸はNGでしょ。太らないけど。



ちなみに、このブランパンにローソンのチキングリルをサンドして食べてごらんなさい。
もうバカ旨です!! しかも、糖質ほとんどなし。

外食すると、どうしても「炭水化物だらけ」になっちゃうので、こういう工夫は必須。



小生、あんまり事務のHさんから「パン焼き機」借りるのも、申し訳なくてついにパナのホームベーカリーゲットしました。
これで、もう安心。



ちなみに、うちのTAZAWAちゃんは今度これにチャレンジするみたい。
あの電気で筋力の伸縮させるヤツ。



本人曰く、
「これで、ムキムキ筋肉マンになるぞー」
だって。

結果はこうご期待!!

一方の「みたぼう」も、この電気の高いヤツ買ったそうなんだけど、1回使って止めたとのこと。


おじさん達の「ダイエット」奮闘記の巻

2015-03-02 11:47:28 | ダイエット

 今さらなんだけど、事務所で話をしていたら、TAZAWAちゃんTAOMOTE隊長もどうも、「ワンダーコア」持ってるらしくて、密かに二人とも活用してるみたい。



ワンダーコア/オフィシャルサイト ↓↓↓
http://www.shopjapan.co.jp/goods/WDC01

 
小生も実は持っているのですが、これがホント意外と面白いんですね。(ホント今さら)。
 器具なくても腹筋ごときやれそうな気がするんですが、これがあるとないとでは大違い。
 ワンダーコアがあるだけでなんだか、腹筋するのが苦にならないから不思議。
 
 小生の場合、朝、夕50回位づつのペースなんですが、TAZAWAちゃんに至っては、なんでも1日150回以上は腹筋運動してるみたいなんですなぁ。しかも、うち60回位はボクシングパンチ(?)まで取り入れる念の入れよう。

 で、彼曰く・・・

「毎日200回近く腹筋してるのさ、なんで腹の脂肪とれねぇんだべ?」

だって、たまにしかやらないTAOMOTE隊長はともかくとして、確かにこれだけ運動してたらへっこんでもいいような感じがするんですがね。なんでも、腹の脂肪の奥は鋼鉄の筋肉だと主張してるのですが・・・

さて、これは最近小生思うのですが、やっぱ複合的に組み合わせないとダメなんじゃないかと。

つまり、

①筋力トレーニング(ワンダーコアとかね)

②有酸素運動 (最低30分以上歩いて汗をかく)

③低糖質を意識した食事

この①筋トレは割と時間もかからないし、特に器具使わなくてもできるでしょ。
余計な脂肪つけにくくするためにも、これは必須。

難しいのが、 ②有酸素運動と ③低糖質食事

②有酸素運動は、よくテレビなんかで通勤時に一駅わざと歩け、とか言うんだけれど、そもそも電車のないうちの村だと不可能でしょ。
 まぁ、車乗らないで通勤する手もありますが、道中、熊に襲われたらもともこもありません。
 真冬も遭難の危険あり。
 
 まぁ、時間ある方ジョギングとかすればいいんですが、これがなかなか時間ががね・・

 これは、あれしかありません。あの家の中で歩くヤツ(なんて言うんでしょうか?)。
 これで、歩きながらテレビ見るとかね、それしかないような・・・まぁチャリンコタイプでもいいんでしょうか?



で、もっともハードルが高いというか困難なのが、③の低糖質食事

砂糖系の甘いものは、もちろん炭水化物などの「糖質」をなるべく摂取しないようにする食事

ここを我慢しないと、いくら運動しても全部水泡に帰すわけ。
「糖質→速攻脂肪」なわけで、いくら筋力たくわえても、TAZAWAちゃんじゃぁないけど、脂肪はたまる一方っすよね。



これがね、炊きたてのお米や、ラーメンなどの麺類、焼き立てパンなどを控えなくちゃいけないので、結構キツイ・・・・と、思うでしょ?。

しかし、1週間もすれば変な話、特にこれらが無くても何にも困りません。

・・・・というか、そもそも、あんまりお腹がへらなくなるから不思議っす。

と、いうわけでたまに、この「奮闘記」をアップする予定。

いつまで続くか、分かりませんが公開アップすれば、自分自身ちょっと長続きしそうな感じがするので。

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ちなみに、我々40組のはるか下である、「みたぼう」は体重100kgにせまる勢い!!

まぁ、新婚なんだからしょうが無いんだけど、このままいけば「探検隊」の衣装が入らなくなるぞ。

ちなみのちなみに彼のヨメさんは某スーパーの総菜係。

ちなみのちなみのちなみに、彼は最近晩酌止めて飯を何杯も食べてるらしいっす。

次回へ続く・・・・