角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

ロシアの対日制裁・・「今のところ何をするのか知らない」駐日露大使(笑)

2022-03-03 09:59:18 | お酒関係(日本酒など)

昨晩のBSフジ「プライムニュース」。

日本側からは小野寺自民党安保調査会長(元防衛大臣)。

ロシア側から、ガルージン駐日ロシア大使が出演しました。

駐日ロシア大使は、侵略は「ウクライナの非武装化&非ナチス化」が目的とのこと。

むちゃくちゃです。支離滅裂です。論理破たんの見本というものです。

これを、本気で言ってるとすれば精神病院行ですよ。

この方、もしプーチンが国内でクーデターかなんかで逮捕されたりしたら、どー申し開きするんでしょ?

ガルージンさん、おどおどして、目は泳いでいるし、かつての歯切れの良さが全くありません。

番組後半、視聴者からの質問で「対日報復制裁は何をするのですか?」という質問に・・

ガルージン「今のところ何をするのかわからない」だって(笑)

お前らに出来ることなんてなんもないよ。

ルーブルが紙切れになって、ロシアは国家破たん寸前。

ロシア最大の銀行も倒産したしね。

これは、ロシア大使館に食材費とか売掛がある会社は早く回収した方がいい。

夜逃げ・・・まさか、これが報復だったりして(笑)


安倍首相に国民の一人として「お疲れさまでした」と心から申し上げたい

2020-08-29 17:20:16 | お酒関係(日本酒など)

安倍首相が辞意を表明しました。

 首相は良くも悪くも憲政史上に一時代を築いた、歴史的な大宰相として刻まれることでしょう。

 しかしながら、どうしても負の面があったことは否めないと思います。ただ、それは小生にとってメディアが騒ぐ、「加計学園」「森友学園」「桜を見る会」などの国民生活と全く無関係などうでもよい問題のことではありません。

 小生が思うにネガティブな面の第一は、2度にわたる消費増税の実行です。

 それは金融緩和(アクセル)と増税(ブレーキ)の両ペダルを同時に踏むという明らかに矛盾した政策で、アベノミクスが中途半端どころか、せっかく上向きかけた景気を自らつぶしてしまったようなものでした。

 さらには、今般のコロナ禍における後手後手の対応に、首相は危機管理に強いとされていただけに失望した人も多かったのではないでしょうか。

 まぁ、それは不運と言ってしまえばそれまでですが、しかし、ドイツのメルケルは消費税減税をやってのけたし、トランプさんのヘリコプターマネーや鎖国政策も早かったように他国のリーダーに比べれば、どうしてもモタモタしたようにしか見えませんでした。

 鎖国政策(特に中国から)に関して言えば、中国の赤い皇帝、習近平を国賓として招いてしまったために、まさに絵に描いたような自縄自縛に陥ってしまいました。

 ・・ただ、安保、外交においては卓越した手腕を発揮したと思います。もちろん中には「拉致問題」「北方領土問題」が解決していないじゃないかという人もあるでしょう。

 しかし日本列島は地政学的に、北にロシア、東に北朝鮮、韓国、中国と敵性国家に囲まれ、それはまさに、家がヤクザとストーカーに囲まれているようなもので、これほど不運な国家は無いと小生は思うのです。国土の安定的な防衛は、もちろん経済活動、国民生活に直結し、そこを安定させなければ、景気も税制もへったくれもない土台中の土台です。

 

 今から半世紀ほど前に書かれた「日本人とユダヤ人」(1971年)の中で著者のイザヤ・ペンダサンは次の重大な指摘をしています。つまり「日本人は水と安全がただで入ると思っている」と。「湧水があちこちに溢れだし、しかも国土は米軍が守っている」まさに平和ボケした日本人を羨みと少しの侮蔑を交えて表現したものです。

 中東の敵性国家(アラブ主要国)に囲まれたイスラエルは(日本みたいな湧水は無いし)、膨大なコストをかけて軍事力を維持しなければ生き残れないという現実があるわけです。まぁ最近は、やっとUAEとは和平にこぎつけたようですが、日本は逆にどんどん安全保障において厳しさを増してきています。

 そういう中で多くの反対があったにしろ「特定秘密保護法」や「集団的自衛権」の確立、そして、世界中を飛び回り、一つでも日本の味方を作る総理自ら外交は安倍首相の大きな功績ではないでしょうか。

 自民党から民主党まで1年ももたないでコロコロ変わる総理大臣のおかげで、日本は外交の世界から脱落しかけていました。それを、世界のメインストリームに戻したのは安倍さんだと思うわけです。

