今朝もテレビで盛んにやってた、昨日のびっくりニュース。
「榎木孝明さん30日不食」のニュース
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「榎木孝明、30日間「不食」生活中!摂取水だけ」
スポーツ報知 6月17日付
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150617-00000055-sph-ent
俳優の榎木孝明(59)が、5月20日から続けてきた30日間の「不食」を18日に終える。15日夜、インタビューに応じた榎木に、今回の思い切った行動を起こすきっかけや、体に及ぼしたさまざまな変化を聞いた。
修行僧のような姿ではなかった。榎木は痩せているものの元気で顔色も肌つやもいい。「絶食、断食ではない。食べなくても生きられることを自分の体で科学的に調べてみたかった。不思議ですが一度も空腹感はない。心地良い満腹感に満たされているような。苦痛を探してもないんです」
この間、万が一に備え、専門家の指導を仰ぎ、都内の研究室に泊まり込み、ここから仕事へ。摂取は水のみ。血糖値や塩分対策で数度あめ玉を補給しただけだ。採血、検尿、心電図を毎日検査しているが異常はなく、9キロ減った体重はいま71キロをキープしている。
飽食時代。04年ごろから「不食」本が注目され始めたが、榎木は20代からインド中心に一人旅を続け、飲まず食わずで帰国後、いつも体調が良くなっていることに着目。短期間の「不食」を何度も経験してきた。「食べないと死ぬ、という恐怖感が良くない」。スケジュールを調整し、1か月間の実験を敢行。さまざまな変化が起きた。
「集中力が増し、本を読むスピードが格段に速くなった。睡眠も深くなり、4時間眠ればすっきり。腰痛も消えた。理由はまだ分からない。でも、眠っていた自浄作用が一斉に目覚めた感覚。運動時も胸式呼吸が腹式に。スタミナが増しました」
榎木は、この経験はあくまで個人の体験に基づくもので研究の第一歩だと強調。「これを強制するものではないし、私自身、食文化を否定しません」。無事に「不食」を成功させると、2日後にはテレビの“食レポ”の仕事が待っているそうだ。
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榎木孝明さんといえば、個人的にはすぐイメージに浮かぶのがアレ。
あの海音寺潮五郎の傑作小説を角川春樹氏が映像化した「天と地と」の主役、上杉謙信。
渡辺謙さんが病気で倒れ急きょこの戦国時代のカリスマ天才武将を演じたのですよね。
まぁ、映画的にはどーなのかな・・・ってのはありましたが、・・・てか話がそれたので本題。
で、なんだって、こんな無茶なことしたのか驚くばかりですが、小生的にはわからなくない(ある程度共感できる)ところはあります。
てーのは、この間書店で何気なく手に取って立ち読みした興味深い一冊に、衝撃を受けたのでした。それがコレ。
本買わないで立ち読みだけで申し訳ないのですが、ちょっと自分自身ハマってしまって只今自分も密かに実践中なんす(ブログで公開したら意味がない)。朝、昼食べないで夕食だけ。
1日1食始める前からすでに10kg落としたので別にダイエットのつもりじゃなく、健康のためにやってるわけで、榎木さんじゃないけどすこぶる体調がいいのは事実。
本にも書いてますが、人間は狩猟時代から何百万年と飢餓と戦ってきたわけで、米やパンなどの炭水化物を大量に食べられるようになったのは、精々ここ数百年(多く見積もっても千年)でしょ。
そういう意味では、人間の体は飢餓になることを前提に作られているわけで、飢餓になった場合どのように体を防御するかの装置がいろいろあるわけです。(糖を脂肪に変えて、いざという時のエネルギーを備蓄するのもその一つ)
しかし、逆に大量に食物(エネルギー)を、人体に入れられることに対しては何の対抗装置が準備されていないんですよね。
これだと胃や腸も24時間365日フル稼働で休む暇がない。常に動きっぱなしっす。
ちゃんと竈(かまど)で薪から火をおこして米を炊いていた時代ならいざ知らず、スイッチポンで米が食べられ、何処に行くにも車や電車で移動する現代人は、なんぼなんでも三食は食いすぎというものです。
農業や工事現場など、肉体を動かすことを生業としてる方々はそのまま三食食べても、ノープロブレムなんでしょうが、事務職は明らかにマズイ。
というわけで、小生最近夕飯しか食べませんし、基本お酒も飲みません。
で、結果すこぶる体調は良いし(ぎっくり腰にはなりましたが)、不思議なのが、朝も昼もお腹が空かない。
これって、びっくりです。(ちなみに、ヨーグルトは毎日獲ってます)
たぶんですが、朝やお昼食べて、それでもお腹空いて、お菓子など食べたくなる方は、一定の「食物中毒」(ニコチンやアルコールと同じ)だと思うのです。
自分の経験から言えば、朝飯抜けば、頭がぼーっとして集中できないという説は、明らかにガセネタで、むしろ集中力は増します。おそらく食べないでボーっとしたりイライラするにはヘビースモーカーがニコチン切れになった時(若しくはアル中のアルコール切れ)の禁断症状と同じようなものだと思うのです。
食品の業界に身を置く自分が言うのも変なのですが、現代人は明らかに不必要に食べすぎです。
まぁ、榎木孝明さんみたいなのは無理でしょうが(ってかやり過ぎ)、食品摂取の量は減らしたほうが良いということに関しては小生大賛成です。※でも、ヨーグルトはOK(笑)。
でも、意外と困るのが昼食付での会議とかねあったりすると、断るに断れずしょうがなく食べなくちゃならないでしょ。
最近も飯付き会議あってもろ出たのが「ちらし寿司」↓↓↓(ご飯半分残す)
それと、子供の部活の「スタミナ会」なる行事。
某食べ放題の焼肉店で開催されるのですが、小生にとっては苦行の一つの行事っす。
サラダと甘いタレをつけない肉を少量とウーロン茶。後は終了時間を待つだけ。
まぁ、月に一度の日本酒だけは別ですがね。