仕事のバタバタで時間取れなくてしばらく観られなかった「TOHO映画祭」。
先週は「バック・トゥ・ザ・ヒューチャー」だったんですがねぇ。
さて、「TOHO映画祭」の今週は青春群像映画の傑作「アメリカングラフティ」。
監督は、ジョージ・ルーカス。制作はフランシス・フォード・コッポラ。

1973年の映画なんですが、「ベトナム戦争」が始まる前の、1962年の時代を描いているところがミソ。
いわゆる「古き良き時代のアメリカ」がまだ残っていたころですよね。
日本だとちょうど、「東京オリンピック」前夜のあたり。

舞台はカリフォルニアの小都市。高校を卒業し明日には東部の大学へ旅立つ予定のカート(リチャード・ドレイファス)、とスティーヴ(ロン・ハワード)。そして、まだ高校に在学中のテリー(チャールズ・マーティン・スミス)、そして高校を卒業したものの町でくすぶっているミルナー(ポール・ル・マット)らの、一晩を描いた人間ドラマです。
それぞれに、せつないエピソードが散りばめられており、往年のオールディーズ(ラジオのDJ付)のBGMが時代背景を良く表現しており、映画を盛り上げます。
チンピラにからまれるカート(リチャード・ドレイファス)
R・ドレイファスって髭生やしたオッサン役多いイメージなので、いやー若いっ!
R・ドレイファス、中央上
恋人との別れ話でもめるスティーヴ(ロン・ハワード)
ロン・ハワードは今やハリウッドを代表する映画監督ですよね。
最近だと「天使と悪魔」がずば抜けて面白かったけど、オラはやっぱ「バックドラフト」でしょうか。
いやもっと若い!
R・ハワード 左
ナンパした女の子と一晩過ごすテリー(チャールズ・マーティン・スミス)。
酒飲んでゲロしたり、車盗まれたりと、このエピソードがまた面白いこと!
C・M・スミスも名脇役としてハリウッドの大御所です。

ひょんなことから、子供の女の子に振り回されるミルナー(ポール・ル・マット)

夕方から映画は始まり、夜が明けるまでの一晩を描くいわゆる「ワンナイト」ものという手法でドラマは進行するんですが、夜中の狂騒から、夜が明けた後のけだるさが良く伝わってきます。
そして、旅立ちと別れ。
最後にそれぞれのその後のテロップがでるんですが、これがまたせつないっ!!
しかし、いまや、ジョージ・ルーカスといえば「スター・ウォーズ」の成功でこの分野においては伝説的になってしまいましたが、こんな青春映画撮れるんだから、VFX使わない重厚な人間ドラマ撮ってほしいですよね。
ちなみに、ミルナー(ポール・ル・マット)自動車レースを挑む若もボブの役で、まだ無名だったハリスン・フォードが出演しています。
まだ、無名のH・フォード
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さて、来週はアガサ・クリスティ原作、ビリー・ワイルダー監督、マレーネ・デートリッヒ主演の法廷ミステリーの金字塔「情婦」!!
たまりませんね。

ちなみに、この映画祭、その後「サンセット大通り」、ヒッチコックの「レベッカ」、「鳥」、そしてイギリス映像美学派の巨匠リドリー・スコットの「エイリアン」と続きます。
そして、お盆明けからは「荒野の七人」、「荒野の用心棒」、「シェーン」、「大いなる西部」と西部もの4連発!!
どうするべ!?
先週は「バック・トゥ・ザ・ヒューチャー」だったんですがねぇ。
さて、「TOHO映画祭」の今週は青春群像映画の傑作「アメリカングラフティ」。
監督は、ジョージ・ルーカス。制作はフランシス・フォード・コッポラ。

1973年の映画なんですが、「ベトナム戦争」が始まる前の、1962年の時代を描いているところがミソ。
いわゆる「古き良き時代のアメリカ」がまだ残っていたころですよね。
日本だとちょうど、「東京オリンピック」前夜のあたり。

舞台はカリフォルニアの小都市。高校を卒業し明日には東部の大学へ旅立つ予定のカート(リチャード・ドレイファス)、とスティーヴ(ロン・ハワード)。そして、まだ高校に在学中のテリー(チャールズ・マーティン・スミス)、そして高校を卒業したものの町でくすぶっているミルナー(ポール・ル・マット)らの、一晩を描いた人間ドラマです。
それぞれに、せつないエピソードが散りばめられており、往年のオールディーズ(ラジオのDJ付)のBGMが時代背景を良く表現しており、映画を盛り上げます。
チンピラにからまれるカート(リチャード・ドレイファス)
R・ドレイファスって髭生やしたオッサン役多いイメージなので、いやー若いっ!

恋人との別れ話でもめるスティーヴ(ロン・ハワード)
ロン・ハワードは今やハリウッドを代表する映画監督ですよね。
最近だと「天使と悪魔」がずば抜けて面白かったけど、オラはやっぱ「バックドラフト」でしょうか。
いやもっと若い!

ナンパした女の子と一晩過ごすテリー(チャールズ・マーティン・スミス)。
酒飲んでゲロしたり、車盗まれたりと、このエピソードがまた面白いこと!
C・M・スミスも名脇役としてハリウッドの大御所です。

ひょんなことから、子供の女の子に振り回されるミルナー(ポール・ル・マット)

夕方から映画は始まり、夜が明けるまでの一晩を描くいわゆる「ワンナイト」ものという手法でドラマは進行するんですが、夜中の狂騒から、夜が明けた後のけだるさが良く伝わってきます。
そして、旅立ちと別れ。
最後にそれぞれのその後のテロップがでるんですが、これがまたせつないっ!!
しかし、いまや、ジョージ・ルーカスといえば「スター・ウォーズ」の成功でこの分野においては伝説的になってしまいましたが、こんな青春映画撮れるんだから、VFX使わない重厚な人間ドラマ撮ってほしいですよね。
ちなみに、ミルナー(ポール・ル・マット)自動車レースを挑む若もボブの役で、まだ無名だったハリスン・フォードが出演しています。

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さて、来週はアガサ・クリスティ原作、ビリー・ワイルダー監督、マレーネ・デートリッヒ主演の法廷ミステリーの金字塔「情婦」!!
たまりませんね。

ちなみに、この映画祭、その後「サンセット大通り」、ヒッチコックの「レベッカ」、「鳥」、そしてイギリス映像美学派の巨匠リドリー・スコットの「エイリアン」と続きます。
そして、お盆明けからは「荒野の七人」、「荒野の用心棒」、「シェーン」、「大いなる西部」と西部もの4連発!!
どうするべ!?