 「憲法9条を守れば、戦争に巻き込まれない」と信じている、左巻きの護憲宗教の方々には何度説明しても解からないでしょうが、パイの奪い合いである国際社会の中では、冷徹で現実的な実利の追及しかないわけです。「話せばわかってくれる」みたいな甘い話は通用しないことは、あのルーピー宰相がオバマ大統領に「トラスト・ミー」と口先だけの発言して、国民皆、赤っ恥かいたことで証明済みでしょう。また、お隣のムン大統領があっちにもこっちにもいい顔する八方美人外交を展開し、ほぼ、世界中の首脳から失笑と侮蔑を受けていることからも明らかです。

 なんだか、話が妙に抽象的になりましたが、要は、どこの国リーダーでも自らの国の国益を追求する愛国者でなければ、かえって相手から信用されなくなるということです。

 そういう意味では、安倍首相は首相先進国だけでなく、中国やロシア、北朝鮮のような国からも一目置かれていたように思います。これは、次の政権のある意味正念場です。「日中友好」だの「世界平和」だのと寝ぼけたこと抜かしたら、すぐに領土侵犯等の挑発が繰り返されることでしょう。恐らく、その時、我々は安倍首相の成し遂げた偉大さを解ると思うのです(そうならないでほしいですが)。

 経済に関してはホントに惜しい。思えば民主党末期時(野田政権)、平均株価は8千円しかなかったにもかかわらず、第2次安倍内閣の誕生により、何もしなくてもいきなり1万円を突破。コロナ禍の3月までに2万4千円にまで膨れ上がりました。消費増税しなければもっと上がっていたでしょう。大幅な失業率の改善とそれに伴う自殺者の大幅減は安倍政権のおおきな功績です。少なくともコロナ禍までは。

 いろいろ、屁理屈を言ってアベノミクスは失敗だという学者(民主党よりの)もいますが、ただ、「安倍首相辞任」の速報で株価が急落したことからも、マーケットは正直です。というより、これほど、「学者:机上の空論」の主張より「マーケット:現実」の動きとどちらが実体経済にとって本当かがわかるというものです。ちなみに、民主党最後の宰相、野田首相の解散明言、安倍自民党総裁誕生までに、株価は18%上昇しました。返す返すもマーケットは正直です。

 さて、第2次安倍政権が誕生した時はうちの娘は小学5年生でした。その娘が今年、大学に入学したことを考えると、安倍政権は本当に長期政権だったことを痛感します。

 恐らく、娘にとって総理大臣と言えば、安倍晋三ただ一人であり、その前の総理大臣がコロコロ変わっていたなんて、知る由もないでしょう。

 次の総理大臣が誰になるかはわかりませんが、与党はもちろん野党も、足の引っ張り合いをして国際社会における日本の地位低下を招かないよう切に願うものです。与党も、野党も国民生活の向上と、国益の追及において政策で切磋琢磨してほしいものです。

 さて、安倍晋三首相、長きにわたり本当にお疲れさまでした。ゆっくり、ご養生されてドンドン政策提言とアドバイスする議員にカムバックすることを願います。

 

 日本国のために。


久々にこのネタ。平成30年8月の「日本酒を楽しむ会」。

2018-08-20 15:18:18 | お酒関係(日本酒など)

久々にこのネタ。 「日本酒を楽しむ会」

 さて、更新をさぼっていただけで、実はちゃんと毎月開催している「日本酒を楽しむ会」。場所はもちろん、鷹匠小路「鬼門」さん。8月18日でした。

  今月も、お盆の飲み疲れにめげない日本酒好きの方々が多数参加。夏酒を中心に一升づつやっつけて行きます。

 まずは最初の一発目は、福島県郡山のコレ。

「にいだしぜんしゅ 純米原酒 生もと造り」

  このシンプルなラベルの面構えは、むしろ中身への絶対的な自信がうかがえます。そして名前の通り、無農薬無肥料米を原料にした自然酒で、やや甘目ながらどっしりとした純米酒のうま味が味わえます。原酒ゆえにアルコール度数もやや高めで(16度)、後味もきりりとしまっています。かつて「甘い酒は苦手」と公言していた小生がまさに自らの不明を恥じるのはこういうお酒と出会えてからだと思います。

  次は、うちのノブさんが普段自らの食中酒として愛飲しているという抜群のコストパフォーマンスを誇る宮城県のこの一本を紹介してくれました。

「大和蔵 純米吟醸」


 (一眼レフで撮影したにも関わらず、ピンボケで申し訳ない。)

 さて、このお酒、普通酒でなく、れっきとした純米吟醸にも関わらずなんと1,700円前後で入手できるというから驚きです。そして一口、口に含むとちゃんとした果実香を含む吟醸香が口の中に広がり、米の味とスッキリとした後味を楽しめるではありませんか。なるほど、この価格でこれほどハイレベルなお酒が楽しめるとは驚き以外の何物でもありません。

  さて、本日も日本酒に合う肴がならびます。特にお造りの烏賊は、お店に魚屋さんが入荷した時、まだ生きていたから実に新鮮。ほやもおいしい。

 次は東京は東村山の本日最も夏酒らしい夏酒。
「屋守(おくのかみ) 純米中取り 直汲み生」

  純米らしい米の旨味も軽快で、直汲みゆえにピリピリしたこの発泡感がたまりません。

 きりりと冷えていて、爽快なフルーティーな味わいとともに実に爽やかな夏らしい1本でした。

 

さて、続いては夏酒の王道ともいえる、宮城県大崎市のこの1本。
「愛宕の松 ひと夏の恋 純米吟醸」

 

 なんかね、ラベルはちょっとチャラいのですが、どうしてどうして。名門愛宕の松に限ってチャラい仕事をするはずはありません。まさに夏酒の王道と言っても過言ではありません。

 この酒でよく言われるのが、メロンかバナナのような果実香。旨味はもちろんのこと、何と言っても爽快な酸味が後味をきりっと引き締めています。まさに夏の食中酒としては最高の1本と言えるでしょう。そういえば、「早川光の最高に旨い寿司」という番組で、江戸前の鮨職人が鮨に合う1本にこの酒を選んでいたことを思い出します。浅草だったかな・・。

 

そして最後は日本酒の王様、純米大吟醸。秋田県大仙市のこの1本。

「出羽鶴 MARLIN 純米大吟醸 カジキラベル」

 

 まず注目したいのが、この夏酒は純米大吟醸にも関わらず3,500円を切る価格で入手できるコストパフォーマンスです。しかし、さすがにそこは純米大吟醸。骨太なしっかりした味わいで、香りと酸味のバランスも絶妙です。冷やすことによって更に香味が際立つとされる本酒は17度というアルコール度数もあることから氷を入れて飲む人もあるらしいのですが、我々はきりっと冷やして、そのままガンガン飲みました。ここいらへんから小生も壊れかけてきたように思うのですが・・・

 

さて、小生は17時半から飲み続けていたのですが、終わったの何時だろう?

最初はカウンターで飲んでいたのですが、だんだんテーブル席にもちょっかいだして前後不覚に。





ノブさんも小野寺ちゃんもいい具合に酔ってるなぁ。

オマケ

本日はその外にも四合瓶を二つ頂きました。

「福小町 角右衛門 五百万石 純米吟醸生原酒」(秋田県湯沢市)

「雁木 another 純米無濾過生原酒」(山口県岩国市)

 

 もうね、この二種類間違いなく旨くて間違いないんだけど(実際感動したのは記憶してる)、ここに行きつくまでに5合は飲んでるでしょ。不正確なレビューは書けないわけ。


次回予告!!

いよいよ、秋に突入し「ひやおろし」を中心としたラインナップになる予定!
また、10月1日「利き酒予選会」の練習もします。
最後に、中田顧問の復活を強く望むものです!!

平成30年9月「日本酒を楽しむ会」

 次回:9月15日(土)18時~
会場:「鬼門」八戸市鷹匠小路17
電話0178-44-7356

 

 


平成29年12月今年最後の「日本酒を楽しむ会」八戸「鬼門」

2017-12-19 12:07:00 | お酒関係(日本酒など)

 本年最後の「日本酒を楽しむ会」は12月16日(土)。場所はいつもの鷹匠小路「鬼門」さん。
 今回も満員御礼で貸し切りで開催です。

 さて、はっきり言って公私ともにバタバタしているため、もう今回は写真だけレビュー。
 かんべん!!(味はもうどれもこれも旨いので、小生ごときの感想はいいっしょ。)

 本当は夏酒なんだけど、クリスマスということで、食前酒に山口県のこの一本。

「雁木スパークリング 純米発泡にこごり」

 

お馴染み秋田のこの名酒。
「山本 純米吟醸 生原酒 深蒼 ミッドナイトブルー」
季節限定の今だけ酒。


 中盤は越後の名酒。
「越乃寒梅 純米吟醸 麗ブルーラベル」
これはちなみに、珠美姉さんの差し入れ。写真中に写ってます。

「地元青森の新酒。豊盃 純米搾りたて 生酒」
店では、「一人一本まで」と張り紙ありました。

 
「西條鶴 無濾過純米酒 新酒しぼりたて生酒」
これ東京の前会長が送ってきた広島の酒なんだけど、一番評判が良かったです。

 ラストは静岡県藤枝市のこれ。
「初亀 特別純米」
(一番右のやつ)

 

で、今回のメインディッシュは蟹のしゃぶしゃぶ!!だったんだけど、写真撮り忘れてしまいました。


 ちなみに、今回は平成29年度利酒青森県大会の覇者と準優勝者も参加での豪華版でした。写真撮り忘れましたが・・(準優勝者は下記に写っています。(シモさんじゃないほう)

 次回の日本酒の会は今年最後。
平成30年1月「日本酒を楽しむ会」

 次回:1月20日(土)18時~
会場:「鬼門」八戸市鷹匠小路17
電話0178-44-7356


平成29年11月「日本酒を楽しむ会」八戸「鬼門」

2017-11-28 16:28:27 | お酒関係(日本酒など)

 いつもは、第3土曜日に行われる「日本酒を楽しみ会」ですが、小生の米国出張にかぶっていたため、第4週の25日に開催。場所はいつもの鷹匠小路「鬼門」さん。満員御礼で貸し切りです。

  さて、最初に一杯はお馴染み、千葉県成田市の「不動」

けれど、この「不動」全くスペックがラベルに記載されていない謎の1本。300本限定。

「不動」ブラックラベル

  小生の写真下手くそで、何も見えないのでメーカーのチラシ載せておきます。

 価格も2,200円とかなり安いし、原材料に醸造アルコールって書いてあるから、純米酒でもない。聞くと酒屋のご主人は「不動は本醸造とか作らないし、吟醸かな?まぁ不動だから間違いないでしょ」とコメント。

けど、スッキリしていて結構旨い!! 食中酒にはもってこいっす。隣のノブ社長は「うん、特別本醸造だな」と的確なご指摘。

 で、二杯目は、小生が米国土産に買ってきたメイド・イン・オレゴンの日本酒。

g fifty junmai ginjo genshu

(シモさん映りたがり)

 「赤毛人が日本酒など作れるわけがない」などと馬鹿にするなかれ。ちゃんと我が県の桃川が指導に入り、完成させたSake OneCo.の名酒なのであります。格調高い吟醸香と米(カリフォルニア米)の味もしっかりとしていて、後味も爽やかな酸味が程よい。

 まぁ750mlで25ドルの価格はどうよって気がしますが・・


  いつも通り、お造り、ハタハタ、アンコウ肝和えなどの日本酒に会う肴をつつきながら、次なる酒の封を切ります。

山口県岩国市のもう外れようのない、この酒。新酒です。

雁木 初搾り新酒 純米吟醸無濾過生原酒

  これポカやって写真撮るの忘れちゃって(余りの息を飲む旨さでカメラに意識がいかなかった)、何かから引っ張って来ました。

 誰かが(ノブさん?)一口飲むなり「うーん! 間違い無いっ!」。そうここの酒はどれも間違いが無いのです!!


 さて、次は福島県喜多方市のお酒2連発!!

星自慢 特別純米 無濾過生原酒 しぼりたて新酒

 新酒とは思えないほど味がのっていて、ほのかな吟醸香に旨味が広がります。

 Yamatoya Zennai 純米無濾過

(K部長にポーズ取ってもらいました)

 さてラベルがご覧のとおり、日本酒らしからぬ面構えですが、味ももう結構強めな酸味が効いていて、もうワインのごとき味わい。いや、これはこれでありでしょう。

恐るべし、喜多方市!!

 で、ここいらで本日のメインディッシュの「サバのしゃぶしゃぶ」登場!! もう最高です。

 次に、またまた間違いのないこの秋田の名酒。当会一番人気と言えるでしょう。

 山本 ピュアブラック 純米吟醸

 これを飲んで合わないと思う方は、日本酒飲むのを止めたらよろしい、と言えるほどの旨さ。特に微炭酸の中に広がるこのフルーティーな味わいはどうでしょう。うちの会の大ちゃんもこれが一番好きって太鼓判押してます。

 そして最後は、王道中の王道。正道中の正道をゆく宮城県石巻市のこの酒。

日高見 純米 短稈渡船

 短稈渡船とは酒米キングの「山田錦」の父方に当たる品種とのことで、これもうまい。

ジューシーな旨味もさることながら、後味も軽快です。

  ・・とここまで7種類飲んできたから、当然酔っ払います。まだ、珠美姉さんの必殺幻酒あったのですが、姉さんも本日いないし次回に回すことに。

  ・・・と、いうわけでみんな酔っぱらっています。

  ってか、シモさん映りたがり過ぎんすよっ!!

 次回の日本酒の会は今年最後。
平成29年12月「日本酒を楽しむ会」

 次回:12月16日(土)18時~
会場:「鬼門」八戸市鷹匠小路17
電話0178-44-7356